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第三章 半年後

怒涛の出来事があった彼女から別れて約半年後。

自分の働くお店や、よく行くbarでいろいろ話を聞いてもらって、

ある程度自分でも消化できた頃、

一通のlineが来ました。

「時間ある?」

あの彼女からでした。

自分でもどこか気にしていたのか冷製になる前に気づいたら返信をしていました。

自分「遅くなってもいいなら、今日行く。」

彼女「わかった。」

そんなそっけない返事を受けているにもかかわらず、自分は仕事が終わって車を飛ばしました。

自分「着いた。」

そう、lineを送ると彼女はマンションから出てきました。

黙って自分の車に勝手に乗り込むと、シートベルトを締めたので、

自分はとりあえず、車を出してゆっくりと話し始めました。

自分「どうしたん?」

ものすごく、単調に聞いたつもりでした。

彼女「怒ってるよね。」

自分「あの時は怒ってはいたけど、車運転してるし危ないから怒れない。」

彼女「・・・」

あの時のように沈黙が生まれました。

しかし、自分はホテル街に車を向けて走り、ホテルに入り、

彼女を部屋まで黙って手を引き、連れていきました。

その時彼女はあらがうことすらせず、黙ってついてきました。

自分「場所はともかく、俺もゆっくり話せる二人きりの空間は、ここしか思い浮かばなんだ。すまん。」

彼女「うん」

そこから、溜まっていた感情や、抑えていた欲望が我慢できず、

自分は、あまり強引に何かをするというタイプではありませんでしたが、

その日は、少し強引に事をしました。

八つ当たりみたいだったのかなと思いますが、

彼女自身も、「やつ当たられるよね。そりゃ。」

という感じでした。

そして、数回の事が済み、

自分「もっかいやり直すか。さすがにあいつとは縁切れとるやろ。」

と聞くと。

「本当にごめんなさい。よろしくお願いします。」

と、返事をいただいたので、再度リスタートをすることになりました。


ここまで見ていただいた方々。

本当にありがとうございます。

ですが、これは、一つの出来事に過ぎず、

私は当マガジンの趣旨を忘れて、のろけ話を書いているわけではありません。

これまでの彼女との関係を踏まえたうえで、

いろいろお話をしていきたいと思っていますので、

この一連の話をさせて頂きました。

中にはいらっしゃると思います。

「案だけ仲の良かった彼女が・・・」

と、お悩みの男性。

私の、この短い生涯の中で今、言えるのはこれです。

『女性は、嫌になったら嫌。過去は知らん。』

これを見ておられる方に女性の方もおられるかと思います。

自分の勝手な判断でここに書き記してしまって本当に申し訳ありません。

ですが、今現在の自分の環境に置きまして、これに尽きる次第です。

ですので、次のお話はもう少し、彼女との思い出話に話がそれるかもしれませんが、

お付き合い頂きたく存じます。

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