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令和五年十月六日 護王神社(ごおうじんじゃ) 京都市上京区


晴明神社の後、烏丸通りを下がっていると、御所の西隣に「護王神社」が見えてきたので参拝をした。

護王神社は、平安京の建都に貢献した和気清麻呂公(わけのきよまろこう)をお祀りしてる。創建年は不詳だが、もとは洛西の高雄山神護寺の境内に清麻呂公の霊社として祀られていたらしい。古くは「護法善神」と称されていたが、明治七年(1874)、「護王神社」と改称される。

この神社の特徴はなんといっても猪。猪は、清麻呂公が悩んいた足萎え(あしなえ)治癒のきっかけとなった。そのため鳥居と拝殿の両脇には狛犬ならぬ「狛猪」が鎮座し、拝殿の方の狛猪は「霊猪像(れいちょぞう)」と呼ばれる。手水舎も龍の代わりに猪であり、境内に猪の彫刻作品が見られたりと、地元では「いのしし神社」として親しまれている。また同時に先の理由で、足腰の守護神としても広く崇敬されている。

表門
鼻を撫でると幸せに「幸運の霊猪」
拝殿
中門
祈願殿
チェーンソー彫刻「飛翔親子猪」。後ろの壁面には、絵柄が異なるたくさんの猪の絵馬


龍神ボニーとともに、龍神様の神社を巡る 68

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