診療報酬改定と投資銘柄の話(2)
※備忘目的で、購入した銘柄を記載している。
投資行動の推奨でない旨を念のため申し添える。
前回はこちらから。
昨日、第577回中央社会保険医療協議会が行われ、診療報酬改定について議論が行われたところだ。
今回の議事要旨では、これまでの議論の整理(案)についてが出ており、一定の方向性が見えてきた。
今回も急性期一般入院料の重症度・看護必要度の見直し、地域包括ケアシステムの強化に向けた各種診療報酬の要件見直し(入退院支援加算の要件見直し、高齢者の救急患者の退院支援に関する診療報酬の新設の示唆)、入院時食事療養費の値上げなど、激動の診療報酬改定が予想される。
1、賃上げの話
そんな中でも、やはり注目は賃上げだろう。
今回分の資料の議事次第を参照すると、診療報酬改定関連の資料は6つ。うち3つが賃上げ関連の資料だ。
ようやく賃上げに事務職員の記載が出てきた。感動でむせび泣いている。
派遣や委託等の様々な勤務形態のもとで勤務しており、病院の収益アップを派遣、委託業者に転嫁するのが難しいように思える。
しかし、処遇改善手当の届出において、賃上げの実績報告を求めることで、派遣・委託を問わず強力な賃上げ圧力となるだろう。
2、投資銘柄の話
事務職員の賃上げということで、前回取り上げてたソラストを購入。
ちなみに今日のチャートはこんな感じ。
出来高が増えているわけでも、株価が上がっているわけでもない。
業績にプラスのインパクトが予想されるため、まだ株価に織り込まれていないであろうタイミングで集めたいと思っているが、この先どうなるだろうか。
今日ではないが、看護助手関連としてキャリアも購入している。
閑散としきっている。上で掴んだような気もするし、正直どうなるかわからない。
一応ロットは小さめにしている。
医療DX関連として前回記事のソフトウェアサービス、ソフトマックスも購入している。
資金サイズが大きくないので、バカのPFが完成した。
まあ政策関連で、大きく失敗することはないはずなので、大丈夫だと信じたい。
3、最後に(ポジショントーク)
事務職員の負担は増える一方だ。診療報酬、DPC様式調査は年々細分化しているし、病院経営も年々厳しさを増している。
一般病院における職種別常勤換算従事者数(下記参照)によると、事務職員の病院職員に占める割合は3番目に高い10.9%という数字になっている。
10.9%という数字を見て驚いた方も多いかもしれない。
裏方の事務員というのはかなり多く、彼らは病院のために目立たず頑張っている。
彼らが働きやすくなる世の中が来ますように。
ついでに私の給料も沢山上がりますように。
ではでは。
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