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【感想】デジモンアドベンチャー02って"つながり"を教えてくれる作品

こんにちは、りゅーじんです。
今回は、アニメ感想記事でまた大好きなデジモンシリーズについて書いていきます。
その中で今回は『デイモンアドベンチャー02』について書いていこうと思います。

書きながら思ったのが前半伊織の熱い話ばかりでした(笑)

初めに

初代のデジモンアドベンチャーが1番有名だとは思いますがその続編である『デジモンアドベンチャー02』について知っている人はいますが初代ほど見ている人が多くなく、内容も覚えている方が少ないかと思います。

デジモンアドベンチャー02もすごくいい作品です。

キャラも少し世代交代はしたもののとても個性的でよく、
ストーリーも喜怒哀楽なものがバランスよく入っています。

あと曲もすごくよくて、特にジョグレスの時の『Beat Hit!』は鳥肌です。
展開もそうですが、前奏の感情を高ぶらせてくれる感じは
僕の中では『brave heart』を超えています。

語りたいポイントはたくさんありますが
今回は特に"つながり"といった観点でストーリーの感想を書きます。

『デジモンアドベンチャー02』において3つのつながりがあります。

・縦のつながり
・横のつながり
・未来へのつながり

これらについて順に説明します。

縦のつながり

縦のつながりとして
前作の中心的なメンバー(太一、ヤマト、空、光子郎、丈、ミミ)は、
中学生となり、今回は、バックサポートとして大輔たちを助けます。

いわゆる、先輩としてのサポートです。
アニメにおいて、親子としての次世代に対するサポートはあるかと思いますが単に先輩と後輩となって続編で進むアニメって今でも珍しいような気がします。

デジモンアドベンチャーでもあった"紋章"が
先輩から後輩への受け継ぎにいい役割を果たしてくれたなと思いました。
改めて見てよかったのは
第16話『サブマリモン海底からの脱出』における
丈➡︎伊織への誠実の紋章です。

伊織が嘘をついてはダメと教えられている中で
大輔たちがピンチとなり丈の塾の受付の人に嘘をつくというシーン。
丈は全然怒っていなかったが
伊織がめちゃくちゃ嘘をついた自分に引きずっていました。
そこで丈が「ついていい嘘とついてはいけない嘘がある」という言葉から
伊織は立ち直りましたが、結構、考え深いシーンだと思います。

丈の紋章は"誠実"なんですけど、誠実って結構抽象的で表現するのって
難しいと個人的には思っています。その誠実という部分をそのような形で表現して受け継いだのは大人になって分かる、つながりを感じるシーンでした。


また、伊織って地味なキャラポジション(伊織ファンの皆さんすみません)ですが、ストーリーの重要ポイントに絡んだり感動要素は多くあります。

伊織のお父さんとおじいちゃんは本作品で超重要ポイントでした。

及川という敵キャラの友人が伊織のお父さんでした。
しかし、お父さんは事故で亡くなっており、それを繋ぐきっかけとなったのが伊織のおじいちゃんでした。

このストーリーの面白いところって縦のつながりが出てきたところだと思うんですよね。まさかの展開でしたがこのつながりは熱い。というのも及川が悪いやつと思っていたのが実は自分の父の友人だった。そんな正義感の強い伊織がためらったりするところ、最終回で及川さんを運ぶところ。

そんなことを思うと伊織めちゃくちゃいいキャラですよね。
もっとラスエボでも活躍して欲しかった。

先輩後輩だったり、お父さんの世代も交わりながらつトーリーが進んだので
縦のつながりを学び、考えさせられる部分は初代と違ってあった部分でした。


横のつながり

横のつながりは、
世界中の選ばれし子供たちと協力し、
危機を乗り越えていく
という部分です。

アニメや漫画では、外国であっても
言葉の壁は、あまり気にしないことが多いのですが
デジモンの場合は、その国に合わせるんですよね(笑)
そんな中、子供たちなりに考え、
コミュニケーションを取りながらストーリーが進んでいきます。

共通の目的があると世界中って協力する一方で
共通の目的がない限り、世界の人と交わる機会ってあまりない。と思いました。

せっかくいろんな人がいるのになんだかもったいない。
今の時代SNSもあり、翻訳もスマホで簡単にできるようになっているので
今自分が高校生に戻ったら、世界中の人と絡みまくって視野を広げて楽みたいです。

また数年後同じ後悔をしないためにも今日からコツコツやっていこうとは思います。

世界編から横とのつながりの大切さを学びました。


未来へのつながり

誰もが驚愕した最終回。
時が25年後になります。

ええっ!!

って当時は小学校1年生だったので深くは思わなかったのですが
たまに一緒に見てた親が驚いていたのだけは今でも覚えています。

今となっては、確かに急な最終回の展開ですよね。

25年後にメンバーそれぞれがどうなっているのかまで説明があったのですが
個性的でいいなと思いました。大輔がラーメン屋になるっていうのもマーケティング法を変え、大ブレイクしてるし、太一がデジタルワールドと人間界をつなぐ外交官になるということも職業としても面白いです。

ラスエボが公開されたことにより02の最終回までにどう繋がったの?
って妄想が膨らむのも個人的には嫌いじゃないです。
本当に02の放送からの25年後の2025年に何か分かるんじゃないのか?
自分は思っているので楽しみにしています。

ただ、未来を思い描くって大事ということは改めて感じました。
めっちゃイケてる仕事ができる人でもいいですし、逆に
誰にも迷惑かげずに最低限の労力で生きていくでもいいので、
理想としている自分を描き、それを目指していくのは大事ですね。

自分も全然描けてなかったので、今もなんとなくの人間になって
それがいいのかと言われると違うので理想の自分ではないんですよね。
今日からでも描いて未来につなげようと思います。


最後に

なんかいつも深いように浅いことを書いているような気がしていますが
そもそもゆるく書くのが本コンテンツにおけるモットーなので
そこはご理解いただきたいです。

ただ、どのアニメも学ぶことはあります。
せっかく見るのであれば自分の人生が少しでも豊かになれる視点やヒントが得れたらよりいいですからね。

とりあえず、強制はしませんが
子供にはデジモンシリーズは見せたいですね(笑)

『デジモンアドベンチャー02』は"つながり"を教えてくれるので
そんな視点でもう一度見てみようと思ってくれる人がいればと思います。


今回は、以上です。

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