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2020年コロナショックの始まりか?

伊勢です、

雲行きが怪しいです。

くるくると言われていたリーマンショック級の
経済クライシスですが、、

今年の11月ぐらいかな、と長らく言われてきました。

11月にアメリカの大統領選があるので

「トランプもその辺りまでは
株価を下げないでしょう」

という見立てでした。

しかし、

一昨日から、雲行きが怪しくなってきました。

アメリカの株価は過去4ヵ月間分の上昇分が
たった3日で吹き飛びました。

その後も下げています。

日本も同様です。

日本の場合は、消費税アップ後のGDPが、
約マイナス6%でしたので既に危機的でしたが、

オリンピック開催も危ぶまれるなど
かなり危機的な状況に追い込まれています。

短期的な原因を探ると、
コロナウイルスの”せい”ということになりますが、
既にいつ落ちてもおかしくない状況でしたので、

トリガーを引いたのがコロナだった
というのが実際のところです。

今後ですが、

もちろん、アメリカ(FRB)も
対策をしてくると思います。

トランプ大統領も再選のためには
ここで株価を大暴落させるわけには
いかないので、間違いなく対策は
打ってきます。

ただ、今回ばかりは、、
結構やばそうです。

数年後に振り返ってみると

「2020年の2月24日あたりが
ショックの始まりであった」

と、なる可能性も
結構ありそうです。

各国の今後を推測してみましょう。


・中国
今まで蓄えてきたもので、どこまで
耐え凌げるかの瀬戸際だと思います。

場合によっては共産党政権の崩壊も
あるかどうか。。

どちらにしても、今回のきっかけに
急速に力を失っていく可能性が高いです。


・EU
EUは、中国とくっついていますので
(ドイツとフランスを中心に)
かなり厳しいと思います。


・アメリカ
最終的に、今回もアメリカが覇権は
揺るがなかった、ということになりそうです。

落ち込んでも復活も一番早いと思います。


・日本
日本もアメリカサイドについていれば
次の景気のサイクルでは、悪くない状況に
なると思います。

人口含めて、マイナス要因が多いですが
国際社会の枠組みの中では、
勝ち組の方に入れるのでその恩恵は
大きいと思います。

もう少し詳しく解説します。


・・・・・・・・


第二次世界大戦後の枠組みというのは

・米ソ対立
・国連主導(
アメリカリードで+EU&中国で国際秩序)
・米中対立

と変化してきたわけですが
最近の大きな変化は、

アメリカが国連を切り捨てに
入っている事です。

理由は、

国連での中国の発言力が
大きくなり過ぎました。

中国はアフリカやアジアで
お金をバラマキ、票を獲得。

EUもお金で中国側に付きました。

という流れの中で、
イギリスがEUを離脱し
アメリカ側に戻ってきた。

(イマココ)

という感じです。


・・・・・・

アメリカが、国連を切り捨てようと
している証拠ですが、

国連の下部組織である

・ユニセフを脱退

しました。

・WTO(世界貿易機構)
の裁判官を選ばずに機能停止に
追い込んでいます。

など露骨に対抗しています。

もうひとつが、環境問題での対立です。

EU&中国連合は、環境ビジネスを
ひとつの経済復興に使おうとしています。

グレタさんとトランプ大統領の
喧嘩には、こういう背景があります。

トランプが環境問題に
真っ向から反対している理由のひとつは
世界の覇権争いが絡んでいるということです。

今回のコロナウイルスで

WHO(世界保健機構)が
中国をかばう発言が多かったのも
WHOは国連の下部組織ですので
忖度があったということです。

もはや、国連は中国の発言権が強大で
中国のモノとなっていると
見て良いと思います。

では、アメリカは国連ではない
新たな枠組みをどう考えているのでしょうか?

それが、5アイズ+ワンです。

・ファイブアイズは、

アメリカ&イギリスを先頭に
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド

の英語圏5カ国。

それにプラスワンが日本です。

この枠組で基本は国際社会を
運営しようとしているのが
今のアメリカです。

その証拠に、

中国のファーウェイの通信機器を使わない方針に
協力しているのは、ほぼ、5アイズ+1だけですし、

イランでの防衛軍に入っているのも
5アイズがらみだけです。

イギリスは、
ファーウェイ問題について
先日、一部の機材を使うと
表明しアメリカと揉めていましたが、

これは、ガチではなく
よくある兄弟喧嘩の
牽制のしあいみたいなものと
判断して良いと思います。


・・・・・・・・・

世界では、

5アイズ+ワン

VS

中国&EU

という構図で
現在覇権を争っています。

この争いの中心的な
話題となっているのは
デジタル通貨です。

これは、今年一番のトピックであり
逆に言うと、争いのそもそもの
原因とすら言えます。

アメリカの覇権をもっとも
脅かすものがこのデジタル通貨です。

今となっては、

2年前の仮想通貨ブームというのが
なんだったのか?

しかけたのはどこの国だったのか?

などの疑問の答えが
はっきりと分かってきました。

答えは、中国です。

中国がデジタル人民元を
スムーズに始めるための布石だったと
考えて間違いなさそうです。

今の米対中+EUの対立構造がはっきりしてきたのは

・デジタル人民元の開始の発表

だったと思います。

そして、それに続いた

・デジタルユーロ取り組みの表明

このあたりが、コロナ前までだと
一番、大きなトピックスだったと
思います。

なぜ、デジタル通貨が
アメリカにとってまずいのか?

その答えは、

説明が長くなるので
省きますが、

気にある人は、

「ドル 基軸通貨 メリット」

などで、検索をしてみてください。


・・・・・・・・・・


では、

ロシアはどうかというと
表向きはアメリカ寄りではないですが

トランプ大統領が、プーチン大統領と
仲が良いのは、よく知られたことです。

同時に、

EUのロシア嫌い
中国とロシアの仲の悪さ

というのは間違いのない
事実です。

・・・・・・・

取り留めもなく書いてきましたが
今、世界の構造が変わりつつある事は
間違いがありません。

おそらく勝つのはアメリカ側だと
思います。

つまり日本にとって良いのは
アメリカ側につくことです。

アメリカ的にも今は日本の力を
求めていますので
結構大切に扱ってくれています。

世界中でトランプ大統領が好き
もしくは、悪くないと思っているのは
日本人ぐらいのものです。

それはつまり、今の日本は
アメリカになんだかんだと大切に
してもらっている

ということです。

しかしながら、日本も一枚岩ではありません。

今回のコロナ騒動を見ても
相当数の政治家が
中国にお金をもらっていそうです。

カジノの件で、一部出てきましたが
実際はもっと中国のお金が流れているはずです。

今回の件でいうと
怪しい動きをした人たちが
いましたよね。

国内にないのにマスクを送ったり
防護服を送ったり
寄付金を送ろうとしたり

あの露骨なゴマすりみたいなのは
忠誠を誓う何かだったのでしょうか?

自民党の二階さん
その派閥の人々
二階さんとあった次の日に
防護服を送ると発表した小池都知事
いつもながら鳩山さん、

本当に怪しいなと思います。

自民党の中にも
中国寄りの勢力はありますので
それが一番の心配です。


・・・・・・・・

今日のような話は
直接、生活やビジネスには
関係ありません。

なので、知らなくても
死なない話です。

ただ教養として知っておくと
いいことがあると思っています。

特に、投資やビジネスをするなら
世の中の変化の影響をモロに受けます。

今、世界で起きている事を
ある程度は理解しておかないと

適当な情報に踊らされて
間違った判断をしたり

過剰に不安になったり

逆に、目を閉じてシャットダウン
してしまうことで
成長のチャンスを逃してしまったり

とういこともあります。

これから、不景気にはいる
可能性が高いですが

きちんと、勉強をして
セットアップをしている人に
とっては、

チャンスにもなります。

しばらくは、世の中の状況を
冷静に観察して対応していきましょう。


伊勢隆一郎

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