見出し画像

サッカーの原理原則

サッカーの原理は非常にシンプルで、
・制限時間内に点を取り合う
・手以外を使う
・左右対称のコート、ゴール
・1つのボール
全てはこの4つからスタートする。そのためになにをすべきか?を紐解いてトレーニングに落とし込み原理原則を伝えていく。コーチの仕事はそれしかない。

点を奪い、点を奪われない事が原点

点を奪われないようにするためには?ゴールにフタをする。ゴールとボールの間に立って相手を妨害する。これがDFの原理。では、オフェンスの原理は?相手のフタがないところから攻めこむ。結局サッカーとはこの繰り返しなのである。まずは相手がいない場所にポジションを取ることがゴールに近づく事を最初に体感させられているコーチはどれほどいるだろうか?
一度このコツを掴んだ戦術は点を奪うことに夢中になる。すると今度は、やられないようにDFもマークの仕方を工夫したり、視野の取り方を覚えたり。そこから駆け引きが生まれていく。

原理からトレーニングを作る

特にジュニア年代というのは、どうしたら点を取れるのか?試合に勝てるのか?という欲求が強い為、結果につながる体感をさせてあげると一気に集中力があがり夢中でトレーニングに打ちこむ傾向がある。逆に結果につながらないことをやっていると思った時は全くやる気にならないという事をよく見てきた。
誰しもサッカーを、はじめるきっかけというのは店を取り試合に勝ちたいという思いがあって始めている訳で、いかに点を取った気持ち良さを体感させ勝利に導けるか?コーチの力量が最初に問われるところである。

勝利するという目的から逃げない

私が出会ったコーチの中で、勝てない試合が多くなると今は勝つ時ではない。といって、テクニックトレーニングに逃げてしまったコーチを何人か見てきた。
それは、コーチの考えであって、戦術は勝ちたいと思って試合に臨んでいる訳で、なんとか勝つ方法を見つけようとゲームをしている。今は勝てなくても、次のゲームに勝利するためにチームを分析し、プレー原則を共有し
トレーニングを組み立てる事を諦めず続けていってほしいと思う。そのためには、コーチは普遍的な原理原則を学び続けていくしかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?