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投資と日本列島解放論 ~田中角栄が夢みた、日経平均10万円の世界へ~



かなえたい夢


さわかみ投信さんが、新年にふさわしいお題「#かなえたい夢」を募集しているので、書いてみた。

かなえたい夢は、

日本を豊かに、強くすること

日本保守党のスローガンと同じだ。


昨年再版された、『日本列島改造論』を最近読んだ。今から50年前、日本のグランドデザインを描いたベストセラーの復刻版だ。


田中角栄の改造論は、第一章「私はこう考える」で、はじまり、

結びで、郷土愛をにじませながら、政治家人生をかけて3つをコミットしている。
・家庭の団らんに笑い声があふれること
・青年の目に希望の光が輝くこと
・老人がやすらぎの余生を送れること

昭和後期には、実現しつつあったその世界観が、今現在、すべて消滅の危機にある気がする。しかも、もう田中角栄はこの世にいない。

年内に日経平均4万円なんて、浮かれている場合じゃない。

今、日本は大きな渦の中にあると思う。特に、既得権に固執する組織の

不誠実さ

が噴出している。方向性を失い複雑怪奇な呪縛に縛られた日本列島を、それらの組織から解放する必要があると思う。


マネジメントの父、ピーター・F・ドラッカー先生が、生涯を通して繰り返し強調した「真摯さ(integrity)」が、問題を露呈している組織にはない。

ドラッカー先生が、真摯さは「後天的に獲得することができない資質」であると結論付けていることから、すべての悪しき組織からの呪縛を断ち切り、日本列島を解放するしかない。

武士たるもの、ならぬものはならぬものではあるが、

派閥の長のいうことに背いてはなりませぬ。キックバックを帳簿につけてはなりませぬ。真実をいうことはなりませぬ。真実とは電動ドリルで破壊するものでござる。。。

日本は、もう一度、我々自身が、日本から学ぶ必要があると思う。

10 things to learn from Japan (日本から学ぶ10のこと)

もう日本から学ぶことがないとしたら、すでに過去の日本は消滅したのだろうか?きれいごとではなく、もうあきらめるしかないのだろうか?

もはや誹謗、中傷などという範疇を超えて、無力感だけが残る。

それでも、何か変える方法はないか、何か前に進む、希望が持てる仕組みがないかと考えた時、

日本国民が力を合わせること。
日本の未来を国民の手に取り戻すこと。
その為に、意思決定をはやめること。

この3点を、実現できる仕組みを、IT技術を活用し実社会へリリースすれば、変革できる気がする。

実現させたい現実は、民意を1日で集計できるシステムの社会実装。

民意の総意を一夜で集計し、方向性を合意し、その結果を元にさらに深くブレイクダウンすることで、進むべき未来像を作り上げる。

この仕組みを思いついたのは、去年の2023年3月15日。国会という密室の中で、葬儀の焼香のような古びた儀式により、ある参議院議員の除名が決議された時だ。

投票総数236、賛成票235、反対票1、棄権8

国民が選挙で選んだ議員を、わずか235名の国会議員が裁く。その仕組みが理解できなかった。

操作された数値はいらない。忖度に要する時間とコストをゼロにしたい。利害関係者に忖度する組織が、個別に集計する内閣支持率など、無駄の極みだと思う。

よく「国民の信を問う」と言って無駄な選挙で税金をドブに大量に捨てられる。1日で問えるので、問いたければ何回でも問えばいい。

そうすれば、選挙用に蓄えた大量の裏金の用途がなくなるので、その裏金で、デジタル庁が作って欲しい。

誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化と宣言するなら、

1円も裏金を取り残さず、使い切って欲しい。

そんな想いから、国民の総意を問うシステムを考案した。


🔳OneDayデジタル賛否集計システム概要


【1】システム名
OneDayデジタル賛否集計システム
通称:1億人の羅針盤(CJ:The Compass of 100 Million Japan)
【2】対象者
日本国籍を持つマイナンバーカード保有者
(参:2023年末の発行枚数91,542,953枚、保有率:約73%)
【3】機能概要
マイナンバーカードで認証し、日本国民の民意を集計するシステム。議題に対する賛否を1日で集計し、翌朝に集計結果をインターネット上に公開できるクラウドシステム。
【4】システム仕様
・マイナンバーカード読取り機能
・セキュアで匿名性を担保した認証機能
・議題に対する賛、否、棄権の3択入力とその集計機能
・判断理由のテキスト入力機能
・AIによる判断理由テキストのサマリー機能
・インターネット上での集計結果公開機能
・AIによる集計結果に対する分析、提言機能
・専門家による集計結果に対する分析、提言機能
・国民による集計結果に対するディスカッション機能
・海外展開も視野に入れたマルチランゲージ対応
【5】想定する議題例
・内閣継続への賛否
・消費税減税への賛否
・NHK解体への賛否
・健康保険証廃止への賛否
・大規模災害時対策案への賛否 など
【6】導入効果
・集計に対する透明性の向上
・1日で賛否結果を公開することによる課題解決の早期化
・多様な意見に対する偏見のないデータ分析
・集計による国民の総意醸成
・個別集計している内閣支持率などの廃止によるコストダウン
【7】対応機器
・スマートフォン(アンドロイド、iOS)
・ウインドウズPC(集計結果の表示のみ)
【8】資金調達
クラウドファンディング
【9】運営組織
非営利型一般財団法人
【10】収益モデル
・政府、企業等の意志決定支援による対価
・国家運営でのAI活用の共同研究
・特許
・寄付

まとめ


仕組みは、単純な方が使われやすい。
糸電話のような、わかりやすいLINEシステムのような仕組みがいいだろう。

・賛成か反対か
・それはなぜか


国民は、2つの意志を表明する。

1億人のデータ処理だが、クラウドにアップするのは、賛否のフラグとコメントのテキストデータのみだ。あとはAIをフル稼働させるサーバー能力次第なので、実現性はあると思う。

キーはセキュリティだろう。

スマフォに専用チップを組み込んで、マイナンバーをHW側で暗号化できればと思う。クラウド側のデータがハッキングされても個人を特定できない仕様が望ましい。

これだけ災害の多い日本だから、日本政府は、マイナンバーカードを配るだけでなく、個人認証と災害時の機能に特化したマイ・スマフォを配布するぐらいして欲しい。弱体化した楽天モバイルを国有化してでも配布する価値があると思う。

この銀河系宇宙の辞書に失敗の文字はない。

失われたxx年ではなく、日本は試行錯誤していただけだ。

CJは、日夜こころを痛めている(⁉)某国の総理大臣にも、総理自身が真の政治家であれば、善き羅針盤になるはずだ。

CJを地球規模でも実装してみたい。そうすれば、ジョン・レノンが夢見た、国境のない世界に近づくはずだ。

自らの老後の安寧を捨てて、正面から立ち上がる人たちがいる。


自らのキャリアを放棄して、郷土に尽くす人がいる。

広島県安芸高田市公式チャンネルのチャンネル登録者数(2014.1.17日現在17.7万)は、東京都を超えて日本一になっている。

真摯さを持つ海外で活躍する日本人野球選手もいる。

そんな日本人がひとりでもいる限り、あきらめず、50年前に田中角栄がコミットし、夢見た世界の実現にトライしたい。


【今日のひとこと】


After all,tomorrow is another day.

『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラの最後のセリフ、「明日は明日の風が吹く」ではなくて、

「明日という日は必ずやってくる!」へ訳が変遷したように、

CJが日本を変える。

明るい未来を取り戻したい。

日本列島が悪しき組織の呪縛から解放された時、

日本企業の株価が大きく動き、右肩あがりの弓状の日本列島のような軌跡で、日経平均は、10万円を超えるに違いない!



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