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『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』読書会メモと、iPadによるZoomオンライン読書会知見メモ

先日、某所というかZoomにて行われた読書会で僕が本のまとめを担当した際のメモ書きをアップします。

選定した書籍とメモのPDF

選んだ本は、2016年に出版された海猫沢めろん先生による『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』です。

ざっくりとした概要としては、小説家である著者が7名の研究者に最新の技術に関する話を聞きながら、研究者自身の思想を掘っていくといった本になっています。

VR / 3Dプリンタ / アンドロイド / AI / ビッグデータ / BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス) / 幸福学が各研究者のテーマ。

技術本としては5年前というとすでに古い話もありますが(Pepperくんがめちゃフューチャーされていたりする)、その最前線にいる方々がどんな人間であり、なにを求めているのかを知ることができる部分が面白かったです。

極端にリアリストな研究者に対して自由意志に関する質問を重ねたり、やっぱ最後は人間の温かさや幸せっていいよね!って流れになってくるあたり、多少の予定調和感がありつつ一つのまとめ方としてありなのかなと思います。

読書会で使ったメモ書きのPDFがこちらです。メモとかいいつつ37ページある。自分で話すのははじめてでマジメにやりすぎた。

とはいえあくまでメモであり、著者・インタビューを受ける研究者・個人的な感想などが混在している点はご了承ください。

マーカーを引いている部分は必ずしも重要ポイントでなく、読書会中にいまここ読んでいますよ、と示したものです。

『闇の自己啓発会』で以前紹介されていたのをうっすらと覚えていたのが、選んだきっかけになりますので、こちらも合わせてどうぞ。

Zoom×iPadについて

内容に関してはPDFにバチバチに書いてあるので、ここまでに。

今回読書会にあたり、Zoomで読書会メンバーと話しながらiPadの画面共有を用いたのが割とよかったので、3つぐらいその要点を書いておきます。

Zoomでの打ち合わせや飲み会というと映像は各人の顔って印象も強いですが、LINEもグループ通話でYouTubeを閲覧する機能をつけていたりと、盛り上がるには必ずしも顔映像が最重要でない説ありますよね。

資料はタイピング、会話中の捕捉はペン

読みやすさの観点から、ベースの資料はやはりタイピングしたものが適当かと思います。一方、資料を見ながら話している際の捕捉などはペンを使うのが見やすいし、図解もホワイトボード的に簡単なので良さそうです。

ただiPadでどのメモアプリを使うのか問題があります。どのアプリもタイピング・ペン入力の両方に対応しているのがほとんどですが、その入力を混在させると結構バグってしまいます。

僕も資料作成中いくつかのメモアプリでテストをしていたら、あるアプリでは途中クラッシュしたあげく、数ページ分のデータが飛ぶ悲劇に襲われています。

そんなわけで、個人的に試した中でタイピング・ペン入力を混在してもいいかんじだったのが『Noteshelf』でした。おすすめ。

とはいえ、入力を切り替えながら作業していると10秒間ぐらいフリーズする事が割と頻発するので、やはりやっかいな処理なんだなと思わされます。

画面は縦書き+端末選び

これは作成サイドの都合だったりもしますが、資料のページ向きはパワポ形式でよくある横向きでなく縦向きにしています。

作成環境は、iPad Proの12.9インチ(大きい方)なのですが、スプリットビューで画面左にKindle、右にメモアプリ(Noteshelf)で作成するのがかなり便利です。

iPad Airなど10.9インチの端末だとちょっと窮屈かもしれません。このためにPro選ぶまである。

とはいえ値段との相談がありますし、ProだとオーバースペックなとこもあるのでiPad Air10.9インチがコスパ的なベターな気はします。ぜひ事前に店舗で実機を触って確認して欲しいとこです。

書き心地の面でやはりApple Pencilの第2世代が使えないのはキツイので、現状まだApple Pencil第1世代対応のiPad無印は(ペンを多用する前提なら)選択肢から外れると思います。

また見る人目線で考えた時、PCからZoomに参加する人を考えるとページ横向きが無難って話はあるかもしれません。

ただスマホからも見る参加者がいる場合は、縦の方が小さい画面でも見やすいためスマホファースト的なかんじで良いのでないでしょうか。

PCでも画面片側にZoomの画面共有を置いて、並行して別のアプリ開けるってメリットもありますし。

YouTubeやブラウジングの併用

設定にもよりますが、Zoom等の画面共有はメモアプリだけでなく他のアプリの画面表示に切り替えることが可能です。

そのため、YouTubeやブラウジングも併用するのが結構良いです。

今回も事前に書籍中で紹介されていた技術や関連トピックの動画をまとめたプレイリストを作っておいてその視聴を織り交ぜていきました。

言葉で説明したより動画見た方が早いって話は結構あるので、積極的に使っていきたいとこです。

以上!快適な自粛生活をお楽しみください👋

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