東大生一人旅🇪🇸グラナダの絶景が凄すぎた。【スペイン・グラナダ】
こんにちは。
スペイン3日目です。2日目は↓より
アルハンブラ宮殿までの険しい道のり
昨晩泊まったホステルに無料朝食はなかったので、朝は近くのスーパーで昨日買っておいたクロワッサン4つとプラム。
食べ終わったらグラナダ観光の目玉。アルハンブラ宮殿へ出発。
勿論歩き。
結構きつい…
昨日のグエル公園以上に坂の勾配がキツく、足下も安定しないので歩きづらい。
さらに、事前予約したチケットは時間厳守であり、遅れることは許されない。
なんとか登り切りましたが、結構しんどかった。
公共交通機関も出てるっぽかったので、足腰に自信がなければそちらを使うのがおすすめ。
アルハンブラ宮殿、ナスル宮へ
そもそもアルハンブラ宮殿は、ムスリム政権のナスル王朝時代に建てられた建築物で、イスラム文化が色濃く反映されている。
あまり僕自身イスラム文化に触れた経験は今までなく、実質これが初かもしれない。
どんな世界が待っているのか。期待を胸にナスル宮へ。
すごい…
キリスト教協会の華やかさや、日本の神社、寺における侘び寂びのようなものとはまた違う美を感じる。
こういうのを、何という言葉で表現すれば良いのだろうか。
シックで奥行きのある、洗練された良さがある。
これがイスラムなのか、ということを身をもって実感することができた。
宮殿内も広くて見応え十分。めちゃくちゃおすすめできるスポット。
ただし、時間厳守なのと、チケットの事前予約が必要な点は要注意。
広い宮殿とヘネラリフェ庭園
ナスル宮以外にも宮殿や庭園などは随所にあるため、結構な時間楽しめる。
そして、アルハンブラ宮殿のもう一つのハイライト、ヘネラリフェ庭園へ。
色とりどりの花で彩られたシックな空間が、何とも言えない奥ゆかしさを感じさせる。
また、庭園から眺めるナスル宮とグラナダ市街の景色も見事。
昔の王様達も同じ景色を見ていたのだろうかと思うと、ナスル王朝の歴史に想いを馳せられる。
アルハンブラ宮殿だけで計2~3時間くらいかけて観光したけど、見所も多く、独自の美しさを楽しめて非常に満足感のある場所だった。
生ハム再び。そしてアルバイシンへ
午後はグラナダの残りの観光。まずは昼ごはんを食べる場所を探す。
何となく行こうと考えていたお店は何故か知らないけど閉まっている。なので仕方なしにぶらぶらと歩いて見つけたカフェに入ることに。
メニューはスペイン語オンリーで苦戦したけど、昔勉強したなけなしの知識と、Google翻訳に頼って何とか注文。
生ハムに隠れて見えづらいですが、トマトペーストも塗られている。
スペインだと、カリッカリのパンにオリーブオイルとニンニク、トマトペーストを塗って食べるのが定番のよう。
生ハムも、1日目のバルセロナのお店ほどではないにしろ、凝縮した旨味と程よい塩気が感じられ、スペインの生ハムのクオリティの高さを改めて実感。
日本人にとって外国の寿司が寿司ではないのと同様に、スペインの人たちからしたら日本のスーパーで売られる生ハムは生ハムではないのだろうか。
何はともあれとても美味しかった。店員さんもフレンドリーで良い店。ただ、支払いが現金のみなので注意。
グラナダの絶景に大感動
昼ごはんも食べ終えたので、アルバイシン地区を観光。
まず訪れたのはサンニコラス広場。さっきまで訪れていたアルハンブラ宮殿を眺めることができるスポット。
とても良い雰囲気なのだが、ここら辺は治安が比較的良くないと聞いていたので気を引き締めよう。
実際、結構狭く細い路地で落書きなども多い。夜に1人でこの辺を訪れるのは危険かもしれない。
そして、グラナダ市街が見渡せるという展望台へ。
道中の上り坂は結構キツく、途中から舗装されてない道を歩くことになる。
きつい…💦
体力には自信がある方だけど、ここまで不安定な足場で上り坂が続くと堪える。
汗だくになりながら、何とか展望台に到着…
これはすごい…
頑張って登ってきた甲斐あって、圧巻の景色。
黄土色の屋根の建物が不規則に並んでおり、まるで中世イスラームの世界を俯瞰しているよう。
バルセロナの絶景ももちろん良かったけど、グラナダのこの景色は他のヨーロッパでは見られない独自の美しさがある。
凄い良い景色で、1時間くらいここでぼーっとしてました。
ただ、周囲の治安はあまり良くないので、夜景を見に来るのはあまりお勧めできなさそう。
少し早いけど、グラナダの観光はあらかた終えたので、マックで時間を潰すことに。マックの味は世界共通で美味しい。
夜ご飯は、近所のタパスバーに行ってみたけど、僕が行った時間は飲み物のみの提供とのこと。
スペインだと夜ご飯は皆んな結構遅めのよう。
バスの時間の都合上、そんな遅くまで待てないので、やむなく近所のスーパーでまたサラダとミートパイのようなものを買って夜飯に。
後は次の目的地、リスボンまで夜行バスで向かうだけだと思っていた。
ただ、おかしなことに行き先に”Lisbon”と書かれたバスが一つもない。
落ち着いてチケットをよく見てみると、途中で乗り換えがあることが発覚。
しかも乗り換えは違うバス停間で1時間しかない模様。
自分の確認不足を呪った。
夜の、全く知らないヨーロッパの街で5キロほど離れたバス停間を短時間で移動するのは精神的にキツかったが、優しいバスの運転手さんの助言などもあり何とか無事に乗り換えができた。
こんな感じで3日目終了。
グラナダはバルセロナやマドリードなどと比べると観光都市としての人気は控えめかもしれないけど、訪れてみると独自の見どころも多く、非常に楽しめる街だった。
時間に余裕があれば、スペイン旅のついでに立ち寄ってみるのもお勧め。
明日はリスボン🇵🇹を観光予定。
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