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いつだってわたしは、着地点を探してる。

朝目が覚めて夜眠るまで。
朝起きて支度して家を出るわたしは
ロケットに積まれたパラシュートの気分だ。
ドーンと打ち出されて。勢いよく。
ふわりふわりと着地出来れば御の字。
ぎゅーん!と急降下して地面に激トツ!
そんな日もある。
いつだってわたしは
その日どうやって着地するのか
上空から目を凝らして着地地点を眺めながら
降下する。

無事に一日が終わった。
そう思える日は少ない。
今日もあっちこっち大変だった( ;꒳​; )
そう思う日の方がずっと多い。
わたしはわたしのペースを守りたい。
それが朝ドーン!と発射された
ロケットのわたしの願いだ。
ふわりふわり着地したい。
そして狙い通りの場所に着地するのだ。

でもそうはならない。
予定を組んでいたつもりが
予想より遅れたりする。
最悪なのは忘れていたタスクに追われることだ。
これが割とよくある。
自分のペースと言いながら、
周りのペースと合わせられていないからだ。
なので周りから思われてるペースと
わたしが頑なに守ろうとする自己ペースに
齟齬が生じる。結果、
狙い通りの場所に着地できない。
まあ、そこはある種自分の時間をブーストさせて
省略することで生み出された圧縮時間が用意できるのでギリギリなんとかなるんだけれど。
それも自分のコンディションがいい時に限る。
あれこれテンパっているときに圧縮したところで
思いもよらなかった変なミスが発生して
結局自分のペースどころか、周りのペースすら
混乱させてしまうことがある。
それは大変心苦しい。

だからわたしは圧縮時間を活用する。
ある程度は折り込み済みにしておくために。
その分、私の時間は極限まで圧縮され
考える脳みその演算能力への負担は跳ね上がり
頭から知恵熱が発生してしまうことに
なるわけだけれど。それでも帳尻合わせが
できる場合と、かえってしっちゃかめっちゃかに
現場が混乱してしまうことの2パターンある。
私だっていついかなる時でも最善の選択を
上手に選び取りたいとは思っているし
なるべくスマートに仕事は進めたい。
しかし、焦れば焦るほどに業務の質が落ちる。
ミスが発生する可能性も高くなってしまう。
わたしは自分で急かすことはできても
誰かに急かされると急に失敗してしまう性質を
持っている。なるべくないように!としてても
そうなるのだから一種の病気かもしれないと
個人的には実は思っていたりする。
分かりやすくいえばわたしの弱点だ。

だからこそ前もってあらゆるケースを想定して
例えミスしたところで直ぐにリカバーするための
余白が用意してある。わたしは私の弱点に対する
対策として時間的余裕を設けている。いや、
そうしないと、危ないからだ。色んな意味で。

わたしはどうやら心になんらかのトラウマのようなものが存在しているようだ。それは他人から頭ごなしに否定される恐怖。そして無能扱いされて判断や仕上げの時間を迫ってくるような人への異常なほどの恐怖がある。強迫観念といっていい。

だから、理想的なソフトランディングを
常にイメージして、わたしはわたしを
なだめている。大丈夫、大丈夫だから。
こんなにも対策してるから。万が一失敗しても
取り戻せるだけの時間と余裕を持たせている。
遅れる?OK できない?OK それも折り込み済みだ。
だからいまのわたしは安心出来る。
不安なままでは業務に集中できない。
集中できないから、またミスをする。
しかもミスのサイズやタイミングが最悪になる
ことが多いのだ。だから私自身を常になだめて
心を落ち着かせている必要がある。
そのための余白。そのための着地点予想である。

今日の私は100点満点中の100点満点だ。
朝予想したとおりの着地点である。
まあ、休みの日の段取りなんてたかが知れてるだろうけれど。いや、土曜日でも仕事のメールとか
電話とかかかってくることあるからね?
うん。夕方、携帯に着信拒否の番号からかかってきたときは焦ったけど。出なかったら直ぐに家にもかかってきた。なんだこれ?!💦ってなってたら
家族が私の携帯に、公衆電話から掛けてきたというオチ。んもう!怖いからやめてよね?

あ、着地点といえば
今日はちゃんと夜に風呂はいろう。
うん。そうしよう。

ムジカでした...♪*゚

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