【再自己紹介】坂本竜一はこんな生き方してきました

はじめまして、坂本竜一と申します。

私は現在、EUエリアの魅惑的なesports情報をお届けする"emue"を立ち上げ、Managing Directorを務めています。

"emue"はドイツでesports活動をしていたBankomaさんと立ち上げました。

EU諸国のesports活動は日本よりも遥かに先を行っている。
その活動を日本に伝えることで日本のesportsを繁栄させたい。
また、日本人選手が環境の良いヨーロッパで活躍する為の手助けをし、それを広めることでesportsを更に盛り上げたい。

このような思いを胸に抱き、プロジェクトを始動しました。

まだまだ生まれたての小鳥のような"emue"ですが、素晴らしい仲間も集ってくれて、絶対に成功すると確信しています。

本日はそんな"emue"の立ち上げメンバーでもある私、坂本竜一はいったいどんな人間なのか、どんな生き方をしてきたのかをご紹介したいと思います。

ゲームの嗜好

がっつりポケモン世代で育ちまして、育成系が結構好きです。
また、身体能力が試されるFPSなどは苦手で、どちらかというと戦略ゲームが好きです。

昔やった大好きなゲームですと
■ドラゴンクエスト テリーのワンダーランド(GB)
■オウガバトル64
■ファイアーエムブレム(封印の剣〜暁の女神)

この辺りはかなり熱を入れてプレイし、何周もしました。

esports系ゲームをやり始めたのは社会人になってから。
梅原大吾さんの「ストリートファイターⅣ」の試合に痺れ、ゲームセンターで波動拳や昇竜拳の出し方を練習し始めました。
▼因みに私が痺れた梅原さんの試合はこちら

しかしアーケードコントローラーを触った経験がなく、スマブラしかしてこなかった私には操作が難しすぎてプレイは挫折。観戦勢になります。

本気で打ち込んだ初のesportsタイトルはHearth Stoneです。
オンラインカードゲームだから可能な戦術や画面上に表現される鮮やかなエフェクトに魅了されました。
そして何より操作に練習が要らないのが嬉しかったです(笑)。

やり込んではいたもののセンスが無く中々成績は上がらなかったのですが、やり始めて2年目くらいで一度だけ最上ランク、レジェンドランクをヒットすることができました。

現在はクラッシュ・ロワイヤルやオートチェス、また、やっと動く様になってきたアケコンで色々な格闘ゲームを遊んでいます。
特にオートチェスが出た当初は一日16時間くらいプレイしてしまうほどハマり、シーズン2, 3で最高ランクのクイーンランクに到達しました。

オートバトルジャンルがもっと流行らないかなと期待しています。

船乗りをしていた

大学卒業後の最初の仕事は"外航船員"でした。
一般貨物を海外から運んでくる仕事です。

元々海が好きだった私は「神戸大学 海事科学部」という
船乗り育成学部に入学しました。
ただ、学部を選んだ理由はは学部名に『海』が入っていたからであり、入学するまで船乗りになるコースがあるなんて知りませんでした。

ただ色々話を聞くと、
・長期休暇があって海外旅行とかめっちゃできる
・給料が良い
・様々な海外の地で上陸体験ができる

となかなか面白そうだぞとなり、特に夢がなかった為とりあえず船乗りになってみました。

船の仕事は航海士と機関士があります。
私は両親の仕事が自営業のガソリンスタンドで車の整備を小さい頃から眺めていた為、機械いじりが向いていると思って機関士の道に進みました。

その後、3年半に渡って4隻の船に乗りました。
1回の乗船サイクルは大体「8ヶ月船の上、3ヶ月陸で休み」なので
32ヶ月分くらい海の上にいたかと思います。

esports業界転職を決意

社会人3年目、この頃にはesportsは異様な盛り上がりを見せていました。
プロゲーマーがあっちにもこっちにも出現し、プロチームもボコボコと出てきました。

機械整備が思ったより好きじゃ無いこと、そして時間拘束の精神負荷が思ったより辛かったとで船の仕事を続けることに悩んでいた私は
「esportsもいつまで盛り上がり続けるのかわからない。大好きなゲームを仕事にして、esportsに関われるのは今のタイミングがベストだ!」
と転職を決意し、1年間情報集取や転職準備をしたのち、esportsイベント関係の仕事に就きました。

その後1年半イベントディレクターとしてがむしゃらに仕事をしました。
好きな事を仕事にしたいと言って転職した以上、死ぬ気でやらないことほど馬鹿らしいことはないと思っていました。

海の仕事しか知らなかった私は最初は電話も取れない、企画書作れない、エクセル使えない、メール書けない(面接では全部できると言い放ちました)と散々でしたが、仕事に揉まれる中でひとつひとつ能力を身につけていき、だんだんと仕事を任せてもらえるようになってきました。

これからの"esports"

esports業界に飛び込んでみて色々なことが分かりました。
日本のesports市場はとても小さく、盛り上がってる様で経済的なシステムは海外に比べてとても貧相だということ。
海外ともっと関わっていかなければいけないのに、言語の壁なども大きく、グローバル化がしきれていないこと。

私は最初は大きなイベントをバンバン打ち出して、私の尊敬する選手たちが輝ける場所をもっと作りたいと思ってイベントディレクターをしていました。
しかし周りを見ると、そのポジションはもう既に大きな企業が牛耳っていました。

しかもイベントは華やかに見えますが、実は全然儲かりません。
epsortsのイベントで経済的に儲けを出していくのはかなり難しいと考えました。

更には2020年2月、コロナウィルスCOVID-19が襲来します。
最初は一時のものかと思っていたCOVID-19は世界中に拡散し、毎日多くの死者が出るようになりました。
そして世界各地で街のシステムがシャットアウトされ、多くの都市がゴーストタウンのような景観になってしまいました。

COVID-19は、2年以上の闘いになると言われています。
経済の仕組みも大きく変わります。
しかし、esportsは絶対に盛り上がる可能性があると思いました。

5G到来の可能性、在宅が多くなることによる配信視聴者数の増加などもそれを匂わせています。

新しい取り組みを始めるなら今だと確信しています。
まだ具体的な成功の道は見えていませんが、走り出し、世界を見つめて変化し続ければ、esports業界はもっともっと発展していくはずです。

現在の目標

私個人の最終的な目標は、ゲームが世間で見直される事です。
ゲーマーだった私は”オタク”として見られてきたし、ゲーマーは依然として褒められた仕事じゃないと思われています。

どうすれば世間からの目が変わるのか考えてきました。

そして今、日本の選手が海外で活躍する姿をもっと見せれば変わるのではないか、と思っています。

私はサッカーの試合をあまり見ませんが、ワールドカップで日本のトップ選手が国旗を背負って戦っていると聞くと、そんな私でも応援します。
野球もサッカーもしない私ですが、イチローの活躍や本田圭佑の活躍のニュースはどこか誇りに思えました。

esports選手もこのようになっていけると思うんです。

まずは自分たちにできることとして、EUのesports情報を発信する
そしてEUのesports団体との関係値を構築していき、日本人選手がEUの地で活躍するサポートをする。

日本人のゲームスキルは絶対に海外に負けやしない。
そもそも身体的特徴など関係なく、同じ土俵で戦えるのがesportsの良いところです。

そうすればきっと世のゲームに対する見方は変わっていくのでは無いかと信じています。

小さなことからコツコツと、実行していきます。

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