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『鬼滅の刃』の人気が止まらない!その魅力と秘密を徹底考察!

週刊少年ジャンプで人気絶頂の中連載を終えた『鬼滅の刃』。

アニメ化が大ヒットし、原作は続々重版!連載終了後もさまざまなコラボ商品が発売されるなど、その人気はとどまるところを知りません。

本作のストーリーからキャラクター紹介、またその魅力を徹底的に紐解きます!

『鬼滅の刃』の異色ストーリーとその魅力とは?

舞台は大正時代の日本。

主人公の竈門 炭治郎(かまど たんじろう)は、亡き父親の代わりに家族の大黒柱となり、炭を売りながら生計を立てて暮らしていた。

ある日、炭治郎は町まで炭を売りに行って家に戻ると、家族は無残にも「鬼」に惨殺されていた。

そして唯一生き残っていた妹の禰󠄀豆子(ねずこ)は、鬼に変容を遂げてしまっていた。

炭治郎は、禰󠄀豆子を人間に戻すため、また家族を殺した鬼に復讐するため鬼狩りへの道へと進むダーク・ファンタジー。

『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによる少年漫画で、「週刊少年ジャンプ」にて2020年5月まで連載されていました。序盤から家族が惨殺されてしまうという驚愕の展開に動揺した読者も多いはず。

本作を読んだ人の多くが「ジャンプらしからぬ作品」と言います。ジャンプの三大原則といえば「友情・努力・勝利」。『鬼滅の刃』はその3つを兼ね備えているにもかかわらず、通常のジャンプ作品の中でひときわ異彩を放っています。それは一体なぜなのでしょうか?それは『鬼滅の刃』が、「死」という事実に真っ向から向き合っているからだと思います。多くの少年漫画が死を厭う中、『鬼滅の刃』では重要と思われるキャラでも次々と死んでいきます。悲しむ間もなく、めまぐるしく変化するストーリーに翻弄され、いつの間にか読者はどっぷりとこのダークな世界観に浸ってしまうのです!

また本作は、主人公・炭治郎の驚くべき成長に加え、兄妹や家族の絆も読者の心に深く刻まれます。それは敵である「鬼」も例外ではなく、忌むべき存在とは言い切ることができない悲哀が見え隠れします。単純な勧善懲悪で片付けることができないストーリーは、ほかのジャンプ作品とは一線を画しているのではないでしょうか。

あらすじが分かったところで、次は気になるキャラクターを紹介していきます!

続きが気になる方はみてください

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