オンラインおしゃべり会 「介護と憲法」

主催 広島瀬戸内新聞
とき;2月2日(水)20時~
ミーティングID: 411 718 3285
パスコード: 5N6b38

2000年に介護の「社会化」(ご家族ばかりで負担をするのをやめる)をかかげて介護保険制度ができて
22年になろうとしています。
しかし、現場で働く人の労働条件は劣悪で慢性的な人手不足となっています。そこへコロナ禍がおそい
かかり現場の疲弊は頂点に達しました。
一方で、「消費税増税」を社会保障のために使うという触れ込みとは裏腹に利用者負担も増えています。
介護の「社会化」が崩れています。そうした中でいわゆる老老介護だけでなく、
ヤングケアラーの問題など、問題が複雑・多様化しています。

岸田政権は、介護の給料アップを打ち出していますが、実際に出てきた数字は現場の状況改善にはほど遠い規模です。

一方で、与党や野党の一部は「憲法改正」に前のめりになっています。

こうした中で介護現場に憲法はどういかされているのか?
あるいは、どういかされるべきなのか?

与党や野党の一部が進める「憲法改正」が進めば、介護現場はどうなってしまうのか?
本社社主・介護福祉士・元県庁マンのさとうしゅういちから問題提起を20分程度させていただいた
あと、チャットなども活用しながら意見交換をしたいとおもいます。

ご発言はよりおおくの方にしていただくために原則2分以内。
また、チャット機能もご活用ください。

以下からどなたでもご参加いただけます。入退室ご自由です。顔出し
したくないかたはされなくても結構です。

Zoomミーティングに参加する
https://us04web.zoom.us/j/4117183285?pwd=bFhrcTlWOUpPRmZhUGFkTVpTZlV4Zz09

ミーティングID: 411 718 3285
パスコード: 5N6b38

前回12月22日の
オンラインおしゃべり会 「どうなる 介護現場 働く人の処遇改善、そしてご利用者・ご家族の安心はどこへ」
でいただいたご質問・ご意見

なぜ、昔は公務員でやっていた介護事業がなくなったのか?
→総務省が公務員をへらした自治体を優遇する制度をとっていたのが大きいのではないか?

介護を公務員でまたやるようにはできるのか?
→菅政権でさえ、国家公務員定数増加に転じた。政治次第で可能と考える。

認知症現場について
 現場経験を踏まえたご意見
 認知症が迷惑に思われない、安心して認知症になれる社会を
 →市場原理主義、生産性至上主義だから認知症が迷惑に思われてしまう。

ヤングケアラーについて
 (現場経験を踏まえ)若い子どもから親への虐待で発覚することもある。
→虐待にいたるほど追い詰められる前に
  緊縮財政だからヤングケアラーがおいつめられてしまうのでは?
  おみこみのとおり。大阪維新などは高齢者や障害者の予算を切って若者
支援を、などという方向だが、そうなると、ヤングケアラーは余計においつめられてしまう。

介護保険って必要なのか?
→市場原理主義であり、一部大手企業にお金をもうけさせるための道具になってしまった。現行の保険では、逆進性もある。やはり、介護は公費で賄うようにすべき。当面は財政出動、そして中長期的には応能負担で。

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