第2回『星の王子さまミュージアムに行ってきた』
目安:約2900文字
2023年の3月をもって
星の王子さまミュージアムが閉園する
という一報を聞き
後々残念な気持ちにならないように
星の王子さまミュージアムに行ってきたので
ログを2回に分けてお送りしております
前回は第1回目として
『星の王子さまミュージアムに行く前のこと』
として、前日に箱根へ乗り込み
尾崎コスモス氏と『星の王子さま語りライブ』
をしたところまでのログを残しました
第2回目である今回は
『星の王子さまミュージアムに行ってきた』
ということでログを残したいと思います
⚠️ある種のネタバレを含みますので
星の王子さまミュージアムについて
内容を知りたくない方はご注意ください!
1.雨が降り出した
交通手段の時刻表によると
宿の朝食を終えたあとに
すぐチェックアウトした方が良さそうでしたが
目が覚めてから荷物のチェック等していたら
雨が降ってきました
が、『水は心にもいい(by王子さま)』
と言い聞かせて朝食へ
(やがて上がって晴れるという天気予報も信じつつ)
いずれ晴れると言われてもすぐに天気は変わらず
9時にチェックアウトして向かいました
雨の中ケーブルカーと登山バスを使って
約1時間ほどで到着
バスを降りると、なんと雨は上がっていました
2.そして大賑わい
閉園を受けて、ということもあるのか
開園時刻ほぼぴったりに到着すると
既にものすごく長蛇の列ができていました
『前売り券をお持ちの方はこちら、当日券をお求めの方はこちらへお並びください』
係の人が大きな声で呼びかけてくれているけれど
いやいや、前売り券の列もかなり長い!
自分は当日券だったので
もっと長い列に並びました
どれだけの時間並んだかは覚えてないですが
きょろきょろ写真を撮ったり
スマホで文字を打ったりしていたら
当日券売り場に到着しました
チケットのデザインは24種類もあるそうなのですが
その中で自分の元にやってきてくれたのは
キツネのデザインでした!
前日のライブでも話していたのですが
ミュージカルの影響もあり
キツネと王子のシーンが全体的に好きなので
このイラストとセリフのキツネのチケットは
とても嬉しかったです
3.いよいよ入園
4.キャラクターたち
ミュージアムの街並みには
キャラクターたちがところどころに潜んでいて
彼らに遭遇するのもまた楽しいです
5.展示ホール
展示ホールに入り、順路通り進んでいくと
★作者「サン=テグジュペリ」
★物語「星の王子さま」
のコーナーに大きく分かれていて並んでいます
先ほど見てきた街並みの
建物内部が全部展示スペースになっている
構造のようです
入るとまず
出版物についての資料や
映えスポット(?)があり
早々に賑わっていました
「サン=テグジュペリ」コーナー
その奥では
サン=テグジュペリについての
映像資料が放映(約15分ほど)されています
ちなみに、サン=テグジュペリに関する
映像や展示資料に関しては
すべて撮影禁止です
(なので、ここで内容の詳細を書くのも控えようと思います)
映像ホールを抜けると
順路としてはまず2階に誘導されます
2階部分はほぼ全て
サン=テグジュペリに関する展示で
・生涯と、その時系列に沿った活躍について
・著作に関する作家としてのエピソード
・飛行士としてのエピソード
・暮らしが伺える生活居室の再現
など、見応えがあるスペースになっています
展示スペースも無機質な部屋ではなく
フランスの街などをイメージさせるような
雰囲気のいい空間になっていました
星の王子さまコーナー
2階から降りてくると
『ここより撮影OK』の案内が出てきて
物語に関する展示に切り替わります
キャラクターやシーンなどにまつわる
造形物の展示が多くて説明文は少なめ
小さな子どもたちにも
楽しいエリアかもしれないですね
出口付近には
世界中で翻訳されている
『星の王子さま』の書籍が
ズラリと並べられています
あまりに圧倒されて(人も多かったし)
写真を撮るのを控えてしまいましたが
今思えば、撮影しておけば良かったかな
6.星の王子さまの街は続く
こうして、ちょっと遅いお昼を済ませて
ミュージアムショップ『五億の鈴』へ
実はイルミネーション期間というのもあり
せっかくだから見たかったのですが
点灯時刻が15:30ということで
バスやその他交通機関との兼ね合いで
15時すこし前にミュージアムを後にしました
7.古い抜けがらなんて、なんにも悲しくないでしょ
星の王子さまミュージアムの閉演を受けて
自分もそうですけど、多くのファンが驚き
さみしい気持ちになったことだと思います
まるで小説の最期みたいだな
なんて思いました
前日のライブでも話していたのですが
感情移入という見方で言うと
キャラクターの中では飛行士に感情移入して読むことが多くて
だから、王子さまが姿を消してしまった
小説のラストのような気持に少しなりました
実物が存在していなければ「ない」わけではない
『心でみなくちゃ、良く見えない』
そんなことも改めて教えてもらえたような
不思議な心持ちでミュージアムを後にしました
閉園はさみしいけど
ちゃんと来れて良かった
最後まで読んでいただきありがとう
ではではまたまた
梅本龍
最後まで読んでいただきありがとうございます!