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魂と肉体と心と脳は別物として考えてる

魂ってのは、いわゆる精神。

自分自身。
自分自身の本質が魂。
俺の1番内側にあるのが魂。
俺が死ぬということは、俺の魂が死ぬということ。


心ってのは、感情に関する装置。

魂と同一視されがちだけど、ちょっと違う。
心は要はシステムで、ハック可能。
お腹が空いてたり人混みにずっといたりすると苛立ってくるのが心。
この苛立ちは魂ではなく、心によるもの。
心っていうのは個人差はあるけど、苛立ったり喜んだりするものは大体決まってる。
いま心がどういう状態か、いま心はどう動いているかを観察するのが魂。
心は魂のちょっと外側にある。


肉体ってのは、文字通り肉体。

臓器、骨、筋肉、皮膚とかが肉体。
肉体が疲れると心にも影響したり、肉体を動かすと脳にも良い刺激が行ったりする。
筋肉が多いと心に自信がついたり、糖分が足りてないと脳の働きも鈍ってくる。
肉体もシステム。ハック可能。


脳ってのは、文字通り脳。

脳もシステム。
例えば勉強で「この英単語は忘れたくない!」って思っても、それだけでは脳には伝わらない。
脳は既存の知識との結びつきであったり、繰り返した回数で重要度を判定する。
だから忘れたくない英単語は脳にちゃんと伝わるように周辺知識を教えたり、繰り返したりしなきゃいけない。
Siriに手話で挨拶しても返事してくれないのと同じ。
相手に合った伝え方をしなきゃいけない。




魂も心も肉体も脳も、別物ではあるけれど、とても近い距離にある。
とても近い距離にあって、互いに影響し合ってる。
どれかがダメになると、全体的にダメな方向に向かう。
1番ダメにしちゃいけないのは、魂。

魂は1番内側にある。
魂がぐらつくとすべてがぐらつく。

だからなんだって話ではあるけど、そう考えると楽になることもある。
例えば続けたいと思ってたことが続けられなかったとき。
そんな時は「自分は怠惰でダメな人間だ」と思いがちだけど、それは違う。
続けるための知識、技術が足りなかっただけ。
脳のハックができていなかっただけ。
魂を責めちゃいけない。

「続けたい」と望んだのは魂で、望むことは魂の大事な仕事のひとつだから、むしろ褒めてあげてほしい。
続けられなかったのは魂がダメなんじゃなくて、脳のハックの技術が足りなかったから。
あまり魂を責めちゃいけない。




Q. メタ認知みたいな話?

A. そんな感じ!
なんかダメだなーと思った時、「自分はダメだ」と思いがちだけど、
その「自分」ってのは、どの「自分」だろう?
と問うと良さそうだなーという感じ。
あまり活動的に過ごせなかった日を送ってしまって後悔したときに、「自分はダメだ」じゃなくて、
お腹が空いていた(栄養不足)とか、寒かった(動物的な本能)とか、そういう自分を構成するシステムに異常があるという発想があってもいいのではという感じ!

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