勝手に易サイト(30) 箱根駅伝で国學院大学は優勝し、大学駅伝三冠に輝くか
[2025.1.1]
新年明けましておめでとうございます。
本年も内外の政治、経済、人事などの話題を題材に、易占を用いてその結果の予測や取るべき選択の道を示唆したいと思います。
そして、陰陽五行哲学に基づくの卜占としての”易”の優秀さや魅力を感じとっていただければ幸いです。
お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
箱根駅伝の優勝校を占う
令和七年の嚆矢として、正月の風物詩の箱根駅伝の優勝の行方を占ってたいと思う。
2025年1月2日、3日に第101回箱根駅伝が開催される。今大会は、出雲駅伝と全日本大学駅伝を制して「学生駅伝3冠」がかかる國學院大、前回覇者の青山学院大、優勝常連校の駒澤大が"3強"と呼ばれ、優勝候補にあがっている。
上記の三校以外にも、創価大、早稲田大、中央大、城西大などの駅伝強豪校がひしめいており、ひとつのミスで順位が大きく入れ替わる大混戦が予想されている。
ここではスポーツ評論家が一押しの青学ではなく、あえて大学駅伝三冠のかかる国學院が優勝できるかどうかを観てみたい。
国學院大学は優勝できるか
立筮の結果は「乾為天」の上九(爻)である。
卦辞に「乾は元(おお)いに亨(とお)る。貞(ただ)しきに利あり」とある。。
乾は内卦と外卦に「天」が重なる象で、まさに昇龍の如く気(パワー)が満ちており、何事を行うのにも勢いがある。 創造的かつ活動的で新年に相応しい卦でもある。
「乾為天」は元に享るで、願い事がおおいにかなうというわけである。
爻辞は「亢龍有悔。(こうりゅうくいあり)」
亢龍とは昇りすぎた龍で、「昇りすぎた龍は後悔することになる」。
進むを知って退くを知らず、強気でやりすぎ周囲から浮いてしまった姿が「亢龍」である。
卦辞と爻辞のどちらを主体に、占断をくだすか難しい所である。
選手が三冠を達成して喜ぶ姿を見たい希望もあり、「元に享る」で
第101回の箱根駅伝は國學院大が優勝する可能性は非常に高いと読み解く。
ただし、油断は禁物である。先ず足元に注意し、呼吸を整えて慎重に競技に
臨むことが肝要である。そして、記録に関係なく勝負に徹すべきであろう。
いずれにしても新年早々の一大イベントである。どの大学のどの選手も
代表として自分の持てる力を充分に発揮し、悔いのない走りをしてほしいものである。
選手諸君の健闘を祈ります。