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炎上とは無縁のあり方とは

の関連記事です。

心のフィルターが創る現実

炎上って聞いて心地いい人はいないですよね?

もちろん、

それがポジティブなことなら「バズる」と言うのかもしれませんが、

多くの人が「目くじら」を立て、

自分が信じる「正しさ」や「ルール」に反するものをバッシングしやすい社会になっているかのようです。

でも、

そんな堅苦しい社会に生きていて幸せなんでしょうか?

客観的に自分を観るためにも

一度インドに行ってみることをおススメします。

10年前の今日(2014年7月5日)

私は初めてインドに行ったとき

チェンナイ(南インドの大都市)やハイウェイなどで

とても大きな衝撃をうけたからです。

日本で生きていると

まわりに「期待」していることに無自覚で

その「期待」に応えてくれないから

まるで子供の癇癪のように、ハラを立ててしまうものですが、

ここインドで出会う人は

みんな自分のルールに当てはまらない人ばかりだからです。

ハイウエイの料金所にはトラクタが並んでる

ハイウェイでは当たり前のように

☝片側2車線の道を乗用車やトラックが逆走してきて、それを何事もなかったように運転手が避けている。右の小さな壁は中央分離帯でそこに物売りの人やハイウエイを横断する人が良くたっているし、牛が寝ていたりする

ダンプカーやバスやバイクが逆走してきますし、


チェンナイなどの大都市の道では、


車線なんて関係なしに

車線はあってないようなもの

ちょっと隙間があれば車は突っ込んできます。

クラクションはあいさつ代わりで、

なんともまあ、

アジアにありがちなバイクの乗り方

アジアの国にはありがちなカオスな状態です。

チェンナイの交通事情は、凄い。こんなに街中を車が走っているのに渋滞しないのは隙間があったら車線も無視してカオス状態で流れて行くからかもしれない。なのに事故がみあたらないところも凄い。なんか自由な国だ。バイクはファミリーが5人乗りしてたのが、目撃した最多乗車でした。

Posted by 江原 竜二 on Sunday, July 6, 2014

そんな環境にいたら、

もうバッシングなんてしても何の意味も持ちません。

まわりはみんな宇宙人のようで

相手が変わってくれることなんて

1ミリも期待できないから

きっとどうでもよくなるはずです。

「こんなカオスな状態で、クラクションが鳴りまくっていても事故や喧嘩が見当たらないですね?どうしてですか?」

という私の質問に

インド人運転手はこう答えます。

「正しさなんてこのインドでは最低でも言語の数(運転手曰くインド国内で80以上の言語があり同じ数の文化があるから正しさも最低でも80種類以上ある※)から、ひとそれぞれ、だからこっちの状況をそのまんま、こうやって(プーップーッ!)相手に伝えるだけでのことです。」

※私のつたないヒアリング能力で聞いた内容を元にしているので、実際の言語(方言)の数や文化の数とかは、あまり重要性が感じられないので調べていません。


さて、

インドのことはさておき、

世の中は心のフィルター次第で違った現実を見せてくれます。

ヒトは心(脳)のフィルターを通して現実を体験する

心の一部が脳にあるとしたら

脳のフィルターでも分かり易いこんな事例があります。

2015年に話題になった「青黒のドレスか白金のドレスか」というドレスの色論争をご存じでしょうか?

脳の補正によって色の見え方が変わることからも分かるように、

何を信じ、どのような生活習慣を送っているかによって見え方が違ってきます。

もしそうなら、

正しさってあなたが体験した事実(現実)を元にしていたとしても、

突き詰めると、

何を信じていようが、

どのような現実を体験しようが、

他人と自分の現実は異なるのだから、

どうでもいいことだと思うんです。


ここで想像してみてください。

あまりにもかけ離れた文化圏の人が周りを取り囲んでいるような場所で、

もしあなたが生活しているとしたらどうでしょう?

きっと炎上しようがないと思いませんか?


今の日本に住んでいても

炎上に反応しない人であるなら

そうであるほど、

違う信念を抱く他者を尊重しているのかもしれませんね。


きっと彼らには、こんな感覚があるはずです。

(まるで南インドの住民や僧侶と同じように。)

「あなたはそれでいい、私は私、そしてソレはソレ。」

このマインドや感覚を持つことで、

自分と他者をしっかり区別しつつも、

ハートの部分では深い理解と一体感を感じられるようになります。


「私はソレで、ソレは私。」
=ハムサ、ソーハム(サンスクリット語)

つまり、

頭では

「私は私、あなたはあなた」

ハート(心の奥底)では

「私はあなた、あなたは私」

なんです。

インドの山で冥想修行を重ね、

その度、

チェンナイなどの都市を経由して帰国し国内で日常生活をするにつれ、

こんなシンプルな感覚が私にも根付いてきました。

もっとシンプルに言い換えるなら、

「みんな違って、みんな同じ」

って言葉にしてしまうと矛盾しているようですが

これこそ調和そのものだと思うんです。

その感覚が身につくと不思議と心が軽くなります。

あなたも☟こんな風に試してみませんか?

誰かの意見を聞いた時、

「ふ~ん、そんな現実もあるんだぁ!」

と思ってみるんです。

そうすると、きっと新しい世界が見えてくるはずです。


誰かの現実はあなたは体験できないかもしれない。

でも、それでいいんです。

青黒のドレスが金白のドレスに観えているのなら

それがあなたの現実で

青黒のドレスに観えなくてもいい。


違った脳が体験している真実(現実)は

同じような脳にならない限り体験できない。


もし人間の脳の数だけ存在する違った現実があるのなら

真実なんて

そんな重要なことじゃあないはずです。

真実の証であるエビデンス(証拠)があったとしても

それにのめり込むことなく

利用する側になりませんか?

エビデンス(証拠)も誰かが意図的に創ったものなんですから。

(☝科学における観察者効果)

このように観え方が変わることを「覚醒(目覚める」ということもできます。

こんな覚醒を積み上げていくにつれて、

炎上にも振り回されることなく、

より穏やかな心で日々を過ごせるようになるかもしれませんね。

長い文章をここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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長い文章をここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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