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キリンHD、ファンケル買収(6/14)

(要約)
キリンHDはファンケルを買収する。現33%の株を保有しているがTOBにて全株式を取得する。3割のプレミアムを付ける予定。ビール市場が伸び悩む一方でで、伸長する健康食品市場でのノウハウを取り込む。キリンHDの12月期決算での売上は2兆、ビールなどの酒類が1兆を占める中でヘルスサイエンスは1,000億で且つ125億の赤字。今後はヘルスサイエンスに経営資源を投下する。ビール市場は1994年度比40%減となっている。

(考察)
健康意識の高まりが拡大している。各社WellBeingに対する取り組みを進めるように、日々の幸福度を高める意識が個人個人で上がってる。先進国において物心が満たされ、マズローの5段階欲求でいうと自己実現〜承認欲求を求める傾向にある。どう生きたいか、どれくらい行きたいか。それらのモデルケースもSNSの浸透により目に入るようになっている。キリンHDの経営資源の投下は時代に沿っていると思う。飲料だけでない経営体制が必要だ。

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