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まだ私は森山を知らない

五城目の心のシンボル、森山。

標高325mと親しみやすい低さ。歩いて登っても40分くらい、車で15分もかからず登れてしまう。でも、頂上からの景色は素晴らしく美しい。すぐ下に広がる町中心部、西を見れば大潟村から男鹿半島の真山が見える。東を見れば馬場目岳が、北には白神山地が見える。

毎日のように森山を登る人たちがいて、森遊会という名前だったかで、総勢200名のゆるい集まりがあるらしい。たまに頂上でメンバーに遭遇すると「もう今年は100回登った」という森山LOVEなアピールを受ける。

しかし、、彼らはまだ覚えていないだろう。森山には、8つの坂があるのだ!そして、その坂1つ1つに名前がある。彼らは何百回と登っているのに、登っている、降りている坂の名前さえ知らずに歩いているのだ!

「え、知らない!坂の道を知らずに山を登れない!」という方に向けて、この8つの坂を紹介しよう。この坂に名前をつけた人も、坂の名前が書かれた柱を打った人も、きっと忘れているに違いない坂の名を。


1.つかさざか

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2.ほたるざか

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3.すきみざか

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4.みかえりざか

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5.しろみざか

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6.ちからざか

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7.みまつざか

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8.かねつきざか

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森山LOVEな人たちはこれを見て、「名前に一貫性はないんだ!」と安堵するに違いない。

しかしだ、、たった325mの山なのに、無数の道がこの山には通っている。キャンプ場もあるし、五城目城に抜ける道もあれば、岡本へ降りる道もあって、はたまた杉林の散策路、かたくりの群生地などもある。

外にでれないストレスを紛らわすため森山に毎週登った。いたずらに明るい未来を描く前に、この低い山を知る、理解するだけで、1年くらいかかってしまいそうだ。全国津々浦々見て回りたい気持ちがある一方、遠出しなくてもまだまだ知らないことが山程ある。積読された本の山も、ここにある森山も、どちらもそっと私と戯れることを心待ちにしているはず。

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