【zoom】HUDから見る相手のタイプ

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こんな感じで表示しています。(文字が一部隠れてしまっていたので修正しました。)
パネルを二つに分けてプリフロップとポストフロップ。
赤はフォールド系の数値とか自分なりに見やすいようにしています。

よく聞かれるんですけど『○○の適性値ってどのくらいですか?』
そんなのわからんよ。他のスタッツにもよるし


例えば同じ4bet率であってもvpip,pfrが違えばその意味は異なってくるよね。
cb率が高くてもプリフロップがタイトならそれはバリューbetが多い
同じcb率でもプリフロップが緩ければcb打ち過ぎ君の可能性が高い。
いくつかの数値を見比べることで相手のことがより鮮明になってくる。
今回の記事では各プレイヤーのHUDを見ながらそれぞれの数値がどう作用しているのか考えていこうと思う。
細かい数値についてはふんわりと説明していくので雰囲気でやっていきます。
自分がこう見ているというだけなので鵜呑みにしないで自分で意味を考えて理解してもらえるといいと思います。
また、やり過ぎるとカウンターを食らいますので程々にして自分もエクスプロイトされないよう心掛けてプレイするのがいいかと思います。
相手の偏りを察知してそこをエクスプロイトする。
自分の偏りをなるべくなくす。やり過ぎない、やらな過ぎない。

プレイヤー1

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このプレイヤーとは3900ハンド同卓している。
まずはプリフロップを見てみよう。
vpip 24 pfr 19 でそれだけ見ると標準的な感じはする。
EP,MP,COではタイトにハンドを選んでいてBTNでは広くオープンをしている。このプレイヤーのBTNオープンは叩きたい。
ブラインドからの3betに対して77%降りて4betが8%。
全体的な4bet率が7.7%なのでBTN vs Blindでも似たようなレンジで4betをしていそう。
4betがあまり返ってこないのであれば緩く3betして良さそう。
但し、やり過ぎると相手も「あれ?こいつのブラインドからの3bet多過ぎね?よし、緩く4betしてやろう」ってなるので注意!
SB以外から自分がオープンした時にこのプレイヤーがBBから3betをしてきたら要注意だ。彼はBBでは30/6と比較的緩くコールをしてフロップを見るのを好むプレイヤーでBB vs SBの3betは14%と少し高めである。
つまりBBでのpfr 6の多くがBB vs SBで占められている。BB vs BTN の3betも低い。
ポストフロップを見てみよう。
フロップよりターンのCB率が高い。AFもターンが高い。
turn Bet Missed CB IPも85と高い。
ターンでどうにかしようとする事が多いプレイヤーなので適度にチェックレンジにバリューハンドを混ぜてブラフする機会を奪わないようにしたいですね。
また、flop CBが60%(OOPからは50%)でskip CB & check fold OOPが81%と高いのでフロップのチェックレンジは弱そうなのでチェックしてきたらbetすればいいと思います。チェックレイズも全体で4%なので2betpotでは有効かと。3betpotでは25%になっているのでチェックレンジに強いハンドも含まれるかと思います。

プレイヤー2

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