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ケーブルが多くても、目に見えなければ良い……を試行錯誤した私の机

はじめに

勤め先では在宅勤務が基本となり、先月頭には私の在宅勤務を紹介する note を書きました。

しかし、想定以上に机に向かう時間が延びそうであることから、さらに良い環境を目指したいと思い、試行錯誤してみることにしました。そこで参考にしたのがデスクをスッキリさせるマガジンです。

参考にした結果、2 つの目標を設定しました。

1. 座っているとき、正面にケーブルがほとんど目に入らないこと
2. 特にディスプレイを高い位置に置いても問題なく見えないこと

です。特に私の環境は複数のデバイスを切り替えながら操作できるようにしているため、接続するデバイスが増え、ケーブルも増えがちです。これらを見せないように試行錯誤してみました。

接続するデバイス

1 つのディスプレイ、キーボード、マウスで様々な環境を操作できるようにする。これがもともと私が構築していた環境でした。ディスプレイは DELL UP2516D という 25 インチ / WQHD のもので、これに

1. MacBook Pro (Displayport)
2. Windows ミドルタワー (HDMI)
3. HDMI スイッチャー (HDMI)
 3-1. PlayStation 4 / Nintendo Switch
 3-2. ケーブルテレビチューナー

これらを接続しています。さらに、 MacBook Pro とディスプレイの間には Thunderbolt 3 Dock があり、ここには外付け HDD や有線 LAN などが接続されています。

また、各種デバイスのサウンドは SPDIF (光デジタル) で出力 (Windows だけは USB) し、これを SPDIF スイッチャーを経由して FOSTEX HP-A3 に入力、D/A 変換したものをデジタルアンプの AL-202H に入れてスピーカーに流します。

このデバイス数だと、とにかくケーブルが多い……。これを見えないようにすることを試行錯誤してみることにしました。

ディスプレイ周りの試行錯誤

私の好みとして、ディスプレイは少し高めに設置したいと考えています。するとケーブルが見えやすくなってしまうため、これをなんとかしたいと考えて導入したのが、 Kensington SmartFit モニターアームです。

よくあるガス圧式のものとは違って、高さは固定で前後への引き出しと首振りさえできればよいと割り切った製品なのですが、見た目も良く、ケーブルマネジメントがしやすい仕組みが取り入れられています。

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ケーブルは適当な場所で面ファスナーでまとめて固定

このように支柱の中にケーブルを通せる仕組みが採用されているので、正面から見たときにディスプレイに接続されるケーブルは一切見えなくなります。このときに細いケーブルを選ぶことで支柱に通しやすくしています。例えば電源ケーブルはアイネックスの極細タイプにしていますし、 HDMI ケーブルも細線タイプにしています。

さらに、ケーブルの角度を調整することで、真正面からは一切のケーブルが見えない状態になりました。 MacBook Pro と Thunderbolt 3 Dock つなぐ Thunderbolt 3 ケーブルも、ディスプレイとディスプレイアームのパーツの裏に隠れて見えません。

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サウンド周りの試行錯誤

特殊なのがこの環境だと思います。 上から SPDIF スイッチャー / Thunderbolt 3 Dock / DAC / デジタルアンプと並んでいます。これらがとにかくケーブル地獄。

しかもどのデバイスも手元で操作できることが求められるため、完全に隠してしまうことが望めないものです。結果として、ケーブル数が多いものを下にして重ね、机の奥側に押し込み、ケーブルを面ファスナーでまとめてからすぐに机の裏に落としてしまう……という方法を取りました。

覗き込んでしまうと極めてグチャッとしていますが、机に座っているときは見えないという環境ができあがりました。

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LED が眩しいので、マスキングテープで隠しています

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覗き込むとケーブルがとても多い

ケーブルマネジメント

ケーブルマネジメントは机の幕板を活用しています。私が使っている机は fantoni GF ですが、これには幕板があり、幕板にケーブル受けを取り付けられます。これを活用しながら、落とし込んだケーブルが幕板の下から覗かないように面ファスナーでまとめてケーブル受けに引っ掛けています。

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大量のケーブルが落ちているが、幕板から下には出ないようにしている

さいごに

結果として手に入れたのが、

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このような環境です。マウスは Logicool MX Master 2S で、キーボードは Keychron K2 です。どちらも 3 台までのマルチペアリングに対応していて、 MacBook Pro / Windows にペアリングしています。マシンを切り替えても同じマウス、キーボードなので同じ感覚で操作ができ、しかもケーブルレスで実用性も極めて高くなっています。

目標としていたケーブルが目に入らないことが達成できて大満足です。もうしばらく在宅勤務が続きそうなので、ストレスなく仕事ができる環境作りは大切ですね。何かの参考になれば幸いです。

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