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感想:『漫画バビロン大富豪の教え』原作 ジョージ・S・クレイソン、他

今年は週一本の頻度で読書感想文を書くことにしたので、なんかないかなーとさっそく本屋に立ち寄って見つけた一冊。漫画本はカウントする気無かったけど、B5版で460ページあるし、読み応えありそうなので今年の一冊目にしました。まあ、お金の話ってタイムリーだしね。そういう関心もあるけどね。

概要

主人公は一応、現代の考古学者。この人が石版に彫られた物語を解読していく中で、石版の物語へ展開していく。現在から始まると読者が引き込まれやすくなる、よくある面白い展開。石版の物語の内容は、紀元前のバビロン王朝の話。少年が借金を返すために工夫をこらしていく様子が書かれている。

感想

本書にはいくつかの法則というか、基本となる行動方針が書かれている。どれも誰もが一度は耳にしているようなことである。もしくは、そうそうと納得できることである。しかしそれは中々実行されない。一応、本書の行動方針にもあるんですけどね。「自分こそを最大の資本にせよ」と。お金を引き寄せるためには、「行動すること」は切り離せないのです。
本書がユニークなのは、石版ストーリーの主人公が、お金持ちになる!といいつつ、後半でお金はおまけと言ってしまうところ。たぶん、何に対してお金を払っているのかとか、そもそもお金って何?みたいなところを現代人なりに考えた方が良いのだと思った。

即座にお金持ちにはなれないけど、お金に対するマインドを考えられる。また、460ページとはいえマンガだから抵抗少なく読める、そんな本でした。

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