ハンドレビュー(002)【リバー】

今回も今まで学んだ内容をフルに使ってハンドを振り返っていこうと思います。
今回のケースはEP vs BBの2bpです。最近よく例に使っている状況と同じですね。ハンドレンジのイメージはしやすいかと思います。
フロップでAのトリップスがヒットしました。

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フロップはハーフpotのベットをしました。相手のコールレンジはAx、ポケットペアと言ったところでしょう。

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ターンのKsはとても良いカードです。
相手から見てこちらのAのレンジが減りました。
BBのレンジにはAKがない(0ではないけど)からAのレンジは減らない。
EPのレンジにはAKがあったけどAxKsがなくなった。
引き続きハーフpotのbetをしました。

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ダブルバレルをコールされてリバーチェック。
9hは少し困ったカードですね。A9に逆転されました。
相手がAを持っているとしたら?
スートはクラブになります。
AQは4combosありますがプリフロップで3ベットする場合もあるので2combosくらいの評価
AJが4combos
A9,A4はAc9c,Ac4cのみの評価で2combos
で負けてるのが7combos
ATは引き分けで3combos
それ以外のAもスートだけ数えると2,3,5,6,7,8で6combos
勝っているか負けているかよくわからないけど負けてそう。
こういう時はチェックした方がいいです。弱いAが絶対にコールしてくるとは限らないですしセットもx/c以上になると思います。

単純な計算をしましょう。
チェックして勝っていた場合 potが貰えます。
チェックして負けていた場合 potが取られますけど追加で取られることはないです。
ベットしてコール貰って勝っていた場合 もともと貰えるpotと合わせてbetした額を追加でもらえます。
ベットして降ろした場合
 potが貰えます。
ベットしてコールされて負けてた場合 potが取られて追加でbet額が取られます。
ベットしてレイズされた場合 potが取られるはbet額も回収されるはショウダウンできないで踏んだり蹴ったりです。

リバーのアクションについてはブラフという事を取り除くと勝敗は決まっているので

ベットしてコールされた時に50%以上勝っているなら利益的です。
betサイズに応じて相手のコールレンジを考えてベットしましょう。
但し、今回の計算ではベットしてレイズされることを加味していません。
とても強いハンドであればいいのですが勝っているか負けているのかわからないハンドであればマイナスですよね。
バリューベットを打つのであれば50%を少し超えて勝っているくらいが目安になるかと思います。

OOP側
x/cして負けていた場合はpotは貰えないし余計にコール分が取られる
x/cして勝っていた場合はpotが貰えて更にコールした分が貰える。
x/fした場合はpotが貰えない。
必要な成功率は コールに必要な額/コールして成功時に貰える額
ハーフポットであれば4回に1回勝っていればいい
ポットベットであれば3回に1回勝っていればいい
コールして成功時に貰える額=最初のpot額+相手のベット額+コール額

またブラフをするのであれば
ブラフ成功した場合はpotが貰える
ブラフ失敗した場合はpotが貰えないし追加でベット額が取られる
ブラフベットの必要成功率は ブラフベット額/成功時に戻ってくる額
ハーフポットであれば3回に1回成功すればいい
ポットベットであれば2回に1回成功すればいい

というのが単純な計算になります。

相手のAxのコンボだけでは負けているのでポケットからもコールが貰える可能性がある小さいベットをするかチェックですね。
でも小さいベットでブラフするハンドもないのでチェックが良さそうです。

って書きだすとわかるんですけどプレイ中になぜか時間を使って
「あれ?勝ってるコンボの方が多いよな。ブラフキャッチ目掛けて特盛ベット!!!!!」

愚かw

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簡単な解説はしています。

HUDの表示スタッツは【zoom】HUDから見る相手のタイプ参照

ハンド1.AA潜った

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