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ネイバーアート 生みだす人「篠笛奏者 物部聖子さん」

身近に感じるアートを
「ネイバーアート」と名付けました。

それを生み出す人はもちろん
「ネイバーアーティスト」です。

Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト

この二つをぼくなりの
読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。


生みだす人
そこから感じるモノ

地域おこし協力隊となり、改めて新富や宮崎と関わり、いろんな地域で活動するメンバーと出会う機会が格段に増えました。ほぼ毎日、新しいメンバーに出会っていると思います。そのメンバーは何かを生みだしている。もしくは生みだそうとしている人であり、ぼくにとってはネイバーアーティストです。そんな方を「生みだす人 そこから感じるモノ」として紹介します。

先日、新富町内で知り合った 篠笛奏者の物部聖子さん(もののべ さとこ さん)。となりの西都市でライブがあると聞いて、さっそく先日行ってきました。和太鼓奏者の小林太郎さんとのユニット「かんがみぞ」の演奏で、宮崎でなじみのある「いもがらぼくと」などの民謡やオリジナルの曲がありました。

和楽器ユニット「かんがみぞ」

このライブで興味深いなと思ったことがあって。最後にYOASOBIの「夜に駆ける」を演奏してくれて、その時はじめて「聴く」のスイッチに身体が切り替わったんです。たぶん、普段聴いたことある曲が流れたので、身体が「聴く」モードに切り替わったんだと思います。じゃあ、それまでは「聴く」ではなかったのか?ライブ中の他の曲の感覚は、ちょっとかっこよく言うと「世界に入る」感じだったような。

音を奏でることで「世界をつくる」。それを聴くことは「世界に入る」。スイッチが切り替わるようにはっきりと身体の感覚が変わったので、とても印象に残りました。ライブはおもしろいです。

聖子さんは先日初めてのCDを発売されてます。太郎さんとのユニットのライブは6月にも開催予定なので、よかったらお二人の世界に行ってみてください!

「かんがみぞ」のライブ情報等は、→こちら


甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。

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