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セルフナレッジの力で自分を輝かせる方法

こんにちは、インドで100日修行をした自称「破戒僧」の竜二です。

かつて私は数年の間にインドに12回渡印し、僧侶のみに伝えることが許可されているスートラを伝授されました。

それを元に何日も沈黙を保ち内観するプロセスを経験しました。

■セルフナレッジとは

その経験によって、スピリチュアルな成長にとってはセルフナレッジは欠かせないものだと気づきました。

セルフナレッジとは、己を知る技術であり、自分自身のことを深く知ることです。

心理学的には

自分の感情や思考や行動の原因や目的を理解すること。

コーチング的には

自分の強みや弱みや価値観や目標を明確にすることです。

ではセルフナレッジを持つと、どんなメリットがあるのでしょうか?

■セルフナレッジのメリット

私は、コーチ目線では以下の3つのメリットがあると感じています。

①前向きになれる
②進歩になる
③未来を拓く

①前向きになれる

私たちは、日々さまざまな出来事に遭遇します。

その中には、嬉しいことや楽しいこともあれば、悲しいことや辛いこともあります。

出来事に対して、私たちはいろんな反応をします。

その反応とは、自分の感情や思考や行動の表れです。

反応には、心地よいものと不快なものがあります。

心地よい反応とは、自分や他人にとっても有益なものです。

不快な反応とは、自分や他人にとって有害なものです。

例えば、失敗したときに、自分を責めるのは不快な反応です。

自分を責めると、自信やモチベーションが低下し、さらに問題ばかりに意識が向いてしまい失敗の可能性も高まります。

これでは、反省という名の自己虐待をしているようなものです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

私は、「反省」ではなく「内省」をすることをおすすめします。

内省とは、自分を知ることです。

自分の感情や思考や行動の原因や目的を探ることです。

自分の強みや弱みや価値観や目標を確認することです。

内省をすると、出来事に対して、中庸な(中立の)反応ができるようになります。

例えば、失敗したときに、自分の成長のためのヒントや改善点を見つけるのは中庸な反応です。

自分の成長のヒントを見つけると、自信やモチベーションが向上し、ステップアップにもつながります。

これは、内省という名の自己受容(自己肯定)です。

内省とは、自分を成長させることでもあります。

なぜなら出来事には必ず良い側面が隠れているからです。

それを見つけて、バランスをとりましょう。

そうできれば、より前向きになれるし、やる気もでてくるからです。

②進歩になる

私は、活き活きしている人たちは、日々さまざまな目標や目的に向かってチャレンジする傾向があると思います。

その中には、仕事や勉強や趣味や人間関係など、様々な分野があるはずです。

目標や生きる目的に向かってチャレンジするとき、

それを継続することができる人や変化する人ほど自己評価をします。

その自己評価とは、

身体反応や感情の強さや翻弄され具合やその時間の長さの変化(立ち直るスピード等)

または自分の成果や能力や効率や満足度などを測ることです。

評価には、客観的なものと主観的なものがあります。

客観的な評価とは、数字やデータや事実に基づくものです。

主観的な評価とは、感覚や感情や意見に基づくものです。

例えば、テストの点数や業績の数字やスポーツの記録などは客観的な評価ですよね。

テストの難易度や業務のやりがいやスポーツの楽しさなどは主観的な評価です。

評価にも、プラスに働くものとマイナスに作用するものがあります。

プラスに働く評価とは、自分や他人にとって有益なものです。

マイナスに作用する評価とは、自分や他人にとって有害なものです。

例えば、自分の能力を過小評価するのはマイナスに作用しやすい評価です。

自分の能力を過小評価すると、自分の可能性を制限し、考え過ぎてしまいチャレンジや成長の機会を逃します。

これは、謙遜という名の自己否定といってもいいでしょう。

謙遜とは、美徳でもありますが、それよりも自分を小さくすることにより強く作用してしまいます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

ビジネスの世界では数値化による客観性も大切にされていますが、

私は、そういった客観的な評価だけでなく主観的な評価もすることをおすすめします。

この主観的な評価とは、自分の感覚や感情や意見を尊重することであり、

心の声を聴くことつまりハートで生きることにつながるものです。

それは自分のやり方やスタイルやペースや目的を認めることです。

主観的な評価をすると、自分の能力に対して、徐々にバランスの良い評価ができるようになっていきます。

例えば、自分の努力や工夫や成果や楽しさを見出すことはバランスの良い評価ですよね。

自分の努力や工夫や成果や楽しさを見出しそれを認めると、自分の可能性を広げ、チャレンジや成長の動機になることでしょう。

これは、自信という名の自己受容です。

自信とは、自分を小さく観ているひとにとっては自分を大きくすることであり、

そうでない人にとっては、心の柔軟性や抽象度を高める(広い視野をもつ)ことです。

広い視野をもてばもつほど、心がブレても元に戻りやすい軸ができていきます。

自己評価には必ず主観的な面もあって自己肯定しようとする傾向もあるからです。

自己肯定は自分の軸を堅く強くしようとしますが、根拠があるので逆に折れやすく立ち直り辛くもなってしまいます。

それでは特に変化の激しい時代には、対応しきれなくなるので

それを察して、バランスをとりましょう。

柔軟性をもてばもつほど、進歩になるからです。

③未来を拓く

私たちは、日々さまざまな選択をします。

その中には、大きなものや小さなもの、重要なものや些細なもの、様々なものがあります。

選択をするとき、私たちは判断しますよね。

その判断とは、自分の意思や価値観や目標又は生きる目的などに基づいて、最善の選択肢を選ぶことです。

ですから判断には、合理的なものと感覚的なものがあります。

ここでいう合理的な判断とは、論理や理由や根拠に基づくものです。

感覚的な判断とは、直感や感性や気分に基づくものです。

例えば、コストや効果やリスクなどを基準にするのは合理的な判断です。

一方、好きや嫌いや楽しいなどを基準にするのは感覚的な判断です。

判断にも、プラスに作用するものとそうでないものがあります。

プラスに作用する判断とは、自分や他人にとって有益なもの。

マイナスに作用する判断とは、自分や他人にとって有害なものです。

例えば、自分の価値観や目標または生きる目的に反する選択をするのはマイナスに作用する判断です。

自分の想いに反する選択をすると

自分の幸せや満足度が低下し、後悔や不安の原因にもなります。

これは、迷い(葛藤)という名の自己否定です。

迷い(葛藤)とは、自分を制限することです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

繰り返しになりますが

仕事においては数値化による客観性も大切にするものですが、

私は、そういった客観的な評価だけでなく主観的な評価もすることをおすすめします。

つまり、合理的な判断だけでなく感覚的な判断もすることをおすすめします。

その感覚的な判断とは、自分の直感や感性や気分を信頼することです。

自分の好きや嫌いや楽しいなどを大切にすることです。

選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には「何をしたらよいか?」ではなく、自分を使って「何をしたいか?」である。

ピーター・F・ドラッカー「断絶の時代」より

私たちは目的や目指すものがある限り常に成長する“若者”でありつづけます。

感覚的な判断をすると、自分の価値観や目標や生きる目的に対して、プラスに作用する判断ができるようになります。

例えば、自分の心や魂や夢に従う選択をするのは前向きな(プラス作用の)判断です。

自分の心や魂や夢に従う選択をすると、自分の幸せや満足度が向上し、希望や信頼の源になります。

これは、「勇気」という名の自己受容です。

勇気とは、自分を可能性を拓くことです。

それは判断には必ず感覚的な側面もあるからです。

それを察して、バランスをとりましょう。

そうすれば、未来が拓けていくからです。

■セルフナレッジを高める3つの方法

ではセルフナレッジを高めるには、大きくわけて以下の3つの方法があります。

①内省する=自己理解を深める
②新しいことへの挑戦をする
③他者と交流する

①内省する=自己理解を深める

自己理解を深めるためには、自分自身を振り返る時間をとることが必要です。
具体的には自分の過去の経験や今抱え込んでいる悩みや大切な事や生きる目的や目標などを書きだしてみましょう。
信頼できる人に聞いてもらうのも自分を深く知るきっかけになります。

②新しいことへの挑戦をする

新しいことに挑戦することで、自分の可能性や強みを発見することができます。今までしたことがないことに挑戦するのも良いですし、自分の興味や関心のあることに没頭するのも良いでしょう。

③他者と交流する

他者と交流することで、自分とは異なる価値観や考え方を知り、視野を広げることができます。さまざまな人と会話をしたり、異文化に触れたりするのも、セルフナレッジを高める効果があります。

■具体的な方法

具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。

・自己分析を行う

自己分析には、自己評価シートやワークシートなどを活用すると良いでしょう。自分の強みや弱み、価値観や目標などを書き出していきます。
一般的にはストレングスファインダーを活用したり、プロファイリングを学んだりするのもいいでしょう。

・新しいことにチャレンジする

新たなチャレンジをするために目標を設定し、それを達成することで、自分の能力や可能性を信じることができるようになります。小さな目標でもいいでの達成可能な目標を設定するようにしましょう。

・メンターやコーチと関わる

メンターやコーチは、自分の成長をサポートしてくれる存在です。信頼できるメンターやコーチを見つけて、定期的に面談やアドバイスを受けるようにしましょう。

セルフナレッジは、日々の積み重ねで高めていくことができます。
ぜひ、自分に合った方法でセルフナレッジを高め、自分らしく生きるためのベースを作ってみてください。

■まとめ

今日は、セルフナレッジの力で自分を輝かせる方法についてご紹介しました。

それは、反省ではなく内省で前向きになること、客観的な評価だけでなく主観的な評価もすること、合理的な判断だけでなく感覚的な判断もすることです。

これらの方法を実践すると、自分の感情や思考や行動に対して、よりバランスをとることができるようになります。

バランスをとると、自分や他人にとってエコで優しい(有益な)反応や評価や判断ができるようになります。

エコで優しい(有益な)反応や評価や判断をすると、自分の成長や進歩や未来にもつながります。

そのように自分の成長や進歩や未来につながれば、きっと自分の幸せや満足度や自分への信頼も高まるはずです。

自分の幸せや満足度や信頼が高まれば、自分を受容することができます。

自分を受容することができると、結果的に本来の自分らしさが輝きます。

本来の自分らしさが輝くと、とりまく世界も輝きを増します。

世界の輝きが増すと、より人生を楽しむことができるでしょう。

人生を楽しむことができれば、きっとそれを分かち合ってより幸せになっているはずです。

そのように幸せになっているると、セルフナレッジの力を信じることができ実感するようになります。

セルフナレッジの力を実感するほど、葛藤や悩みがなくなっていきます。

葛藤や悩みがないほど、自分らしさが輝きます。

自分が輝くほど、セルフナレッジの力をあらためて感じるようになります。

セルフナレッジを持つこととはスピリチュアルな道そのもの。

このように、セルフナレッジの力は、自分と世界との関係をより良くするための流れ(循環)そのものです。

この流れ(循環)に乗ることで、自分が輝きます。

自分を輝かせることができる人は、世界を輝かすことができる人。

世界を輝かすことができる人は、人生を楽しむことができる人。

人生を楽しむことができる人は、幸せな人。

そのような幸せな人は、セルフナレッジの力を持っている人。

あなたも、セルフナレッジの力を発揮しませんか?

もし持っていないと思うなら、今すぐにでも、反省ではなく内省をしてみましょう。

客観的な評価だけでなく主観的な評価もしてみるのです。

合理的な判断だけでなく感覚的な判断もしてみましょう。

そして、自分の感情や思考や行動や生きる目的に対して、バランスをとってみてください。

そうすれば、あなたも、セルフナレッジの力で自分を輝かすことができます。

自分を輝かすことができるあなたなら、きっと世界を変えていきます。

そうやって世界を変えることができるあなたは、人生を楽しんでいるはずです。

人生を楽しんでいるあなたは、幸せを分かち合っています。

幸せを分かち合っているあなたは、セルフナレッジの力を実感しています。

セルフナレッジの力を実感するあなたは、自分を輝かす方法を知っています。

自分を輝かす方法を知るあなたは、セルフナレッジの力を確信します。

このように、セルフナレッジの力は、自分と世界との関係を良くするための流れ(循環)です。

この流れ(循環)に乗ることで、あなたは、より自分を輝かせます。

自分を輝かすことができるあなたは、幸せな人です。

より幸せな人になりましょう。

セルフナレッジの力で。

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