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掌握小説集

14
「書ける世界は人間が作ることができる(?)」 (すべてフィクションです)(´ω`)
運営しているクリエイター

#未来

車好きの社員(フィクション)

「新卒が全然いない。どうにかしてくれ!」 人事担当らしき人は汗を全身に浴びている。 こんな…

Ryuji.M
5年前

フリー顔(フィクション)

「ねえ、なにこれ?」 スマホを見せながら、娘は涙目になっている。 誕生日プレゼントに買って…

Ryuji.M
5年前
2

おいしいお肉

「いらない。」 「えっ。どうしてかな?」 「おいしくないもん。」 「これは、なかなか手に入…

Ryuji.M
5年前
4

変な本屋

駅前に新しい本屋ができたので入ってみた。 ふかふかの椅子に座って、本を読んでいる人がいる…

Ryuji.M
5年前
11

AIサイバーwar

「警視庁が攻撃を受けてます!」 「またか!おい、弾の準備はできてるか?」 「はい。配置しま…

Ryuji.M
5年前
1

故障の原因

少し小説を。 「うーん。これはどうしようもないな。」 シュレッダーを見た修理の人が言った…

Ryuji.M
5年前
7

政府よりも企業

本を読んでいると、老人に出会った。 ー「紙の本とは珍しい。同士だな。」 彼も紙の本を持っていた。 「あなたは?」 ー「ここで生まれた者だ。久しぶりに戻ったら、やはり更に荒れ果てていたよ。あそこの線路は路面電車の線路でな。夏目漱石の小説で出てきた電車が、復刻されてはしっていたよ。ここが「しのくに」なんて言われる前のことだが。」 「ああ、知っています。政府を壊した日ですね。」 ここに来る前に、目の中のマイクロチップへ、記録映像をダウンロードして見た。 国会議事堂を何