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ネイバーアーティスト 生みだす人①「スポーツ×地方創生の福永 淳史くん」

身近に感じるアートを
「ネイバーアート」と名付けました。

それを生み出す人はもちろん
「ネイバーアーティスト」です。

Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト

この二つをぼくなりの
読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。


生みだす人
そこから感じるモノ

地域おこし協力隊となり、改めて新富や宮崎と関わり、いろんな地域で活動するメンバーと出会う機会が格段に増えました。ほぼ毎日、新しいメンバーに出会っていると思います。そのメンバーは何かを生みだしている。もしくは生みだそうとしている人であり、ぼくにとってはネイバーアーティストです。そんな方を「生みだす人 そこから感じるモノ」として紹介します。

「スポーツ×地方創生」をテーマに目指す 福永淳史くん

まず第1段は、ぼくとほぼ同時期に新富町地域おこし協力隊になった福永淳史くん。スポーツで地域を盛り上げようとしていて、新富で活動する魅力あるメンバーのひとりです。カヌー競技の経験者で、いわゆる体育会系かと思いきや、ぼくは勝手にシンパシーと親和性を感じる部分がすごくあります。

福永くんの活動するフィールドはぼくにとって居心地がよく、SUPやヨガをするきっかけになったり、他団体やアクティビティのフィールドの視察等にもついていき、そこでぼくの活動につながる気付きや発見がありました。

どうして他ジャンルのアートで活動するぼくにも、そんな体験が得られるのか。それは、彼のスポーツ観が強く引き寄せているような気がします。

福永くんにとって、楽しく体を動かせれば、なんでも「スポーツ」だそうです。散歩やキャッチボール。もしかしたら、家庭菜園の農作業とかもそうかも。

去年10月に彼が企画・実施したイベントの「焚き火トリップ」は、ヨガ、SUP、BBQ等を満喫し楽しむ場が生みだされ、最後の焚き火ではその場にいるみんなが満足した雰囲気がありました。富田浜のフィールドを利用して、体を動かし、非日常で、且つゆったりまどろむ感覚にひたる。ぼくはアートプログラムにもつながる内容だと思っています。

何かを生みだすもの。地域の暮らしや営みにも「アート」があると思っているぼくにとって、広いスポーツ観を持ち、生みだそうとしている福永くんは、重なるものがあるように思うんです。

今後もいろいろ計画しているようです。福永くんの生みだすモノ、ぜひご注目ください。


甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。

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