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ロックダウン中上海より、上海市の感染者数を読む(4/23)

上海の感染者数を見てみる

週末のひととき、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
大変ご無沙汰しておりましが、今私は上海のホテルで隔離生活を送っています。4/23現在35日目を迎えました。

3/18に一時帰国した日本から戻りましたが、当初は入国者必須の14日ホテル強制隔離の予定でおりました。ご存知の通り、私が上海戻ってからしばらく経った3/27に上海政府より、「3/28より東地区がロックダウン、続いて4/1より西地区をロックダウン」が発表されました。現在も感染者数は増減を繰り返している状態です。

現在の私の最大の関心事の一つは「隔離解除の時期はいつ?」です。全くの個人的な事です。でも、経済的な影響も徐々に顕在化してきましたし、私自身が仕事で携わっている中国事業も影響を受け始めてきました。

「隔離解除の時期はいつ?」をオミクロン感染拡大時期から上海と東京で見てみました。上海市の人口はざっくり東京都の2倍です。

当然、前提条件は人口密度、年齢別人口、既往症患者数、予防接種済人数(そもそも中国では自社のワクチンなので全く状況が違う)、街の感染症対策、医学的なウィルスの種別は違います。違いすぎます。でも気休めで、数字だけ敢えて見てみました。

気づいた点(東京のデータ、22/1/1-22/4/22、出典:NHK HP);

1.22年に入り、東京の新規感染者数のピークは2/2で21,562人
2. 東京のピークアウト後、最低感染者数を記録したのは4/18の3,479人
3. ピーク2/2から4/18の現時点最低感染者数の日まで75日間となっている
NHK HP


一方、人口が倍の上海市の状況(22/3/25-22/4/22、出典:上海衛生委員会);

1. ロックダウン実施3/28以降、ピークを迎えたのは4/13で27,121人
2. 直近4/17-4/21までの4日間は減少傾向で、それぞれ前日比-10%,-8%,-7%,-2%,-5%となっていたが、4/22に前日比+33%となった
上海市衛生委員会


以上の事から、言える事は

1. 東京のオミクロン感染拡大以降、少なくともゼロ感染者にはなっていない.
(データ外だが、そもそも20/7/2以降3桁数感染者が続いている、12日間の100人を下回る)
2. 東京の感染者数減少傾向は緩やかで少なくともピークアウトしてから、75日かけて約83%減少した
3. 上海がピークから83%減の4,610人なるのいつになるかによって、感染者数推移の相関性が評価できるか?!(前提が違うのでできませんが、気休めネタとして)

やはり感染者数から隔離の長期化という結論になってしまいますね。ここまでロックダウンして感染がなおおさまらない理由がわかりませんが、大人しくホテルの時間を有意義に過ごすことに意識を集中することとします。

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