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つながる×混ざる、新たな宮崎の学び

3/5(火)13:00-15:30で、宮崎の4つの大学・短期大学が合同で、高校生と大学生といっしょに学ぶ「地域キャリアデザインⅠ」という授業のプレ講義を行います。
担当として色々と書いていきたいなと思います。冒頭から書くわけではないですが、面白いプログラムになると思いますので、是非参加ください。(詳しくは、下のリンクから)

※来週までのところで、受付をしますので、高校生と大学生は、ぜひ参加してください。(周りに案内をいただけるのも大歓迎です)

今日は、プレ講義も含め、今回どのように学ぶ?という手法について話します。

2020年から、宮崎で一気に進んだオンライン授業

2020年、コロナの影響もあり、教育にオンライン授業がガッツリ入ってきました。私が宮崎で活動し始めたタイミングでした。宮崎県は、まずは、オンライン研修、オンライン授業の試行など、その当時できることを全員が全力で行ってきました。沢山の方々の協力、というよりは協働なしにはできなかったことだと思います。私も微力ながら全力を尽くしてきました。

確信した先進事例になれる宮崎の可能性

私は、2020年からずっと言っていることがあります。それは、知見の「オープンソース化」です。

端的に言うと、隣の人が持つ面白いところ、すごいところ、真似したいところを見える化しよう、それをみんなで利活用し合おう、ということを宮崎県内でもっとしたい、ということです。否定はしませんが、遠くの良いところを真似したいと思ったときに、出てくる「〇〇だからできる、と思ってしまう問題」。その解決策は実は、まわりとの協働であるかもと思っています。

だからこそ、できるだけ私たちが行う挑戦は、沢山の人にシェアできるようにしたいし、私が知り得た好事例は、どんどん発信したい、と思い4年過ごしてきました。

今回は、コロナ禍だから進化できた学びと、コロナ禍を超えた今だからこそできる学びの場作り

4年間の学び場作りでの知見を活かして、今回は、3つのことを意識したいと思います。

  • オンラインとオフラインのハイブリッドな学び

  • 高校生と大学生の「越境した学び」

  • 「つながる教室」だからこそできる学び


オンラインとオフラインのハイブリッドな学び

ハイブリッドな学びは、これからの学びのスタンダードになると思います。世界中どこからでも学ぶことのできるのが今です。だからこそ、100人100通りの「学びの場」への出入りができる環境を作ります。今回は、宮崎県内の4つの大学等でも学べます。宮崎市内の4箇所と都城市内の1箇所のキャンパスどこからでも学べます。どこでも同じ授業です。でも、宮崎県は意外と広い。もしもキャンパスに来れなくても自宅からでも学べます。もちろん、オンラインでもしっかりと対話やワークをしますので、お楽しみに。

高校生と大学生の「越境した学び」

大学生と高校生の視点の交わりが本当に面白いと思っています。大学生と高校生がというより、学校種を超えた学びの可能性が高いと思っています。これまでも、多くの学びを作ってきました。
例えば、

この授業は、高校生向けの授業としているものの、多くの大学生の力を借りています。進行をお願いしたり、学生の視点で質問をゲストに投げかけたり。その中で、大学生の面白さやすごさを高校生に分かってもらいます。でも、それだけではなく、高校生の視点が大学生の刺激になることも多かったっと感じています。

こういう取り組みにも過去取り組みました。

STEAM教育など、今、中学生や高校生に限らず社会全体に必要な学びを学校種を超えて一緒に学ぶ。そのことで、より学びが広がる、深まる可能性があると思っています。その価値を活かしたいと思っています。なので、今回は、キャリア教育を軸に、「未来を考える」というテーマで高校生と大学生を混ぜたいと思っています。

「つながる教室」だからこそできる学び

オンラインもとても大事だけど、やはり4年経ったからこそ、どんな学びがよりよいか、ということを考えるべきと思っています。あるときに教室と教室をつなぐ学びの重要性とともに、どこからでもつながる学びの重要性にも気づきました。昔は、どちらが優位か、ということを考えた時期もありました。でも、今はそうではなく、両方を混ぜた学びを作ってみたいと思います。ゲストをあえて分散させてみました。宮崎大学には僕と1名のゲスト。南九州大学に1名のゲスト。宮崎国際大学に1名のゲストとゲストが近くにいるという感覚を持ってもらえるようにしてみました。また、大学生と高校生が一緒に学び会う場をオンラインも含め、すべての場所に作ってみました。そんな「つながる教室」から「つながり、混ざる教室」にしてみた今回。初めてのことですが、新しい気付きが全員にあるのでは?と思っています。

作り手が、しっかりと挑戦する。でも、やらされではなく、これが次に繋がると思っているので楽しくやっています。

これまでの経験も活かしますが、どんどん進化させていこうと意識し続けています。今回もまた新しい気付きや学びがあると思います。参加していただいた学生、生徒の皆さんにはもちろん、関わっていただいた方の次につながるような場にしたいと思います。もちろん私にとってもです。
こんな場が作れるのは宮崎の強みです、としっかりと言えるように頑張りたいと思います。



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