Twitterまとめ画像の作り方。画像テンプレートと作成のコツ。
令和もなお、みんなバズバズしたいでしょうか?
バズに心は売りたくないけれど、頑張って記事を書いたからには、必要としてくれる多くの人に届けたいと思うのもまた当然の心です。
僕も今月の頭に頑張って書いた記事を広めてみようと、試しに以下のまとめ画像つきツイートをしました。
「今から、バズりたい人のモノマネをしま〜す!」
ってノリの文面にしつつ、ツイートが伸びるのはやっぱり楽しいです。RTで脳内麻薬がどばどば。ちなみに閲覧数は以下の数字になりました。ありがとうございます🙇
最初にnoteのURLをただ投稿しただけのツイートのインプレッション数は300程度だったので、約150倍見てもらえています。
ツイート後のnoteへのアクセス数も約10倍に。
内容の伴わない、バズりたいだけのまとめはちょっと嫌いな気持ちもありますが、本来まとめは作る労力も大きいとても親切な行為だと思います。
しかもわざわざ画像にまでするなんて超親切。
見る側からすると、Twitterをダラっと眺めている時に、URLをタップしてわざわざ記事を見に行くのは、想像以上にメンタルカロリーが必要な行為です。
よほど興味がある内容か、筆者のファンでもなければ見にいきません。でも画像まとめなら気軽に見てくれるかもしれません。なんとなくRTもしたくなる。
それにどんなテーマでも「まとめ」はだいたい対応可能です。ふわっとタイトルを考えても色々あります。
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Googleで検索した時に出てくるとイラッとしそうなタイトルもありますが、悪しきはまとめでなく、ショボい内容です。
みんなで良いまとめを作って、世界からショボいまとめを滅していこう。
Twitterまとめ画像のフォーマットを考える
ではTwitter用にまとめ画像を作る時、どんなフォーマットにすると良いでしょうか?
絵心や外注するリソースがあれば、「アプリマーケティング研究所」さんのようにめちゃキレイに作れます。
でもこんなクオリティ出せないよ!と思ったので、今回は「BuzzFeed Kawaii」さんをモデルとしました。
どのツイートも安定してRT/いいねがある中、画像のクオリティがめちゃ高い!ってほどでもないので、みんなが参考できる良い事例です。
そこで、冒頭にある僕の冒頭のツイートにも繋がってきますが、画像作成にあたって最初作成したワイヤーフレームをご紹介します。
イラレで作ったので、元ファイルも添付しています。
僕の元ツイートは紹介する内容が多かったので1画像につき9分割ですが、バズカワさんは6分割が多かったのでそちらのパターンも。
9分割だとどうしても内容がツメツメになってしまうので、通常は画像1枚6分割までがほど良いのでしょう。
画像はほぼすべて1620px × 1800pxで制作されていたので、それをそのまま参考にしてマス目のサイズを計算してあります。
このテンプレートの一番のポイントとしては、画像が縦長なことでしょうか。
パワポ資料などは横長で作るのが通常ですが、バズカワさん他、まとめ画像は縦長で作られているパターンを多くみました。
その理由は、スマホのTwitterで開いた時に拡大される倍率が大きいからだと思われます。
下記が1620px × 1800pxサイズの画像をTwitterで開いた時のスクショですが、スマホのTwitterクライアントは画像を表示時に横幅を基準に拡大します。
ですので横長の画像だと、拡大率が低くなってしまい小さな文字を読めなくなる可能性があります。
とくに文字情報の多いまとめ画像の場合はどうしても文字サイズが小さくなってくるので、縦長がベターっぽいです。
また見てわかるとおり、まだ上下に余白があるので、高さをもう少し使っても良さそうです。ただ情報量を詰めすぎても微妙そうなので、これぐらいがやはりベースの大きさかと思います。
一方で、縦長画像のデメリットもあります。
それは、TL上で縮小表示されるサムネイルの上下が大きくカットされることです。とくに4枚並べた時は顕著。
これだとパッと見のわかりやすさが減るので、縦長まとめ画像は基本1枚か2枚だと、サムネイルでの上下のカット幅が小さく済むので良さそうです。
アプリマーケティング研究所さんも画像が1枚か2枚なら縦長メイン、3枚4枚だと横長メインって傾向があるように見えました。色々考えられているんだなぁ。
画像作りの4つのコツ
冒頭のツイート、実のところ「画像のクオリティ30点やん…」と思いつつポチッと投稿していました。
配色も文字組みも甘いし、もっと読みやすくできるよなーって気持ちがありつつ、すでに2時間3時間使っていた気がするので、時間使いすぎだなこれ!と妥協のままに公開することに。
とはいえ、最低限見れる状態までは仕上げたつもりなので、そこまでのポイントをまとめておきます。
1. 画像編集ソフトを使う。
一応当たり前の部分から。さすがにパソコンにデフォルトで入っているような画像編集ソフトで制作するのは中々厳しいと思います。
僕は仕事柄AdobeのIllustratorがあるのでそれを使えますが、そこまで高価なソフトで無いにせよ、ある程度機能を備えたソフトを使う方がベターでしょう。
最低限、レイヤー機能がないと作成がめちゃ手間です。
有名どころの安価なソフトだと、Affinity Designerがあります。ちゃんと使ったことがないのであまり語れないですが、必要十分なはず。
買い切り約6000円で、決してお安いとは言えないですが、AdobeのPhotoshopやIllustratorが1ソフトあたり月額2,500円なのと比較するとめちゃ安いです。
定期的にセールもあるので待つのもあり。
業務上問題が無い人は、Adobeから乗り換えている人も多いみたいでTwitter上でも多くの情報が見つけられます。
…と、ここまで書きながらも、普段仕事でパワポやkeynoteしか使わないよって方はそれで頑張って作るのもありかもしれません。設定からサイズも縦長にできたと思います。
大事なのは画像のクオリティより先にまとめの内容です。
2. 事前にサイズを計算しよう
テンプレートに細々とマス目のサイズを書きましたが、この手の画像は事前にサイズを計算してから作業を開始するのが大切です。
慣れていないと、とりあえず何も考えずに手を動かし始めてしまいがちかもしれません。
しかし、そうすると全体のバランスが悪くなりますし、後から修正修正で結局時間がかかってしまうことになります。
ですので、最低限テンプレにある程度のサイズ計算+各まとめに画像が入る場合はその配置やサイズの計算をしてから、画像を作り始めていくと良いでしょう。
3. スマホで可読性の保てる文字サイズに
画像の作成は主にPCから行いますが、見る人のほとんどはスマホからです。
ですから、PCでは読めるけれどスマホでは文字が小さすぎて読めない、なんて状態は絶対に避けないといけません。
そのためにまず画像のサイズを縦長にしましたが、ベースの文字サイズが小さすぎたら結局読めなくなってしまいます。
また同じスマホでも大画面のスマホと、iPhoneSEなど小型スマホでは、もちろん見え方が変わります。
基準としては、テンプレにある1620px × 1800pxサイズの場合、26pt程度の文字サイズが読みやすい限度でしょうか。
Twitterは最近画像の圧縮率が高く、かなり画質が荒くなるので26ptでも端末によっては結構厳しいかもしれません。
この辺りは、画像のサイズをこの数値にさえすればok!とかでなく、自分の目で確認するのが一番です。
事前にTwitterのサブアカウントなどお持ちであれば、そこに投稿してみてください。
4. ガイドを引こう
「画像編集ソフト」「事前のサイズ計算」と連動する話ですが、これら作業を補助する画像編集ソフトの機能に「ガイド」があります。
画像として保存する際には出力されない、補助線を引くための機能です。
僕の画像作成時も以下のようにガイドを引いていました。
ガイドを引かずに作業をすると、数pxずつ上下のボックスがずれてしまったり、文字の書き始め位置がずれてしまいます。
ほんのわずかな誤差でも、一気にクオリティの低下に繋がるのでここまでは最低限押さえておきましょう。
妥協していると知りながら妥協しよう
本当は、もっと文字詰めが〜とかホワイトスペースが〜、フォント選びが〜って話も出てくるのですが、ここでは割愛を。
慣れないうちにここまでできるだけでも十分すごいですし、人に見てもらえる出来になると思います。
実のところ、バズカワさんのまとめ画像もものによっては少しずれていたりする部分があります。おそらく通常のまとめ画像作成業務は、デザイナーでなく、更新担当のライターさん?が自身で作成している気配なのかなと。
それでも基本のトーンや大枠の構成が定められていることで、十分にアカウントの世界観が統一されているのでしょう。
完璧主義になりすぎて、画像が公開できなくなってしまっては本末転倒です。
一方で、雑すぎる画像になっても読み手が良い気持ちで見れません。
繰り返し画像を作る中で、クオリティを上げていきつつ、作成にかかる時間を短縮しつつ良い形になってくれると嬉しいです。
では今回はこんなところで👋👋
最後にこのnoteをツイートする際に添付した画像を並べておきます。アプリマーケティング研究所さんリスペクト。
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