難聴児支援👂🏻の難しさって⁇

難聴児支援をしている放課後等デイサービス児発菅のカーズです☺️

聴覚障害って何?難聴って何?聾って何?と聞かれることがありますが、非常に説明が難しいです。

私も関わる前は勘違いをしていましたが、まず皆さんは聴覚障害のイメージは『耳が聞こえないだけ』って思いますよね。聞こえないなら筆談すれば良い、耳元で大きな声で伝えれば良い、補聴器付けてるなら普通に聞こえるんだよね?と思われているのが現状の社会の理解です。

役所だって『筆談できます』って書いてありますよね、でも皆んなが筆談できる人ばかりじゃないんです💦←日本に住んでるのに日本語が苦手というのは、とてもわかりにくいですよね。またの機会に説明したいと思います。

耳元で大きな声なんて、物凄く伝わりにくいです。口元を見せて口形(口の形)を見せるのが基本です。

補聴器や人工内耳してても、クリアに聞こえない。それは難聴の種類や聞こえの差は個人差がすごくあって、いつから聞こえないのか(出生時?幼児期?学齢期?大人?)聞こえやすい音、聞こえにくい音、判別できる声や言葉が違うんです。

ここまででも非常に人に伝わりにくい。

難聴児支援の一番の難しさは、本人も周りも聴覚障害についての理解が進みにくいことだと思います。

本人は、補聴器や人工内耳を付けていれば聴者並みに聞こえると思っていたり、自分が聞こえる音が100%だと思っていることもある。大人になったら聞こえるようになると思っていることもある。

保護者や学校、私達支援者も聾者のように聞こえない方が障害について多少理解できるかもしれない。でも聞こえにくいは、聞こえることもあるけど聞こえないこともある。その聞こえ方は本人しかわからないし、見えない障害なので非常に理解されにくいと思います😩

声を掛けるタイミングや方向、口頭以外の伝え方、コミュニケーションする上でも沢山言いたいことはあるのでそれは今度。

聴覚障害の理解が拡がる方法を模索しております。

あー難しい😫

カーズ

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