初心者でも分かる、伊丹空港にやってくる機体の見分け方
伊丹空港(大阪国際空港)は外や展望デッキから良く飛行機が見える空港として、多くの方がライブや写真撮影をしています。
飛行機をただ眺めているのも楽しいですが、もう少し分かればさらに楽しくなるはず・・・
でも、よく分からん!
見聞きしているとB76とかB789とか、エンブラ、たぬき、ボンQ・・・
と、どんどん知らない言葉が出てきてついて行けない
そんな方のために、とりあえずざっくり機体を見分ける方法を解説します。
注:事細かいことは省いてますので、文句付けるためにわざわざコメントしてきた人は・・・・・( *´艸`)
さて、伊丹空港にやってくる機体(基本)は10種類です。
コレについては抜けてたらごめんなさい。
A350-900
これは最新機種、エアバス350で日本はJALしか持ってません。
愛称は「たぬき」顔を正面から見た時の見た目がタヌキっぽいという理由です。
ちなみに画像のは「赤タヌキ」とか言われてます。
機体に赤い機種ロゴが付いているからですね。これは赤と銀(黒)と緑の3色だけです。
見分けの付け方は、翼の先についている部分
他の機種でも、同じようなものはついてますが、A350のは
赤く塗装されてる(JALのみ)
形状が流線形
ということ。
B787
ボーイングのわりと新しい機種787です。
787でもまたさらに種類がありますが、それについては省略。
特徴は、翼の形とエンジン後ろのギザギザです。
ギザギザについては某ライブで質問がありましたが、騒音を減らすための工夫です。
詳しいことまで言うと、ややこしいからコレも省略ね。
翼の先っちょが細くなっているのも特徴の1つ
こちらも質問がありました。
回答は「燃費向上のため」です。
さっきA350で言った、翼の先の独特な特徴と同じ効果を持ってます。
これについての解説は話し出すと長くなるので、そういうもんだと覚えてください、はい。
詳しい解説記事はこちら↓
B787はJALもANAも持ってて、両方、伊丹にやってきます。(2022年12月現在)
B777
B777は現在、JALとANA両方持ってますが
2022年12月現在、伊丹にやってくるのはANAくらい。
特徴は、まぁまぁ大きいこと。
そしてメインのタイヤが片方に6つあります。A350やB787は4つです。
一回り小さいB767との違いは他に、翼の上の非常口
B777にはありません。
さて、B777とB787のメイン翼の形状ですが
大げさに描くと、こんな感じです
翼の素材も弾力性の高いものを使用していて、飛行中はよりしなっている事が分かるかなぁと思います。
B767
B767はB777より、ちょい小さめ
翼のとこに非常口が2つ、ついているのが分かるかなと思います。
で、翼の先はさっき解説したように、B787のような形状をしてません。
B777と同じ感じです。
そしてこれでは見づらいですが、タイヤは片方に4つです。
もう1つは、エンジンの音
B767はキーンと甲高い音が混ざってます(最初は分かりづらいかと思います)
この機材はJALとANAが持ってて、両方とも伊丹に飛んできます。(2022年12月現在)
B737-800
これは・・・スカイマーク社ですが、同じB737-800です。
略して738とも言います。
B737は他にも種類がありますが、伊丹にやってくるのはほぼこいつ。
ANAの方が多く伊丹に来ますが、JALも時々来ます。(2022年12月現在)
日本に居るB737も今は、ほぼコレになってるかも?よく覚えてませんが。
特徴としては、小柄な飛行機で、翼の先が折れ曲がってること。
そして、エンジンの底がつぶれてることです。
A321と他に違うのは、垂直尾翼です。
B737-800は2段階になってますが、A321は2段階ではありません。
次に近いA321を紹介しますが、それと比較すると分かるかなと思います。
A321
B737-800とは顔の形が少し違うのですが・・・まぁそれは置いときましょう。
A321の方が丸っこいです。
で、よくみると非常口の位置が違います。
B737は翼の上に2つあるのですが、A321はありません・・・ですが、同じ位置にあるA321もあるので注意
やはり顔で判断するのと、もう1つ分かりやすいのは、エンジンの底がつぶれてないこと。
正面から見れば分かりますが、B737-800のエンジンは割と分かりやすく潰れてます。
ちなみに、このエアバス機は兄弟がいくつかいますが、そこまで言い出すとまたアホみたいに長くなるし、大変なので省略します。
離陸時や着陸時にパオーンと象みたいな音を出すのが、こいつ。
でも種類によっては鳴かないものもありますし、条件によっても変化します。
さて、あと4種類です。
ここまでは、まぁまぁ知ってないと見分けが付けづらいかなと思います。
残り4つは見た目が全然違うので、簡単かもしれません。
Embraer170・190
通称「エンブラ」
ブラジルの会社、エンブラエルが作った小型機です。
なかなかパワフルな機体で、音が盛大です。
こいつの見分けは「尾翼には鶴丸があるのに、機体にはJ-AIR」
伊丹ではそれで、もうOKです。
DHC8-Q400
伊丹にやってくるのはANAだけ。
プロペラ機で、シャープな機体、全日空
それだけでDHC8-Q400と確定できます。
愛称は「ボン」とか「ボンQ」「ダッシュ8」とも言われます。
ボンってのはボンバルディアのボンです。DHCってカナダの会社が吸収された先の会社のこと。また後でボンバルディアは出てきます。
ATR42-600
同じプロペラ機ですが、ボンQと比べると全長が短く、丸い機体です。
定期運行は少なくて、JALが兵庫県但馬と鹿児島県屋久島への定期便を出してます。
もう1つが天草エアラインの「みぞか号」
イルカの塗装をしていて、伊丹のアイドル的存在です。
JALの機体は「みぞか」と並んで?「しろか」とか言われてます。
CRJ700
飛行機の後ろの方にエンジンが付いている機体で、伊丹にやってくるのはコレくらい。
IBEXという航空会社の機体です。
カナダのボンバルディア社の飛行機でエンジンタイプ
まぁIBEXはこの機体しか持ってないので、一瞬で見分けが付くはずです。
まとめ:飛行機の見分けは最初は分からん!
私の画像フォルダに懐かしい写真がありました。
これはB777-200です。
とまぁ慣れたら10秒もかからないんですが、最初は誰でも「よく分からん」状態です。
ちょっとずつ覚えて、飛行機ウォッチを楽しみましょう。
( *´艸`)
他にも分からないこと何でもよいので、あればコメントでもしてください。
全て対応できるわけではありませんが、なるべくやります。
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