立憲民主党代表選で「特別支援教育」は話題になるのか①:11月23日 20:00 青年局 政策討論会~若い力~(前半) #代表選挙2021

立憲民主党が代表選をやっているようです。

青年局主催で若者向け討論会をやってたので、全文文字起こしをしたいと思います。前後半、二部制の予定です。

立民代表選 若い世代からの支持めぐり4候補者が討論会
2021年11月24日 5時13分

立憲民主党の代表選挙は、23日夜、4人の候補者が若い支援者らと討論会を行い、若い世代の支持を高めていく取り組みの必要性を強調しました。
立憲民主党の代表選挙は、23日夜、4人の候補者が、若い支援者や若手の地方議員と意見を交わす討論会を開き、インターネットを通じて公開しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013358741000.html

小川淳也候補

小川淳也と申します。今日はこういう機会を頂いてありがとうございます。今日福岡から今戻ったばかりなんですが実は福岡で大きなテーマ、議論のテーマになったのがやはり若い人たちの政治参加それからジェンダーをも含めた男女共同参画これ大きなテーマになりました。というのもなかなか立憲に対してあるいは野党に対して、若い世代の指示が十分でない、ということも背景にあってのことでした。全国の皆様もお感じの通り、なかなか今、十代二十代そして30代の方々の自民党支持がかなり厚いという一方に状況があって、それも含めて一つ大きな課題だという認識のもとにこの議論になりました。

でいくつかの観点から私なりに申し上げたいと思うんですが、今非常にその社会の見通しが効きづらい時代になってます。昔はやはり明日は今日より良くなると単純に思えた時代でしたから、若い人たちほどの非常にチャレンジ精神旺盛に、いろんな社会活動とか、あるいは自分の人生そのものを謳歌できたと思うんですが、今非常にその明日はもしかしたら今日より厳しくなるかもしれない、とみんなが思ってる時代ですので、わりと守りに入る。で、結果として、寄らば大樹ではありませんがよと強いもの大きなものを好む傾向があるんじゃないかそれは翻って言うと、今のこの持続可能性を喪失した社会を大人社会全体が放置してる。結果として若い人たちをそちらに追い込んでるんではないか。という風な責任感を私は感じております。

 従ってやはり党としてまず、政策の柱に、これは私個人の思いでもあるんですが、持続可能性の回復。社会の持続可能性を回復し、将来に先行き見通しをもたらすことを骨格に据えるべきではないかという気がしております。これは医療や年金に介護といった社会保障もそうです。そして当面はもちろん減税をはじめとした、大規模な財政出動の考え方をとるわけですが、将来的には財政構造も含めて持続可能性を回復していかなければならない。さらには気候危機、気候変動を始めとした構造問題もございます。こうした社会全般にわたる課題に対して、まさに青年世代の方々にしっかりと刺さる持続可能性の回復、ということを政策の柱に将来の目指すべき社会像の柱に据えていきたいという想いを持っております。

 その上でやはり私も旧民主党時代から青年局での活動あるいはは活躍されてる皆様とのいろんな接点もありましたけれども、いかにその声をしっかりと運営に活かしていただいてすいあげる努力をして、そしてまさに旧民主時代いわれましたあの国会議員中心の頭じゃないかという批判とかあれはそれでは寂しいんだというお声も沢山頂いてきました。ですから、例えば地域組織づくりこれは党員やパートナーズの皆様からも上がってる声でありますけれども、青年局所属の将来ある若い議員団の皆様そして党所属の党員やパートナーズなどの皆様こうした地域のネットワークを十分に組織化する努力そして支援を党中央としてしっかり行なって行かなければならないと思っております。

もう一つはやはりジェンダーの問題も絡んでくると思うんですねこの間女性の立場から政治になかなか関与しにくいそして候補者行きたいとなったかたはもちろん当選して議会で活躍する中でいろんな困難を抱えていらっしゃる方もいらっしゃると思いますし、なかなか当選に至らずに、アフターフォローアフターケアを必要としてると、物心両面から必要としてるというお声もございます。そしてご存知の通り、今の日本社会がかなりジェンダーバランスを欠いた非常に問題の大きい状況でございまして、家庭内のいろんなケアの負担が、例えば女性に荷重にかかってる。結果として政治や社会に関与して行く余裕がなかなか産まれないといったような社会の構造問題も含めてこの青年局のあり方を考える時にジェンダーバランス。これも併せて考えていく必要があると思います。

従いまして、ちょっと繰り返しになりますが、やはり持続可能性の回復という超長期の視座をもった政策体系、あるいは社会像。これを私としては党として大切にしていきたい。そのうえで政権の受け皿として等を発展していきたい。この将来を担う人に活力ある世代の皆さんの声想いを十分にすくい上げ汲み取り、そして地域でご活躍をいただくようなネットワークづくりを支援したい。そしてその過程の中で、ジェンダーバランスを十分に意識した取り組み。ここに力を入れていきたい。そんな思いでこれからの党運営を考えて参りたいと思います小川淳也でしたご清聴ありがとうございました。

泉健太候補

はい皆さんこんばんは。酒井局長代理はじめパネリスト皆さんありがとうございます。そして全国の青年局の皆さん、今日はありがとうございます。とにかく青年局もそして立憲民主党も今変わろう変えようそういう局面じゃないかと思います。色々と喋るよりも難しいこと言うよりも、とにかくみんなで元気に行動していく。力を取り戻していく。これがまず必要だと思います。今日は特にこの青年局のことについてということですので、結構率直に話をします。

今、泉健太は47歳ですから、近藤和也局長が青年局長ということは私泉健太も青年局の一員だと、そんなふうに思っています。そして全国の皆さんと一緒に活動してきたという風に思っています。立場は政調会長でしたので、例えば皆様からの若者の身勝手ビジョンというようなものですね、皆さんが作成したものを受け止めたりしましたし、一緒に議論もしてきました。

そういう中で党の政策の中に被選挙権年齢の引き下げですとかあれは立候補休職制度こういうものを盛り込んで出来る限り交代は押して行ってこようということでこれまでも行ってきましたが、根本的にちょっとやっぱり青年局の今の置かれ方と言うか立場と言うかこれはもう変えなきゃいけないと思ってます。あまりに目立たないようになっているんじゃないかとどうなってるんだという気がちょっとしてまして私もかつて民主党の時に青年局行ってましたけどやっぱり一つは自由だったってことですね自由だった。そして独自の活動ができた。そして各ブロック毎にそれぞれがイベントだとかあるいはこう、交流ができた子には当然予算もあったってことなんですね。ですからなんか何かやる事に中央に申請して党本部に申請して決済をもらわないとできないという青年局だと正直魅力がないしスピード感がない思います。やっぱり青年局予算をもう何百万なのか1000万ぐらいまでどんと用意をして、そして全国各ブロックの皆さんにそれにも基づいて自発的にやはりイベントやあるいは取り組みを考えていただく。これが実は青年局の良さなんですね。

中央から統制されて許された活動をやるということじゃなく自分たちでなかなか党本部ではできないような事を色々と考えて、そして今の時代や今の世代に合わせてやっていこうよこういうの、こういうのもチャレンジしてみようよっていうことをやってもらうのがまさに青年局のえーまあ醍醐味だと思いましただからこそ成長していくんじゃないかと思います。そういった意味では思い切って党本部から青年局に一つ予算をつける。そして各ブロック毎で活動を自由にしていただくこういうことをまず一つ約束をしていきたいと思います。その意味では幹事長部局のもとがいいのかですね。それともそうじゃなくてやはり例えば常任幹事会の一員ということで青年局を続けて普段から意見を言えるようにすることも大丈夫ないかと思いますこれなぜ大事かって言うとですね。今例えば常任幹事会を開いていても、青年局の存在が見えないんですよ。てことは何か言いたいことがあってもベテランの皆さんに言う機会がないわけですよね。役員の皆さんに言う機会がないわけですよね。やっぱこの状態もやっぱり絶対変えていかなきゃいけない、そんなふうに思っています。こういうですね青年局そのものの改革とそして皆さんが活動しやすくすると。これは是非やっていきたいと思います。

そして若者政策って言うのですね実は僕はその若者政策を並べれば評価が上がるというものではないんじゃないかという風に思っています。すでに立憲民主党の若者政策は僕は充実している教育政策も充実してるんだと思うんです。ただやっぱり行動が足りなかったんじゃないかともっともっとを各国会議員も大学生と対話をするだとか、あるいはかつて僕が学生の頃ですねすごく小さい生徒だった新党さきがけが日本の大学生の中では支持率一位ということがあったんですよその時先駆けはフランスの核実験に反対してタヒチに抗議行動に行くだとかなんか国会議員たちがすごい行動してたみたいなこともあったんですね。やっぱり動いてるんだと自分達の為に動いてるんだ新しい世の中に立ち向かって行こうとしているんだというそういう行動が若者の皆さんに響くようにはまさにこういうところは皆さんと一緒に知恵を考えて行動していく幹部であり国会議員であり自治体議員であるということが必要だと思います。

そして今コロナでちょっとなかなか難しいですけど、もまぁ本来であれば台湾との交流や中国との交流やそういうものもありました。これ考えてみればですね、今オンラインということも可能ですので、例えば国際交流も是非若手議員オンラインでやっていただくということもあってもいいと思います。そして今考えてるのは、例えば動物愛護の問題だったら関心がありますっていう実際に手を上げて、そして国会議員と対話したり、そしてさらには有識者も呼んででオンラインでそのことについての勉強会を行う。こういうことをどんどんやっていくっていうのがですね有機的に高成長していけるということになるんじゃないかという風に思ってます。一緒に殻を打ち破って元気に活動していきましょう。以上です。

西村ちなみ候補

皆さんこんばんは。私、西村ちなみと申します。今回立憲民主党の代表選挙に立候補いたしまして、今日こうやって青年局の皆さんと意見交換ができることを本当に楽しみにしておりました。どうぞ宜しくお願い致します。私は自治体議員の経験が1期4年だけですけれどもございます。私の地元は新潟ですがその県会議員を1期4年だけ務めさせて頂きました。その時党本部にも時々用事があったりしてくることはあるんですけれどもあの実は私当時ですね所属していたのが民主党だったんですけども、民主党の議員も新潟県議会議員の中で私ただ一人だった時だったんですよ。なのですごく政策的にいろんな話をするにもなんと言うか心細くてですね。で、東京に出てくるのも仲間とあの会えるのは非常に良かったんですけれども、なんとなくちょっと遠いなあというふうに思っていました。そういった自分自身の経験から申し上げることができるのは、やっぱり自治体議員の皆さんからきちんと党本部に対しても物を言って行ってもらいたい。政策ですとかあるいは党運営の在り方についてもいろいろ関与できる仕組みを私は考えて実行していきたいと考えています。皆さんからもぜひ良い知恵があったら教えていただきたいと考えています。

さて若者政策ということでお題を頂きました。私、今の若い人達って本当にもう発想が自由で豊かで、いつの時代も最近の若い者はなってないとかっていう風に言われるんだと思うんですけど、最近の若い人たちは本当になってる。いろんな意味で幅広く世界のことにも関心があるし自分たちで手足を動かして人のため自分のためだけではなくて人のためにも行動できるそういう行動力も持っておられると思います。今新型ウイルスのコロナ禍の中で I ターンとか U ターンで生まれ育った故郷や、全く知らない土地に移住するという人も出てくるようになりました。地域の発展の振興のためにはよく言われます。よそ者若者ばかものが必要だという風に言われますけど、やっぱり若い人たちがそういう風に行こう元気を出して自分たちの手足を動かして行動するというのは、とても大事なことだろうなあというふうに思うんです。ですからそういう人たちを応援するために障壁になっている法律や税制こういったものがあればそれは是非直していきたいと考えています。

また私、厚生労働の分野で長く仕事をさせて頂いてきたんですけれども、働き方の格差これもあの深刻だと思っています。一つはこの間長時間労働をさらに強いるような法改正がどんどん進んできたということです高度プロフェッショナル制度あるいは裁量労働制の拡大。高度プロフェッショナル制度はこれはの国会での様々な議論があって導入が見送られることになりましたけれども、裁量労働制が拡大されますと、どんどん低額でですね残業代が付かなくて長時間働くということが合法的に行われるようになるわけなんです。今対象者は限定されているかという風に思うんですけれどもその蟻の一穴になってこれからどんどん広がっていくかもしれない。しかしこれからの若い人たち日本の社会に生きる人たちは、やっぱり仕事と生、活自分の研鑽のための時間こういったものをバランスよく時間を使っていただけるような、そういう形に私はしていきたいというふうに思っているんです。ですから高度プロフェッショナル制度は導入しないということそれから裁量労働制は何とか歯止めをかけるということ、そしてその前提として残業代が支払われないとか、サービス残業とか、こんなことが横行してるというこの社会がですね、やっぱり私は若い人たちの時間を食い物にしてるというふうに思うんです。これはやっぱり止めていきたいと思っております。

それとそれ以外にも非常にこう働き方も多様になっているので、ギグワーカーと言われるような働き方も増えてまいりました。皆さんの地域にもなんとかイーツとかですね自転車やバイクで走ってらっしゃる方おられるんじゃないでしょうか。本当にあのあの方々労働者じゃないので、万が一自転車でこけてけがしたりしても、労災の対象になかなかならないという問題があったりするんですよね。でそういった方々はじゃあ例えば個人事業主だからといって問題が起きた時に、公正取引委員会に行っても、あなたは労働者ですねって言われて、またこうたらい回しされてしまうと。こういったことで本当に一人一人の生活を大事にしている政治といえるのかという風に私を持っています。是非私が代表にならせて頂いた折には、そういう風に若い人たちを使い捨てにするようなこの今の雇用法制のあり方、これを変えていきたいと考えております。えっとちょっとほんの一部分だけお話ししたような格好になりましたが冒頭の話を終わらせていただきます。ありがとうございます。

逢坂誠二候補

皆さんこんばんは。逢坂誠二でございます。今日は青年局の皆さんと意見交換ができるということですね、すごく嬉しく思っております。青年局の在り方そのものについてはですね、先ほどいずみさんが言ったこと、これに私ももうほぼ同感です。とにかくですね青年局の存在感と言いましょうか党の中でのその重み、これを少しは増していったららいいという風に思っています。そのために泉さんからも話がありましたが常任幹事会のメンバーにですね青年局の局長さんがなるって言うことは私は重要なことだと思っています。

それから今全国の青年期よく見てみるとまだ青年局ができていないあの地域もあるんですね県連の中に。そういうところもあるようですので、そういったところの青年曲を作るっていうことですね応援を党本部がやっていくっていうこともあの大変大事なことかなという風に思っています。

さらに加えて実は私は青年局の皆さんに取り組んでもらいたいなと思っていることがあるんです。それは今西村さんが言ったことに関連するんですが、若い皆さんが社会の中で随分使い捨てにされているこれはですね、本当に大問題なんです。それからもう一つ逆に若い皆さんが本来社会の中にいくつかセーフティネットがあるのにその存在を知らないがためにですね、随分苦しい思いをしているんですね。だからこういったところについてもですね、青年局自らが取り組んで、お互い仲間を助けようといったようなこともですね、やってみるのは私は一つ良いことかなという風に思っています。

それであの青年局と言いましょうか若者を考える上でのポイント私が考えてるところこれ三つあります一つはですね、若いっていうことだけで勝ちだっていうことです。若いっていうことだけで勝ち。実際に若い皆さんはそのことがわからないかもしれませんけれども、若いっていうことだけで勝ちなんですよ。若いってことは物を吸収しやすい、いろんなことに柔軟に対応しやすい、誰とでも仲良くなりやすい。私ぐらいの年齢になりますとそれぞれ利害がありますから、初めて会った人をすぐ打ち解けるなんてなかなか簡単ではないのかもしれないんです。でも若い皆さんにはですね極めて多様な柔軟性可能性これが広がっている。だからその若い皆さんがそもそもっている本質をどうやって伸ばして行くのをかってそのための政策を全力でやるって言う事が一つです。

それと裏腹にもう一つのポイントは若い皆さんは壊れやすいんです。壊れやすいっていうのは心を傷つけやすいとかですね、あるいは場合によってはちょっと苦しい状況になってしまたら次に回復するのが難しいんですね。だから若い頃に進路を、本当は自分はこういう進路で行きたかったのにそれが選べなかった。でもそのことがですね、今度はに三十歳四十歳五十歳になるまで影響を及ぼすというようなんですね、若い時のある子のつまずきが人生にずっと影響を与えるっていう側面を持っています。だから私は若い皆さんへのセーフティネット。セーフティネットって言うとですね、何か高齢者とか障害のある方とかそういうところばかりに目が行きがちなんですけれども、若いっていうことの持っているウィークポイントに対するセーフティネットも、私は作る必要があると思っています。それともう一つ。実は今の若い世代の皆さんここにも格差が生まれています。まーまーの環境の中で生活できている人学校へ通えている人がいる反面それとは全く違う状況になっている若い皆さんさんが今たくさんおられますだからここにもやっぱりフォーカスを当てなければいけないと思っています。

三つのポイントです。若いっていうことだけで勝ちであるということ。若い皆さんは実は壊れやすいっていうこと。それから若い皆さんの中に格差もあるということ。こういうことを含めてですね私はあの若者政策を考えていく必要があると思っています。

私は35歳の時に北海道のニセコという町の町長になりました。当時は全国で一番若い町長でした。私今振り返ってみてですね、あの35の時に町長になっていろんなことをやったんですが、今この年齢になってもし同じような条件で町長になったらあの時のように仕事ができただろうかって思うとですね、私は今の方はもちろん経験ありますよ。今の方が政治に対してもいろんな知識は増えているのは間違いないんですけれども、あの35の時に私は地盤も鞄も看板も何もありませんでした無謀にも現職に立ち向かって僅差で選挙に勝つことができてですね、まあひどいこんな町長何にもできないって言われた中であの仕事をスタートしたんですが、あの時の無謀さ。あの時のある種のものを知らないことの勢い。これがあったからこそ私はいろんなことができたと思っています。

その意味であの是非青年局の皆さんにはですね、もう若いっていうことを武器にして、どんどんどんどんチャレンジをするそういう場を私たちは提供したいと思っていますし、そのためにお互いが寄り添うっていうのはね何か要望があったら来て下さいとかでですね、何か望みはありませんかとか、何か困ってることはありませんかではなくて、日常的に何か触れ合う。そういう場をですね、私は多く持ちたいと思っています。私が党の代表になったら、全国で車座集会。これを徹底的にやりたいと思っていますが、その時の舞台設定主催そういうものもですね、青年局の皆さんに行ってもらうっていうこともあるかもしれないと思います。以上ですありがとうございます。

36:27 Q1 クオーター制について

37:20 泉候補
はいありがとうございます。ジェンダー平等ということですけれども、やはりあの先日も討論の中でその若い18歳19歳の人たちにアンケートを取ったら、ジェンダー平等の推進を求める声が多かったっていう結果を見せてもらって、本当にその通りだなって非常に重要だし、おそらく若い人たちがなぜそういう風に関心を持つかと言うと、今の世の中と自分たちが学校だとかで習ったり過ごしている環境と、多分全然違うから。そのギャップでこれはいけないと思って声を上げているんじゃないかなと思います。そういった意味では、やはり大人の方がむしろ壁になっているので、どんどんやっぱりこれもおそらく若手の方が時代の流れに合っている世界の流れに合っているはずなので、どんどんそれを常識化していく動きをしていかなきゃいけないんじゃないかなと思っています。その意味では是非皆さんからも声をあげて頂いて党本部も変えていくしそして世の中も変えていくっていう運動を一緒にあの年配の人達を巻き込んでやって言っていただけると本当にありがたいなという風に思っています。

で、そのデート DV の問題だとかいうこともそうだし、経口避妊薬の問題だとかはいろんなことがですね、あとあのワクチン接種の問題だとかですね、色んな事を大人の人達にとっては主流の課題ではないと思われがちですけど、若い世代にとってはこれは非常に身近な課題なんですね。だからこそそれを取り上げてほしいという声と、あるいは自分たちもやるので何も口を出さずに予算をくれとかそういうことも含めてですね、ぜひあの皆さん方で運動なんかも作り上げていって、例えばまあホームページを独自で作ってもいいかもしれないし独自で発信を始めてもいいかもしれないそういう運動をやっていくのがいいのじゃないのかなという風に思っておりますがそれをとにかく党本部は応援をする立場で支えていきたいと思います。

39:33 西村候補
はいありがとうございます。あの若い世代にも一緒に男女平等のこと是非考えていきたいと思っています。私は党のジェンダー平等推進本部でも色々仕事活動してきたんですけれども、どうしてもやはりこうジェンダーの話になると女性の議員の仕事じゃないかなっていうふうに見られるところがあって、なかなかこう男性議員の参加が得られにくかったと言いますか、そもそもがこういう役職をですねどうしても女性で当てようっていう考え方になってしまって、なかなかこう広がらなかった。一緒に考えて取り組んでいこうという体勢にならなかったんじゃないかなという風に思うんです。

もちろん差別をより受けているのは現時点でやっぱ女性の方なので女性が中心になって考えていかなきゃければいけないことなんだけど男女平等というのは女性のためだけの政策ではなくて男性にとっても生きづらさを解消するという意味では男性のための政策でもあるんだと思うんです。ですのでそれを一緒に考えていくという上で是非一緒にやっていきたいと思っています。

このところハラスメントなどの法律は、女性だけではなくて男性も対象にする。あるいはの児童扶養手当などもですね、お母さんたちの世代にだけじゃなくってお父さんの世帯にも給付をするというように、だんだんこういう形で、同じようにという風になってきていますので、それはやっぱり男性のみなさんが声を上げてくださったことによってそうやって平準化されていくと言うか、平等になってきているところがあると思うんです。是非一緒に取り組んでいきたいと思っています。

41:30 逢坂候補
ありがとうございますあの私が発言する前に一つ聞きたいんですけどね、社会保障などの格差については当然だがっていう発言があったかと思うんですけれども、社会保障についての格差ってこれはいったい何を意味されているのか教えてもらえますか。

社会保障などの格差についてということですけれども、年金であったりとか、色々若い人たちで社会保障が世代によって受けられないということだと思います。

要するに今の高齢者の皆さんは年金きちんと受け取れているけれど、若い世代は年金もらえないかもしれないと。そういう意味ですか。

そうですね。私たち受けられないと聞いているので。

それはそういうことも含めて青年局で取り組んでみたらいいと思うんですがもうこのジェンダー平等とか多様性っていうのはこれも西村さんが毎度毎度言ってることですし私も全く同感なんですがやっぱり多様性は力なんですね。組織にはいろんな方々がいるって言う事は非常に大事でそれはジェンダーのバランスもそうですし年齢のバランスもそうですし場合によってはその出身地域のバランスなんかも大変大事なものだと思うんですね。だからそういう意味でですね、あのこれは非常に大事。

それで私はあの党の本部に対して、ジェンダー平等とか年齢バランス考えてっていうことを言うのも以上に大事なんですが逆にですね。青年局の皆さんから今度の選挙で我々こういう候補者リストを作ったから、これこの人たちを立候補させてよっていうようなんですね、逆に党に対して我々が思う候補者リストみたいなものを作ってだすってこともですねあっていいんじゃないかと思いますね。

43:43 小川候補
はいまずジェンダー平等については明確にパリテを掲げるべきだと思っています。議会内の男女同数これは目標として、もちろん道のりは簡単ではないし、一朝一夕にはいかないかもしれませんが明確に掲げたいと思います。その上でクオーター制の導入などあるいは比例順位の問題、具体的に乗り越えていかなければならない課題だという風に明確に認識をしたいと思っております。

それから女性候補に対する物心両面の特段の支援ですね。これはいろんな相談機関、スクール制度、そして経済的な試験、アフターフォローアフターケア含めて全面的に支援をしていきたいと思っております。世代間格差は特に社会保障に顕著でありまして、つまり人口が正三角形の時代に日本の社会保障制度はできてますので、ごく少数の高齢者を大量の現役世代で一人当たり少ない負担で補う。例えば基礎年金の保険料なんか当時100円でしたから、毎月それが今16000まで上がってる。ですからこれからの持続可能な社会保障制度を考える時に、やはり一律年齢で区切るというよりも本当にか不足なく必要なところに必要なだけ行く、応能負担・応能給付のような考え方もこれから必要になってくるような気がします。

それから更に政治の参加年齢を引き下げるという意味でいえば、被選挙権の年齢引き下げ。こうしたことも当然議論の視野に入ってきていいと思います。こうした全体の課題を、バランスよく議論をし、前に進めていきたいと思っております。

45:59 Q2 主権者教育

世代平等については若い人たちの政治関心を高めることが大切だと思います。社会がどうなって構成されているのか。私たち区民市民がどのように社会に参加していくのか。政治に参画していくのか。そのためにも主権者教育が重要だと考えますが、具体的にお考えがあれば教えてください。

45:18 西村
はいありがとうございます。主権者教育おっしゃる通り本当に大事だと思います。ただこれを学校現場だけに止めるのではなくやはりあの学校の先生方も今非常に多忙化してますので、それ以外の公教育の場、例えばのちょっと古い話になるかもしれませんけど地域の公民館での活動とかですね、本来は主権者教育をやることのできる絶好の場だと私は思っているんです。そういったところでの活動も模索していきたいと思っています。

さっき私あのもう一つの世代間格差の問題についてお答えしませんでしたので、この時間はちょっといただいてお話をしますと、やっぱりあの若い人たちが政治に参加しようと思う時に一番心配されるのは仕事の事なんじゃないでしょうか。もし立候補してもし落選したらどうしようもしダメだったら仕事をどうしようっていうことだと思うんですよね。立候補休業制度は今までも立憲民主党として提案してきましたけど、在職議員などの考え方も私は実行できるといいなと思っています。

47:37 逢坂
主権者教育を始めですね、実際に若い時からこの政治とか自治の問題に携わる携わるっての非常に私が大事なことだと思っています。これは西村さんと同じなんですが、学校でだけやるのではやっぱり私は十分だとは思ってなくてですね、やっぱり学校の外で様々なことをやことが大事だと思います。あの例えば私などはあの私が町長やってた自治体では子ども議会っていうのやりました。

ただ子ども議会もですねなんとなくこう何々ごっこみたいになっちゃいけなくって、子供ならではの課題をいかに子を汲み取るかっていうことがすごく大事でながらそういうその丁寧な子ども議会っていうのはですねあの一つの重要なポイントかなと思っています。それからですね、あのくびちょうさんが区長さんでもいいんですが、例えば区のいろんな会合に来てあの青年の前で挨拶をすることがあるんですが実はその挨拶ってのものすごく大事でほとんどの挨拶面白くないじゃないですか。その時にですね心に響く挨拶が出来るかどうかってのすごく大事ですね、あの後でまた話をします。

48:48 小川
日本の実は政治参加で言うと投票率って年齢+10%って言われてるんですね十代二十代は2割3割です。これが私ちょっと理想だと思ってる北欧型の社会って十代二十代も90%投票に行くんですね。義務化されてる国で9割超えるところはあるんですが、そうでないのになぜ彼らは行くのか。それやっぱり学校教育で、相当自分の人生と社会がどう関わってるかを徹底して教えてます。で、それは社会をどう政治参加で変えられる可能性があるかということまで教える。

家庭ではちゃんと親が子供に支持政党と思ってその理由を人に説明できるようになりなさいということまで行われる。そうした学校家庭地域上げてのいわゆる主権者教育これをおくせずに行っていく。そういう日本社会にこれからしていく必要がすごくあるとその必要性がすごく高いと思ってます。

50:07 泉

はいあのー主権者教育のことはもういつも考え続けているので、どんどんちょっと具体策を言っちゃいますね。例えば模擬投票。これは一つですね。高校生中学生ぐらいであればどんどん模擬投票を学校内でやるってのはひとつだと思います。あと逢坂さんがおっしゃった議会はですねこれも中高生ぐらいは本気で中学生議会高校生議会だってやっぱり予算とかある程度も使う実際に決めたことに使う学校のトイレを改修するとか公園はこうしたいっていう意見があればそれ本当に予算化する。こういう実際の民主主義をやるべきだと思います。

さらに大学生はですねよかったら是非そのアルバイトでもいいので、投票所の開票作業。この開票の作業に携わった座れるようにするこういうことを通じて、とにかく現場でまさにその政治とか選挙身近に感じられる機会を増やしていきたいなと思います。

51:25 Q3 青年局の体制について

若手議員の声を反映させることが重要ですがこれまでの党運営では十分に反映させられてるとは言い難いと考えております。若手議員の声をどのように党の運営に反映させていくのかまた頭の意思決定に関わる役員のポスとに青年局長が席を置くというような必要があるのでないかと考えておりますが皆様のご見解をお伺いいたします。

52:20 逢坂
ご質問ありがとうございます。飛行機遅れて大変ですね。論から言うとですね頭の役員ポストに青年局長が席を置くていうことに対しては、あのこれは泉さんもおっしゃいましたけど私自身は常任幹事会のメンバーに入っていただいていいんじゃないかと思っています。

私は青年局の活動がですねもっと党の中で重みを増すということが必要だと思っています。政治に成年の皆さん、成年成年て言ってもいろんなあの年代の方がおりますけれども、今の日本社会はどちらかというと若い人を政治から遠ざけるっていうあのことをやっているわけですね。私こんなことやったら国潰れると思うんですよ。だから小学生には小学生なり、中学生には中学生なりの政治への関わり方があるんですね。

だからあの一歩ずつ階段を上がるようにですね、あの徐々に徐々に政治にこうなんというかな、関わっていく、関わり度合いを高めていくっていうことが非常に大事だと思っているので、ただいま日本はそこをやらせていない。大学の例えば学校祭なんかでも政治的なイベントはこれはやっちゃいけないっていう大学も中にはあるというふうに承知してます。私が若い頃は、大学の学校祭に政治家呼んだり政治評論家を読んだりあえて背伸びをして難しいことをやるというのは結構多かったんですね。だからその意味で言うと、青年局の皆さんがですね、もっともっと存在感を増して若い皆さんをこの我々の場へ巻き込んでくるようなですねそういうことをやったら私はいいと思っています。

ただそういうことをやるために成年局だけが提案をして頭にお伺い立てていかがですかどうですかってやるんではちょっとインパクトがないんでそれは常幹ぐらいで手を上げてですね、逆にこんな常幹やってやってちゃだめだよぐらいのことをですね言っていいんじゃないかと思うんですね。だからそういう意味ではどんどんどんどん関わるっていうことですね私は増やすその方向でやりたいと思います。

54:58 小川
はい私も全く同感です。これだけは特に20代30代そして40代前半の皆様の色んな考えとか価値観そしてエネルギーですね。それを集約される立場にある青年局の責任者が党の重要な意思決定の場にいらっしゃるということはすごく大事なことで、それは是非前向きに考えたいと思います。

合わせて、一般的にやはり党幹部への女性と若手の積極的な登用。これも当然同じコンセプトで考えるべきだと思っておりますし、もっと言えばちょっと私もあんまり技術的に詳しくないので今は明確な答えはないんですけど、やっぱり地方議会でこれ国政の影響をすごく受けるでしょ。

地域の課題に取り組んでいらっしゃる方はやっぱり中央政界でこの立憲民主党なら立憲民主党がどういう風に人々から評価されてるか。で皆さんが思う通りに行動したり発信したりしてる時もあるかもしれませんが、いや本当はそうじゃないのにとか。これは政策にしても例えば政局にしてもなんで今そんなこと言うんだとか何でそんな対応取ってるんだとか何でこんな政策が出てくんだとかという違和感とか唐突感を感じる事って結構多いと思うんですよね。

ですから、私たちの国会での活動は直ちに地方議会での活動の応援になったり、逆風になったりするという責任感のもとにいろんな国政上の課題であっても地方議会の現場でご苦労いただいてる立場からする感性とか感覚をも最近ですからあらゆる先進技術を駆使してリアルタイムで吸収・反映できるような これはまあ党員やパートナーなども含めてなんですが、今の時代であれば本気になればそういうことだってできないはずがないと思ってまして、こういうこともぜひ検討していきたいと思ってます。

56:34泉
はいありがとうございますあの先ほど冒頭でもお話しをしたようにこの青年の皆さんに青年局に常任幹事会に入ってもらうという事が一つ、そして全国各地での青年組織もですねまああの僕は今回自分がもし執行部を構成するとなれば、男女同数にする話をしましたが、青年局もそういった意味でジェンダー平等、まさに執行体制もそういう風にしてもらいたいという風に思います。

そしてですねあの、ともすればなかなかあの次の若手が出てこないということで、同じところでずっと長いことをその役割になってる人っていると思うんですよね。これもねやっぱり最大5年ぐらいでやっぱりバトンタッチできるような組織にしていかないといけないと思うので。楽しいんですよ。青年局は楽しかった。だけどやり過ぎないってことが大事で後で OB として関わることを OK だからやりどんどんトップもいろんな人にやってもらう。こういうことも大事じゃないかなと思ってる。

あと先ほど淳也さんがおっしゃられたことを僕は一つですね形にできないかなと思ってるのは、例えば衆議院参議院予算委員会あるじゃないですか。こういうのってですね国対の中で言うと質問してきて帰ってくると、よくやったよくやった。どんな質問にも基本的にご苦労さんよくやったって言うんですよ。ただそれが本当に皆さんから見た時にどういう評価を受けてるのかっていうのを、辛辣に厳しく忖度なしでボタンを押してもらったらその結果が出てくるようなシステムがあったっていいんじゃないかと思うんですよ。全国の自治体議員の皆さんが予算委員会見てどう思った。この人の質問も見てどう思った。それは公にはするとちょっとあまりに傷つくかもしれないけれどでも、党の内部的な資料としてはこういう質問であれば心に届くんだと、こういう質問であればむしろ世間の反発を浴びるんだ。こういうことを現実として国会議員が皆さんの声を受け止めるって言う事それ大事じゃないかなと思うのでこういうシステムは十分可能だと思っています。

58:38 西村
 ありがとうございます。あの自治体議員の皆さんは本当に私たちが想像もできないような色々なご苦労をされてるんだと思います。私自身がの自治体議員だったことから考えてもまずがスタッフがいない事務所がなかなか常設的には置けない。持っておられる方も多くいらっしゃると思うんですけれども、そんな中でどうやって自分たちの活動やって行ったらいいのか、国会に対して何か物が言いたくてもなかなか党本部までは足が遠い市青年局の中で色々とお話をしていてもそれをどうやって党運営に反映したらいいのかわからないしということもあろうかという風に思うんですが、一つ私はあの女性や若手を執行部に積極的に登用したいというふうに考えておりますけれども、一方であの青年局の皆さんが独自企画などで色々やっていただくものをあの党本部にも色々持ち込んでいただくということも考えたいなという風に思っています。

一つは自治体議員の皆さんが党の運営に参画できるようなそういう方策を私は作っていきたい。それと同時にあの青年局の皆さんが独自企画でどんどんあの若い人らしい発想で色々なことをやって取りまとめて党本部に対して何かこう突き上げをするとかですね、そういうのをあの私は是非行ってもらいたいなという風に思います。もちろん私達も国会で今議論してることをフィードバックさせて頂いてそれを是非聞いていただいてあのご意見も頂きたいし、自治体議員の立場から見て今まさに政府の方針変更によってこういった困難が生じてるとかこういった問題が生じてるとかそういったことがあったら、やっぱりそこは連携して取り組んでいかないと、国民生活のためにはなっていかないと思うので是非そういう意味での連携も取らせて頂きたいと思っています。


誤字脱字、正確さはお許しください。

一部要約、敬称略もございます。

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