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晴れの日に50mmマクロで紫陽花を撮るアイディア7

今回は、Z9に50mmマクロレンズをつけて晴れた日の新宿御苑で紫陽花を撮ってきました。私なりに意識したポイントを紹介します。撮影モードはPモードで、絞りとシャッタースピードは全く気にしない撮り方をしています。なぜ絞りとシャッタースピードを気にしていないかは文章の最後でもう少し詳しく解説します。

1.ガクアジサイの花をクローズアップで

ガクアジサイの小さな花に、マクロレンズの最短撮影距離を活かして接写してみました。見上げるアングルで撮ることで、背景の木の隙間からあたる光が丸ボケになりました。焦点距離としては50mmのレンズですが、被写体に近づいているので丸ボケの丸のサイズが大きくなります。この日の天気がよくキラキラした日差しの感じがわかる雰囲気になったと思います。花弁に落ちている影もコントラストが強いので、光を感じさせてくれます。

2.前ボケの隙間から覗き込むように

中心の主役にした花はまだ色が完全についていない若い花ですが、これを主役にしたいと思って観察して画角を決めた一枚です。少し遠くにあったので、花と葉っぱの間から覗き込むようなイメージにしたらどうだろうと思い、撮る位置を微調整しながら、左右と下側に前ボケを大きめに入れた撮り方をしてみました。見る人が森の中に迷い込んだような気分になってもらえたらいいと思っています。

3.大きい前ボケで繊細な色を主役にして

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