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グリーン水素、工場の燃料へ加速(6/24)

(要約)
東京電力HDは、工場燃料として使う水素の供給を26年に始める方針。再エネから創出するグリーン水素によりCO2排出量を削減できる。東電HDは東レや山梨県と共同出資し、顧客工場に水素製造装置を設置する。サントリーは白州の製造工場に水素製造プラントを設立し、地下水の殺菌やウィスキー製造に使用する方向。スズキもインド北部の自動車工場にて使用。水素コストはガスコストより高いが、CO2排出に対する貢献度が高い。湾岸部では海外からのパイプラインを通じて輸入できるが山間部は難しい為、水素発生装置の需要が高い。再エネ稼働の一時停止防止にも寄与する。

(考察)
水素を次世代エネルギー源と位置付ける企業は多い。パナソニックは草津工場にて水素型電池と太陽光電池、蓄電池を組み合わせた再生可能エネルギーにて事業活動に必要な電力100%を賄う取組を実施している。まだ本事業場以外での導入はなく、また液化水素はイワタニからの輸送。まだまだ課題は多そうであるが、各社水素への興味は高い。
(最近の日経ビジネストピックスは脱炭素関連、AI半導体関連が多い)

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