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#90 サマー・バケーション

【往復書簡 #90 のやりとり】
①(6/29):泖〈負けてたまるか、夏はたのしむって決めたもんね〉
②(7/1):くろさわかな
③(7/4):及川恵子

負けてたまるか、夏はたのしむって決めたもんね


東北はまだ梅雨が明けていないというのに、日中の暑さにはかなり参りました。自宅から一歩外に出ると、ほんとうに地獄。生き地獄というか、逃げ場のないサウナ。

わたしは夏が苦手なので、ヒジョーにきついです。しかも車の冷房も壊れているので、車内では窓をあけて涼を得るしかありません。

そんなわたしでも、夏に楽しみにしていることがあります。

それは、ちょうど2週間前くらいに友人と計画した岩手旅です。今週末、花巻と盛岡に行ってきます。

発端は岩手県立美術館で開催している展示の招待券をもらったことです。好きなアーティストが展示しているのですが、東北で見られるのが珍しすぎて行かないわけにはいきませんでした。

招待券は2枚あるので、友人も誘ったのですが。
もう、岩手旅が決まってからは「あそこもいきたい!」ってな感じで、日帰り旅のはずが1泊2日の旅行になり、時間がたくさんできたもんだから「あれもいきたい!」「ここもいいらしいよ!」みたいなのが重なり、かなり濃密な旅行になりそうな予感です。

旅行の1週間前の時点から、友人もわたしも浮き足立って気になる場所のリンクを送り合いが続いています。しかも、いつもはあまり計画なんて立てない行き当たりばったりの旅なのに、今回はものすごく計画を立てています。たのしみからくるパワーってすごい。

と、こんなことを考えているうちに、夏の嫌な部分がだんだんと薄れていきました。これほど「あ〜たのしみ〜!」という夏前を過ごしているのって、小学生以来なんじゃないかってくらいです。

ゆえに、今年の夏はたのしみをたくさんつくることにしました。夏の間はずっとバケーションと思うことにしたのです。「夏だから」と言い訳をしてバカをすることにしました。

今年の夏、おふたりはたのしみにしていることはありますか?

わたしのサマー・バケーションの参考にさせていただけたら幸いです。


追伸。
やっぱり、夏がくると盆踊りに参加したくなります。何年かぶりに浴衣をきて夏祭りにいきたい。

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