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WACKのすすめ

こんにちは、初めまして。以前に1回だけ投稿したけどそれ以降何か面倒臭くなって全然続かずそのまま放置した上に今回は前回の投稿を削除して新たな投稿をするという荒業で再登場です。今度は続けようと思います。よろ。

突然ですが、皆さんはWACK(ワック)という音楽プロダクションをご存知でしょうか。最近、テレビで話題の豆柴の大群(『水曜日のダウンタウン』から誕生したアイドルグループで安田大サーカスのクロちゃんがプロデュースしてました)や"楽器を持たないパンクバンド"の異名を持つBiSHなどのアーティストが所属する会社です。

2020年4月9日現在、WACKには複数のアイドルグループが所属しています。BiS(ビス)、BiSH(ビッシュ)、GANG PARADE(ギャングパレード)、GO TO THE BEDS(ゴートゥーザベッツ)、PARADISES(パラダイセズ)、EMPiRE(エンパイア)、CARRY LOOSE(キャリールーズ)、豆柴の大群(まめしばのたいぐん)、WAgg(ワッグ)の9組ですが、実際にはGANG PARADEが2組に分かれてGO TO THE BEDSとPARADISESになっているので8組になりますね。

私自身、WACKにハマってから日が浅いのでまだまだ知らないことの方が多いんですが、個人的に感じているWACKの良さ、所属アーティストの良さを語りたいと思います。

ていうか語らせて(笑)

BiSH

思えばWACKへの入口はBiSHでした。BiSHファンの総称を清掃員と言いますが、清掃員の間でよく言われている『何きっかけでハマったかを表す「~新規」』という言葉で言うと、私の場合は「アメトーーク新規」になるかと思います。

以前に「〜クセがすごい女性グループ〜BiSH ドハマり芸人」という回がありました。元々アメトーークは好きで観ていたんですが、その回も何気なく観ていた記憶があります。いつものように芸人さんたちがBiSHの魅力を語っているのを楽しんでいましたが、その時にはそれほど良いとは思っていなかったと思います。

へぇ~アイナって子はハスキーボイスで魅力的な声なんだ~

とか、

ハシヤスメさんは人前で眼鏡を外したらクビって、何だそれ(笑)

とか、

アユニはグループ内では最後に加入した妹的存在なんだね、アイドルグループによくいる設定の子だなぁ~

みたいな感じ。

こうしてよくよく振り返って考えてみると、実はアメトーーク新規ではないのかな(笑)ハマったきっかけで言うと、アメトーークでBiSHを知って、その後にプロミスザスターのPVをYouTubeでたまたま見たことかなぁ。

あ、この前アメトーークでやってたBiSHだ、みたいな。

初めてBiSHの楽曲を最初から最後まできちんと聴いたのはプロミスザスターだったかも。

そのあとにライヴバージョンのプロミスザスターも観て、しっかりと「BiSHってメッチャいいやん!」ってハマったのかもしれない。

そういう意味では「プロミスザスター新規」かも。でもリアルタイムでプロミスザスターを知ったわけではないので、やっぱりアメトーーク新規かな。アメトーークがBiSHを教えてくれたことは間違いないから。

そこからはBiSHの楽曲を聴きまくりの日々です。とにかく「アイドルなのにかっこいい。」このことに尽きるのかなと思います。彼女たちの懸命なパフォーマンスもそうですけど、そもそも楽曲がクソみたいに格好いい。アイドルなのにというところが完全に個人的な先入観ではありますが(笑)

40過ぎのおっさんが今さらアイドルグループにハマるとは思わなかったんですけど、自分の中のアイドルというものの概念を吹き飛ばしてくれたのがBiSHだったし、これまでのアイドルにはなかったものをBiSHは見せてくれる気がしました。

BiSHの魅力はまだまだ語りきれないですけど、とにかく少しでも気になる方は騙されたと思って聴いてみてください。いい曲ばかりです。ほんとにいい曲ばかりです。

豆柴の大群

BiSHの次に私が向かったのは豆柴の大群でした。「水曜日のダウンタウン」も好きでよく観ていたのですが、MONSTER IDOLという企画が始まった時期はなぜか観ていなくて、後から見返してハマったという感じです。

オーディション中のクロちゃんには吐き気がしましたが(笑)、クロちゃんの作る楽曲は王道のアイドルソングで、1作目の「りスタート」はもちろんクロちゃんが作詞・作曲したものです。あの見た目と言動からは想像できないほど良くできた楽曲だと思います。まぁこれは編曲(アレンジ)のおかげもあるかとは思いますが。

いくらアイドル好きといっても、作詞・作曲までできちゃうってのは純粋にすごいと思います。クロちゃんへの世間の評判は悪い方だと思いますが、個人的には豆柴の大群のプロデュースを通じて、その株は上がりましたね。

2作目の「ろけっとすたーと」もこれまた王道のアイドルソング。

こんなに可愛い感じのアイドルもできて、同時にリリースされた「大丈夫サンライズ」はWACKらしい格好いい楽曲ですが、こちらも違和感ないパフォーマンスを見せてくれます。

今までのアイドルでこんなに振り幅の大きいグループってなかったと思います。可愛いと格好いいは共存できないと思っていましたが、豆柴の大群はそれができる稀なグループだと勝手に思っています。まだまだ結成されたばかりのグループで楽曲もこの3曲しかありませんので、今後に期待です。

CARRY LOOSE

BiSH、豆柴の大群と来ましたが、次に私が向かったのがCARRY LOOSEでした。この頃にはWACK所属のアーティストを全制覇してやろうと思ってたので、メンバーが少ない、かつ歴史が浅いグループから順に覚えていこうと思いました(安易)

ということでCARRY LOOSEは4人構成のグループです。中でも私の推しは、ユメカ・ナウカナ?です。何がいいってとにかく元気なところ。いつも笑顔を絶やさず明るく元気な姿を見せてくれたり、そうかと思ったらステージでは儚い表情や歌声を披露してくれたりします。やっぱりそのギャップですかね。どうやら私はギャップ好きのようです(笑)

そしてCARRY LOOSEのおススメの曲は「にんげん」です。

上のサムネで一番右にいる子がユメカ・ナウカナ?です。別にPV撮影の時に眼を怪我したわけではないのでご安心を。演出です。

ところで、サムネを見ていただくだけでも分かると思うんですが、全員可愛いくないですか。だいたいアイドルグループって一人ぐらいはイマイチ感のある子がいませんかね?(笑)これもCARRY LOOSEの魅力だと思います。

また、もう少し深堀りすると、全メンバーがCARRY LOOSEの結成前に別のグループに所属していたアイドル経験者なんです。ユメカ・ナウカナ?以外の3人はWACK内の他のグループにいたんですが、彼女は元アイドルネッサンスのメンバーでした。

アイドルネッサンスのことは全く知らなかったし今もほとんど知らないんですが、以前に少しだけその存在に触れたのが、同じく元メンバーの石野理子が赤い公園に加入したというニュースでした。当時、赤い公園はヴォーカルが脱退した後でこれからどうなるのかと思っていた時でしたので、元アイドルがロックバンドに新加入、しかもヴォーカルでっていうのが凄い衝撃だったのを覚えています。その後、彼女の歌声を聴いてまた驚いたのを覚えています。アイドルとロックって決して融合しない世界だと思っていたので完全にいい意味で裏切られました。今から思い返せば、この時に「かっこいいアイドル」っていうものに対する自分の中の受け皿が形成されたのかなって思います。

話を戻して、ユメカ・ナウカナ?もそのアイドルネッサンスの元メンバーでした。アイドルネッサンスがどういうグループだったのかは全く分かりませんが、石野理子の歌唱力や表現力を見ると歌やダンスに定評のあるグループだったのかなと思います。また、CARRY LOOSEの他のメンバーも(WACK内ですが)アイドル経験者。何が言いたいかというと、全員のアイドルとしての総合力の高さを見てほしい、ということです。

BiSHもそうですが、WACK所属のアーティストは基本的に生歌です(口パクではないってこと)。これの凄さは言わずもがなだと思うんですが、もし自分がカラオケに行ってキレッキレのダンスを踊りながら歌えるかって考えたらこれがどれだけ大変なことか分かると思います。もちろん向こうはプロだし多人数のグループなので自分の歌うパートは限られる、ということもあるのかもしれませんが、それでもダンスは歌が終わるまで続けないといけません。なので、やっぱりダンスしながら歌うっていうのは本当にしんどいと思いますが、WACK所属のアーティストたちはそれを全力でやってくれます。しかも生歌で。ここがWACKの凄いところだと思います。多少歌やダンスが下手でも"魅せるパフォーマンス"を全力でやってくれる、また、それが見ている側にもヒシヒシと伝わってくるというところがWACKの魅力ですね。

BiS

次は人数的にBiSなんですが、この頃から他のグループも行き来しながら次第に全部を覚えていくようになりました。各グループには所謂キラーチューン的な楽曲が必ず何曲かありますので、それを入口にすると入りやすいかなと思います。あとは各メンバーやグループ公式のTwitterアカウントをフォローしてリスト化することですかね。私は毎日このリストをチェックしています。新曲の発表やMVの公開、ライヴ、テレビ、ラジオへの出演情報など、普通はグループ公式のアカウントが呟くだけで終わりということが多い中、彼女たちはそれを必ずRTする等で私たちファンに自分の声を届けてくれます。こういう小まめな活動もファンにとっては嬉しいですよね。

さて、BiSは歴史の長いグループで、今の体制は第3期となります。これまでにグループ編成やメンバー入れ替えなどの紆余曲折が色々とあったようです。ちなみに今はテレビでもよく見かけるようになったファーストサマーウイカは初期BiSのメンバーなんです。私も最近知ったのですが。

さて、BiSのおススメ楽曲は「STUPiD」です。

※観る人によっては不快なシーンもありますので、閲覧注意です。

BiSの魅力は何と言っても歌唱力の高さ。4人とも歌が上手くてそれぞれが個性的な声質なんですが、特にネオ・トゥリーズのそれは最高レベルです。小さな体からは想像できないほどのパワフルな声にはやや独特のかすれ声が共存していて、力強さと儚さを巧みに表現できる魅力の持ち主だと思います。何と言ってもライヴパフォーマンスが圧倒的にいいです。

BiSHは楽器を持たないパンクバンドと言われますが、個人的にはBiSの方がよりパンキッシュな楽曲は多いと感じます。BASKET BOXなんかは確実にGreen Dayですからね。めっちゃ格好いいです。最高か。

他にもBiSの楽曲はノリがいい曲が多いので、聴いてて元気になれます。彼女たちのTwitterではステージ以外での表情を見せてくれることもあり、ますます魅力的に思えるようになります。トギーの天真爛漫さはかなりの破壊力があります(笑)ティ部は声がセクシー、モンちゃんも天然ぽくていい感じ。全員がキャラ立ちしててすごくいいグループだと思います。もしかしたら今WACKの中では一番好きなグループかもしれません。おススメ。

はい、ええっと、ここまでで今何組紹介しましたかね。4組ですか。ちょうど半分ですね。とりあえず長くなってきたので次回に持ち越すこととしましょう。よろ。

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