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紙媒体は、オワコン?

紙媒体なんて、もう古い。
旧時代のメディアなんて
ネット社会に駆逐される存在だから
紙媒体にお金をかけることはムダ。

さいきん、よく言われます。
でもそうでしょうか?

インターネットの良さはある。
まず1番に情報がはやい。
そして最も手軽だ。検索すればいい。
しかも無料で読める。

私もそう思います。
情報をお金で買うことは
時代遅れと言えます。
情報は自ら取りに行くものだからです。
まあ、安心感を買うという意味で
情報商材は今も健在ですけどね。

インターネットは
情報が早いがどれが最新の情報かはわからない。
正しいか間違っているか調べなくてはならない。
そもそも、わざわざ検索するの……ダルくない?

ネットは便利です。
しかしそれは、ほとんどの場合、
「知っていること」の範疇から
抜け出せません。

「知らないこと」は、
知らないままです。
「興味のないこと」に
出会う事もありません。
(意志を持って検索すればできますけど)

あらゆる情報があるがゆえに探せない。
そこにパラドックスがあります。

なんでもあるから、検索できるから、
欲しい情報が見つかるとは限りません。

「その情報は、信用できますか?」
「その情報は、いつ、誰が発信したものですか?」

そう言うと、

いやいや。インターネットで検索すれば分かるでしょ。たとえばGoogleマップとか。
もしくは、東京 渋谷区 ランチ とかでやれば。
それでわかる情報をわざわざ紙媒体で知りたいかねえ?

私から言わせてもらうと、
その認識がすでに時代遅れです。

世の中あらゆる情報が溢れています。
有名人だけでなく
だれもがブログとか(noteとか)
Twitter、YouTubeで情報発信しています。
そんな膨大なクチコミから
あなたの信用に足る情報を探すのですか?

まさかとは思いますが……トレンド入りワード?
または、たくさんの人がいいねしてる情報だから
信じられる……とか。
または、有名人がいいというから……
テレビで宣伝してたから……。

もうお分かりですよね?

インターネット時代における
情報操作はとても簡単である。
それはテレビ時代よりもコストがかからず
しかも早く、拡散していく。
けれど、その情報からあなたにぴったり
もしくは信用できる情報かどうか
判断するスキルが一方で求められている。

そのことに気づいている方なら、
情報ソースはより確実であるほうが良い。
そう気づけるはずです。
人生のノウハウ?
勉強のコツ?
株取引の情報?
それらはインターネットでよいでしょう。

しかし、地域情報は?
人気のお店は?メニューは?
あなたにぴったりの情報を選ぶのなら、
なるべく多くの情報を集める必要がある。
ネットだけでそれができますか?
信用できるとどこで判断するのですか?
それこそが安易であると言わざるを得ません。

紙媒体は。
タダではありません。
紙を印刷する費用。
配る人の人件費。
お店の広告費……。
それだけの苦労と労力をかけて
雑誌または、自宅に配布されるフリーマガジンが
信用できる情報ではない、と?
なんでわざわざ嘘や騙すようなことを
お金をかけてやるのですか?
やりませんよね?
作る方も
広告を出すお店も。
真剣です。
この媒体を手に取るあなたに
届けたい想いがある。
それは一方通行かもしれません。
的外れかもしれないでしょう。
けれど、何千、何万、いや、何億という
ホームページやSNSから探すよりも
確実な事実が、そこにしたためられているのです。

100歩譲って、それを作っている
ヒトがお店を騙しているとします。
お金儲けだけのために。
そんな騙し文句で、お店を騙したとしたら?
もうその媒体は
翌月から消えているでしょう。
そんな覚悟がなければ
やっていられません。
少なくとも、わたしはそう思います。
この地域のために。
このお店のために。
真剣です。

そうしてできた紙媒体を、否定しますか?

紙媒体がこれだけ旧時代扱いされるのは、
それが新聞に代表されるメディアだからで
紙媒体全部はオワコンではありません。
たしかに。ニュースを伝えるという新聞は
その役目を終えつつあります。
その理由は先程述べたところです。

しかし、地域情報フリーマガジンは違います。

インターネットがあれば紙媒体は要らない?
そうではなく。
インターネットはログとして手軽に入手するもの
紙媒体は信用のある最新情報を入手するもの
紙媒体とインターネット両方を使いこなしてこそ
令和の時代を賢く生き残ることができます。
情報はたくさんの中から選ぶものだからです。

情報社会だからこそ、
噂や雰囲気、ニュースに踊らされることなく
何が大事で、何が正しいのか。
そういう「疑う」姿勢が必要となります。
もちろん、紙媒体も疑ってくださいね?
けれど、紙媒体の情報にお金がかかっている以上
そこに携わる人達の情報に対するプライドは。
自分の感性だけで自由に語れる個人記事と
お店の許可をもらって作る記事とでは
そこにかかる信用度がまるで違います。

たしかに正直に書けない部分はあります。
個人の記事の方が本質的なときもあります。
けれど。
そこにかける情熱は、負けません。
そこだけは、
信用してもらえたら、と思うのです。

今日は、紙媒体はオワコンか?
について語りました。

あなたの人生の扉が
明日開きますように♪

MUSICAでした♪

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