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「半導体装置 回復へ」
(要約)
半導体装置の市場がV字回復予想だ。スマホやPC製造における半導体需要回復に加え、AIやEV関連商品が追い風となり、24年度の半導体装置売上見込は16兆円、23年度比4%増が見込まれる。国内最大手の東京エレクトロンの25年度3月期純利益は4,508億円と24年度3月期33%増を予想している。世界半導体メーカーである台湾のTSMCや韓国のSKハイニックスは設備投資を強めている。半導体市場は好不況を繰り返すシリコンサイクルであるが、今はスマホや生成AIの需要拡大により安定が見込まれている。

(考察)
先週、信越化学工業の国内工場新設〜26年までの完工を目指すと報告されている。日本が強みとする半導体素材や装置のシェアを高めるチャンス。1980年代に25年保証に拘り、安価な海外メーカーに食われた背景を糧にしたい。26年の完工は早めるべきかもしれない。

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