見出し画像

目標にこだわらない

なにかを得るために目的を設定して行動することは大事です。
目的が達成されることで、自分が幸せになれるからです。
たとえば資格を取るという目的を設定したとしましょう。
資格を得るためには勉強をする必要があります。
なので勉強をどのように行っていくか、人それぞれ勉強の目標をたてていくはずです。

勉強の目標が定まったら、具体的に勉強を始めていきます。
あらかじめ決めた勉強する日程や内容に従いながら勉強をすすめていくでしょう。
今日は何時間勉強するや、何ページから何ページまで勉強する。
などなど人それぞれ勉強の進捗状況は異なります。

目標通りに勉強することは大事でしょう。
その目標を積み重ねていけば、いずれ目的が達成されますから。
できるだけ自分の設定した目標に合わせて勉強を行っていくのがベストでしょう。

しかし問題が発生する場合があります。
それは目標通りにことが運ばなかったときです。
たとえば10ページ進める予定が、3ページしか進まなかったり。
あるいは初めて勉強する内容で、内容が難解でありなかなかすすまなかったり。
このように目標通りにいかないことなんてたくさんあります。

目標を積み重ねることで、いずれが目的が達成されます。
しかし目標を安定してクリアできない場合は、現実と理想との間で苦しむことになります。
本当はもっと勉強できるはずだったのに、数ページしか進まなかったり。
内容が理解できず、テキストの同じ部分を何度も読み込んでしまったり。
こんなことが起こると、自分の中で焦りが生まれてしまい最終的には勉強は挫折すると思います。

勉強するのは人間です。
人間ならば毎日の状態に波があるのは当然のことです。
気分の良し悪し、体調の変化など。人間なので精神や肉体の調子の波が普通はあるでしょう。
ですが毎日の目標を立ててしまうことはまるで自分の状態が常に一定であると仮定して予定を立てることと同じです。
明日の体調なんて明日にならなければ分からないのに。
にも関わらず、勉強をはじめるときに我々は目標をたててから始めようとします。

機械ならば毎日の状態はほぼ同じです。
まるっきり違うということはありませんが、ほぼ毎日お内状態です。
一方、人間は異なります。日によって良好であったり不調であったりすることがあります。
したがって目標はあくまで目安であり、達成できなかっとしても全て終わりではないのです。
毎日同じ状態の人間なんているわけないため、あまり目標にこだわりすぎるとできなかったときに苦しみます。
だから目標はほどほどでいいと思うのです。

なるべくならば目標通りに進むのがいいでしょう。
今日はここまで勉強できればいいやぐらいのノリで勉強できればいいでしょう。
肩の力が抜けており、ゆったりで勉強できると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?