龍神と繋がる旅『魂の宮古島 その③』

夜明け

ベランダから見える朝日がことのほか美しい朝でした。
こんな風に日の出を見たのはいつぶりだろう?

7時半にホテルロビーに集合でしたので
その前に朝食を取りにラウンジへ降ります。

和・洋・中がそろったビュッフェ形式の朝食は
どれもこれも美味しくて

特にゴーヤが好きだった私は
ひとりゴーヤフィーバーにハマり
「きゃ~ゴーヤの漬け物♪ゴーヤチャンプルー♪
ゴーヤサラダ♪ゴーヤジュース♪」
とテンション上がりまくっておりましたw


今日は御嶽へ行く前に
海で禊ぎをする予定になっていましたので
服の下は水着を着込んでいます。
ホテルでタオルを2本借りて
ロビーで集合
そして出発したのです。

車で15分程度で到着。


その美しい入り江には
朝が早いこともあり
まだ誰も海にいません。

私たちは 海に入る前に身元を明らかにした上で
祈りをささげ ともさんから守りをもらいました。

ここの場所も特定されないように詳細は伏せますが
とにかく 水が温かで深くても気持ちのよい海でした。

30分ほど
海に潜ったり泳いだり
ほとんど海水浴のように遊んでいました(*^_^*)


が・・・・


ここで私は神様からの強制浄化をさせられました。

海から上がる前に
ちょっとだけ・・・・おしっこをしちゃったんです。
そうしたら・・・・

着替えている最中も
車に戻る途中も
さらにホテルに戻る車の中でさえも

おしっこが止まらなくなっていたんです。

えっ?えっ?

どうして止まらないの?

もう自分の意志ではどうにも出来ない状態になっているのです。

情けないですが
タオルを股に挟んでお漏らしをしつつ(笑)


最初は禊ぎの海でおしっこをしてしまったことを

神さまから怒られたと思っていたのですが

ともさんに話すと『強制浄化させられてるのよ』

と笑われました

ホテルに戻って一目散にトイレへ行ったら
ようやく止まりました。



さて 気を取り直して
いよいよ御嶽巡りの開始です。

車を走らせて
最初の御嶽へ行く途中
もうすでにナビがおかしいことになったようで。。。

「んー なんでここの道を通らせるんだろう」

主催のともさんとサポートのなみさんが
ナビを操作しながら周りを確認しています。


何かあるんだろう。

みんなわかっていましたが
それが何かはわからない。


その場所は現在工事をしている最中のところもあり
大型トラックが何台も通過して行きます。

そして何回か同じ道を通ると

道の脇に 石積みされた場所がありました。
その奥には
「井(ガー)」と呼ばれる場所が。

石積みされた場所には
何もありません。

木が生い茂り少し暗い感じもします。

井(ガー)も水が涸れているようでした。


「こっちの(石積み)の場所からだね」

道の端に車を止めて
私たちは言われるがままに
お供え物や 
お水 お酒 お米 塩 などなど
石積みの場所へ運んでいきます。

「この場所には裸足で入るんだけど 私だけでいいかも」

ともさんがそういうと

「なんか、親父っぽい人が
よーきたなー!まぁ入れ入れって掃除してますけどwww」
と さやちゃん(笑)

「掃除してくれてるんなら みんなで入ろうか^^」

入るったって
下は砂利、そこへ裸足です。

みんな恐る恐る
供物などを持って入り

神事が始まりました。


ともさんの祈りに合わせて
私たちは 愛と感謝を祈ります。

というか
それくれいしか私たちには出来ない。


そして

空が明るくなり
暗かったこの場に陽が差しました。

「神様の化身(とかげ)が来てくれてる。
明るくなったね」

「みんなで歌って踊って欲しいというので
気持ちのままに歌ってね^^」


歌うといっても・・・・
何をどうしたら?

でも 私は
声を出したくて仕方ありませんでした。

説明が難しいのですが
私は勝手に「宇宙の歌」と呼ぶことにした歌を
心のままに歌いました。

身体が自然に動きます。
天に突き上げた手のひら。
しゃがんでは空に伸びていく。

ゆらゆらと揺れる身体と歌。

気付いたら本当に気持ちのよい
いわゆるトランス状態?に近い感覚を味わっていました。

「みんな泣いてる。お供えを取って食べる手が無数に伸びてる」

長い間 誰からも見向きもされなかったその場所は
私たちの祈りと歌と踊りで浄化されていきました。

そして 井(ガー)へ

そこで水をまき ともさんが祈りを捧げると
龍が通ったようでした。

「道は通じたから 龍をここへ落ち着かせようね」

「青い龍が入ってる!」

さやちゃんは 夕べの恐れから解放されたとたんに
あらゆる物を視える事が出来るようになったみたいです。

龍神まで視えるなんてすごいなー!

私はまだ 何も視えない。

さっきの神事の感覚も
単なる気持ちいい感じ だけだったのかもしれない。

私は

宮古島で何を得られるんだろう。


「次は○○の井(ガー)へ行けって」

次の場所が決まりました。

御嶽へは
いつ到着するんだろう?w


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