見出し画像

共に考え、作って、そして生み出す授業-飯野小学校で共同授業をさせてもらいました。-

1月のこと。えびの市にある飯野小学校に伺いました。
飯野小学校は僕の母校です。大事な思い出をたくさん作ってもらせてもらった、いつか恩返しをしたいと思える学校でした。
今回、ご縁もご縁で、教頭先生が、小学校6年生のときに理科を教えてくださった方で、先生からのご依頼をいただき、「えびの学」の授業をご一緒しました。

テーマは、SDGsです。
テーマとしては、これまでもさせていただいていることなのですが、今回は、教頭先生との共同での授業設計。先生が研究もされている、「知識構成型ジグソー法」で実施することにしました。

最初に、私からSDGsについての概要を説明する。その上で、タブレットPCを活用して、子どもたちは、割り当てられた資料を読む。その上で、グループになって、情報の共有を行い、意見をまとめてく。

授業で扱ったメイン問いは、「住みよい社会を持続していくために必要なこととは?」という難しいものでした。45分間という短い時間でしたが、子どもたちは果敢に問いに答える姿勢を見せてくれ、予想した答えよりもより深く、より広い言葉で考えてくれていました。

私は、授業者として、はもちろん動いていたのですが、小学校のときに教えてもらった先生と肩を並べて、とまではいきませんでしたが、ご一緒しながらその場ならではの、よりよい授業をその時間の中で創りつづけるための一助として貢献させていただきました。とても安心して授業ができました。

なにより、グループワークを見ながら、遠い、本当に遠い先輩として、自分自身が学んだ場所で、後輩のみなさんと学べたことは本当に嬉しい出来事でした。

事後のワークシートにも、事前のワークシートでは予想できないほど、たくさんのことが書かれていて、一安心。(さすがジグソー法!)

少しでも後輩たちの学びに貢献できていたらよいなと思うところです。

(当日の様子)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?