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育毛剤の販売元から電話がきた

育毛剤が到着し、使い始めて5日目の昨日、 電話がかかってきた。

お昼ご飯を食べたあと、横になって昼寝モードに入り、深い眠りに入りかけた12:50分頃にスマホに電話がかかってきた。
『0120・・・』だ。なんだよ~ まだ昼休みの時間だろ・・・

育毛剤の会社からだった。
「お得なキャンペーンのお知らせです」と若い男の声だった。

「ご好評いだだいております、〇〇ですが、沢山のお客様から一個一か月もたないという声をいただいておりまして、先日送りました、3個に加えて2個分を「無料」で今月中旬にお送りしますが、いかがなさいますか?」

眠りかかっていた脳みそにとって、何を言っているのかよくわからなかった。聞き直した。

「たくさん使うと効果が早く表れているとのお声をいただいており、〇〇様にお送りしました、3個では3ヶ月を迎える前に終わってしまいますので。〇〇様は初回クレジット決済をなさっているので、2個分は無料でお届けします」

無料と言っておきながら、クレジット決済のことを言っている。
ようやく脳みそが活発化してきた。

要は、短期間に大量の個数を消費させようということだ。
1か月に1個のペースを、1か月に1.5個を消費させる。
その足りない2個を無料でくれるというのだが、
次回送ってくる3ヶ月後には、定価×5個を送ってくるということだと理解した。

確かに使ってみると、ワンプッシュ当たりの液剤が大量に出てくる。
取説通りのプッシュ回数にすると とても1か月もちそうにないな、と感じてはいた。

昔、醤油のメーカーが「醤油さし」の容器の穴の大きさを0.何ミリ大きくしたら醤油の消費量が多くなり、売上が爆上りしたという話しを思い出した。

そのキャンペーンの話しは断った。
なんだか、怪しい雲行きになってきたことを感じた。

会社側にすると大量の在庫を抱えて売りさばけていないのか、「無料」というキーワードで先食いをし始めているのか。
自転車操業の前触れか?

今回の電話で不信感が芽生えた。

3ヶ月間使って、効果が表れればそれはそれ。
効果がなくてもそれはそれ。

いずれにせよ、3ヶ月後以降は継続しないことに決めた。

100日以内の申請による返金保証というのも付いていたので
改めて条件を確認しておこう。


その担当の話しを「はいはい」と聞き流していたらどうなっていたことか。
相手の話しを遮って、自分の解釈を相手に問うた。説明の仕方が悪かったと認め、今後にフィードバックするとは言っていたが。

「無料」というキーワードには用心しなければならない。

「無料」で企業が成り立つ訳がないのだから。




 

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