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しあわせの歌 1 しんぱいと不安は大の仲良しだ そんな気がする あとまわしにされてしまっている深呼吸、いま君がとるべき心の休暇 われわれは明日どころか1分先も分からない そんなちっちゃなニンゲンなのに せっかちな不安と心配が君の縮こまった肺をもぞもぞブルブルさせている 2 しんぼうするって口で言うよりむずかしいみたいだね あせって走り出そうとする君 疲れで力が弱っていることに気づいているのに わたしのことは自分で責任を負うからなんてまだ鼻息を荒くし
安心したとほほえんだ心に でも…と 心配がちょっかいを出す するとたちまち疑いの虫が胸をはいのぼってくる 心がまた揺れる もっと不安にさえなる 嬉しかったとはしゃいだ心に でも…と 孤独が脇をつっついてくる するとたちまち淋しい風が背中を冷たくする 心がまた曇る デコレーションケーキをぐしゃぐしゃに潰したくさえなる こころはどうして手放しになれないの? あんしん色、よろこび色に染まりたいのに せめて一日でも ●読んでくださり、感謝します!