鬱病でXから離れた気持ちの変化

今までインターネットと繋がった人生を半数以上過ごしていますが、蓄積したストレスと非常に悪くマッチして気分が沈んでいく結果
鬱病という診断に落ちていったこととなります。
そこのひとつの原因である、SNSの距離感を見直したいと思ってNOTEを書きました。
これは皆様に向けて説法しているのではなく、自分自身に問いかけている内容なので、無理して見ないでください。

SNSで発信する意味

自己顕示欲であり、クリエイターにおいては生命線の一つである。
これらを活用することは必須なアイテムであり、自分もイラストや漫画を不定期に投稿していた。
が、やはり伸び悩んだり数字を気にしたりしていた。
また、イラスト以外も日常の思ったことや食べた飯の写真や、訪れた風景の写真なども時々上げていた。これらの意味は自分自身のブランディングでもあり、自分は人間だというアピールもしていた。
あとは、自分はカッコいい大人や、魅力的な男性であることをアピールしたかと思えば、突如女装をしたりして「変な人間」というアピールも行ったり、様々な活動に統一感がなかった。
だが、そういった人間は非常に多く、兎にも角にも目立ちたいという部分だけは共通しているイメージはある。

SNSで発信する必要はあるのか?

正直いうと、人それぞれではある。
インフルエンサー的な活動を行う人は「日常すべて」がコンテンツであるので、それは確かに必要である。
クリエイターにおいては「日常もコンテンツ」と認識させる必要がある人はそう言えるだろう。
では逆に俺みたいに「絵」がメインコンテンツである人は「日常も発信する」必要があるのか?
これは、したい人はすればいいし、したくない人は別にしなくていい。というのが正解という前提ではあるが。
個人的には「無理をしない範囲で行う」が正解と言えるだろう。

無理をしない発信とは?

無理をしないという定義は曖昧だが、投稿するものに
「反応が気になって仕方がない」という感情が入り込んだときは
個人的には、SNSとの距離を考え直したほうがいいかもしれない。
イラストもそうだが(これは向上心も繋がりがあるため全否定はしない)
イラスト以外の日常の発信、思想の発信、俺はこういうことを思う・・・等
投稿する何かにおいて「〇〇さんの反応がほしいな」とか思ってツイートする行為は非常に非常に危険な兆候である。
一回スマホを置いて考え直そう。

世界は大きく変わっても気にしない

あなたの好きなフォロワーが突然婚約を発表するかもしれない。どこかで災害が起きるかもしれない。戦争が起きるかもしれない。会社が倒産するかもしれない。大好きだったクリエイターがいなくなるかもしれない。
色んな変動がSNSには起きます。毎日のニュースがほぼ全て発信されます。
ですが、あなたはそのニュースを全て知る必要はありません。たくさんの情報がほしいかもしれませんが、人間というのはたくさんのニュースを受け止めれる程脳は進化していません。
感覚が麻痺していれば、毎日のニュースや様々なトピックスを器用に受け止めれるでしょう。
現代人の情報量は江戸時代の人間の1年分の情報量を1日で受けているという説があるぐらいに情報過多です。
ちょっとぐらい流行に遅れても問題ありません。物知りか、世間知らず。
鬱病になってまで縋り付くようなことではないと思います。

SNSで得た情報は果たして有益なのか

暴論が相変わらず多いX

主にXでの話になりますが、ポストの文字数から見ても
知るべきトピックス、伝えるべきトピックスを削る作業があります。
俳句のように聞き手に解釈を委ねるものであればいいのですが、それだと
「女性車両 男が一人 なぐったろ」 と流石に情報量が足りないのでニュースには向きません。
ただ、Xの文字数だと 

「女性専用車両に男性が入り込んだところで口論となり、乗車していた女性がその男性に暴行をしたとして逮捕された。
いくらなんでも、暴力は良くない。でも殴った女の気持ちはわかる
もう全席女性専用車両にしてくれ男いらん」

などと言った感じで、新聞だともっと長ったらしく取り上げられるだろうが、Xの文字数で全てを伝えるためには、そうとうセンスは必要だし
ポストでどれだけ読み手の感情を引き出すかが焦点にあるように見える
上記の架空ポストのように暴論を引き出すことで、読み手の心をかき乱す手法である。
これに似通ったツイートやリプライがタイムラインにたくさん流れ込んできたりすると「喜怒哀楽」様々な感情を短時間で呼び起こされてしまうのである。
喜楽に関しては、怒りを沈めるために敢えて検索したりして癒そうとする行為だ(自分の場合はセキセイインコや文鳥の画像を検索したりする)

ニュースに関しての人々の反応、いる?

個人的にはいらない。見たいけどね。
結局、自分がどう思うかが大事であり、人々のコメントを見て自分が中立的であるかどうかを認識させるためのツールでしか無い。
結局、そこで人と違う意見を見たときのストレスで余計疲れるのもあるし、そういう安心を求める行為を求めて、SNSをウロウロする行為がまた心をかき乱すきっかけになるのである。
個人的にはSNS病みを引き起こしている戦犯だと思っている。

思ったこと、楽しいことの共有は面と向かいで

結局ラインのトークとか電話とか、対面でいいんじゃないか

数少ない友人などと、あーでもないこーでもないと話するほうが楽しいということに気がついた。2009年頃のネットが楽しいなと思っていた時を思いだしたが、そのときはまだSkypeも生きていた頃で、配信という文化はほとんど無かった(徐々にニコ生は生まれつつあったが)
発信して、不特定多数の人とわーきゃーする楽しさより、ある程度気心知れた人とアニメの話やゲームの話、音楽の話をしている瞬間が一番心地いい。
これは逆に言うと、5chやXでは難しい手法であり、そういったあーでもないこーでもないをみんなの前で聞かせることに恥ずかしさを感じる人や、そもそもそういった関係性の人がいない人には厳しい話である。

おいしいご飯の写真、SNSで必要かどうか今一度考える

確かに、発信することでプラスはあると思うが、スネ夫のように友達に自慢するぐらいで留めるほうがちょうどいいのかなと思うようになった。
不特定多数の人に見せることがどうも自分にはよく見えず、彼氏と行ってますなどの匂わせなどの選択肢にしかならないんじゃないかってなったりして
俺は俺で心を惑わせる。こういうので疲れるので
最近は、あんまり見ないようにしている。
それよりかは、友達のラインに送り込んだほうが建設的ではなかろうか。
あんまり友達いないけど

その日の出来事は別に全部公開する必要はない。

なんでも見出そうとするのが現代人の悪いところなのかもしれない。
例えば、鳥の糞に当たってしまった時に「最悪、ポストしよう」とかならないだろうか?
一番くじにB賞が当たった時、「やったーポストしよ!」ってなってないだろうか。
君の出来事は全て、SNSに繋げる必要があるのだろうか。
この嬉しいことは、また電話のときにでも誰かに伝えようかな~とか日記にでも書くか~ぐらいでいいと思うよ。最悪別に書き留めなくてもいいかもしれない。

SNSは時間を加速させる魔法。そんなに急いでどこへ行く。

SNSは時間食い虫です。SNSから離れていると、ウマ娘の実装を見逃しました。トランセンドって!!!一番とんでもない角度から来てるやんけ。
そんな話は置いておいて、SNSで情報収集(しようと思ったというより手癖で見ていた)すると平気で1~2時間ぶっ飛ぶ
その時間で1枚ぐらい絵を描けたかもしれないし、なにかもっと面白い本を読めたかもしれない。
SNSを利用することでドーパミンが生成されて、快感になっているのである。
そんな自分に辟易として、2日離れてみた。
すると、本当「あ、今時間が緩やかだな」ってなった。

騒音が苦手なので、クラシック音楽(声入りのJ-POPは敢えて避ける)で心を宥めながら電車に揺られたりしていた。
外の景色をぼーっと眺めたり。普通なら秒で終わる40分を、きちんと40分として堪能できた。
退屈が嫌な人も多いかもしれないが、脳の活動をゆるやかにする時間というのは意外と必要で、すっきりした気持ちで仕事に挑めたり、変な悩みを繰り返して考える必要も無いことに気付いたりする。
いつもはスマホを見ている時間というのを敢えて、何もしない時間に切り替えても案外いいかもしれない。

今後のSNSの利用について

あんまり人のツイートを見ないようにします。
そして自分の発信はあんまりしないようにします。結果が気になるだけなので。
そして反応を意識せず、反応してくれた人に感謝の気持を思うこと
それを出来る気持ちの余裕を保てるよう、バランスよく過ごします。
そして今のところ、そのバランスを取るためにはかなり距離を置かないといけないと思います。

普段から仲良くしている人との距離が更に遠くなりそうな気がするので、そういった人たちにはDMやLINEで連絡していこうかなと思います。
そこはSNSとのつながりではなく、友達としての繋がりとして考えます。

日々のネガポスの謝罪等

ほんとうにここ数ヶ月(数年)ご迷惑をおかけしております。
デジタルデトックスとまではいきませんが、SNSの使い方というのを今一度考え直し、適切な感じで創作活動も出来たらいいなと思います。
変なポストをしたり、挙動がおかしくなったら、そっとこのリンクをリプライしてくれたら、考え直すと思います。
本当にご迷惑をおかけしてしました。申し訳ございませんでした。
それと、心配していただいた方々へ、本当にありがとうございます。


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