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「海外に長く住んでいる」=「英語の発音がきれい」の方程式に疑問を持っている

こんにちは、留学テラスです!

私は「海外に長く住んでいる=英語の発音がきれい」の方程式について、単純には成り立たないと思っています。

その理由を書いていきます。

留学なしで発音が上手!英語のそーたさん

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みなさんは、英語のそーた(@wn7m32g6uj31k)さんをご存じでしょうか?

彼は「英会話OneWay」というスクールや、ポッドキャスト「台本なし英会話」を配信している人です。

英語が大好きで、学生の頃に起業をした人なんですけど、彼はこれまでの人生で、一回も留学してないんですよね。

一度、英語のそーたさんとNate(台本なし英会話MC)の会話を聞いてみてください。

完全なネイティブ、とまでは行きませんが、会話は流暢だし、発音はネイティブに近いと思いませんか?留学なしですよ。

これを見る限り、海外に住んでいなくても、英語の発音はネイティブに近づけられると感じました。

サンフランシスコ在住!「日本語的」英語発音のdrikinさん

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一方、YouTube界の散在兄弟(長男):drikinさん。

サンフランシスコでソフトウェアエンジニアとして働いている、丸いお顔が特徴の可愛いオジサンです。

長いこと海外に住んでいるdrikinさんですが、英語の発音は(年齢的な要因もあると思いますが)がっつり日本語風(笑)

ためしに、最近上がっていた動画を見てください。

アメリカに長く住んでいるだけあって、会話は流暢なんですけど、Appleの店員さんとの会話を聞いていると、発音が日本人らしいなぁと思えてきます。

これを見ていると、「海外に長く住んでいる=発音が良い」「英語が話せる=発音がいい」とはお世辞にも言えないかな、と思います。

発音は自らの意思で「矯正」しなきゃ良くならないと思う

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ここまで、二人の事例をご紹介しました。

英語のそーたさんは日本在住で発音が良く、drikinさんはサンフランシスコ在住で発音はさほど上手じゃない。

私の身の回りにも、海外に何度行っても「発音はイマイチ」の人がたくさんいます。

「英語を正しく発音する」は「英語を流暢に話す」とは別次元の問題であり、「発音とは(単純に)滞在時間の長さに比例するものではない」ということなんですよね。

もちろん「上手に発音する方法に”出会う”確率」という意味では、日本に住んでいるより、海外に住んでいる方が、高いでしょう。

ただし、発音を良くしようと思ったら、発音矯正をしたり、ネイティブのしゃべり方を真似していかなきゃならない。

海外に長く住んでいても、発音を意図的に矯正していかなきゃ、英語の発音は上手にならないのです。

これが「海外に長く住んでいる=英語の発音がいい」の方程式について、単純には成り立たないと考える理由です!



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