ハッシュタグは、世論か?

今国会での決議が見送りになった、いわゆる検察庁法改正の見送りであるが、これには、世論の後押しが今国会成立を見送らせたと言われている。

政府は国民の声に広く耳を傾けた結果とし、法改正に向けて、周知するとの発言に留めている。

今回のハッシュタグによる、大規模なツイッタートレンドの背景には、黒川氏の不可解な定年延長問題と合わせ、今のコロナウイルス禍において、このような法改正を今、やる必要があるのか?という疑問の嵐が吹き荒れ、芸能人も巻き込んで実に500万以上のツイートがなされた。

短期間のうちに拡散されたが、実は件のハッシュタグは、一度、トレンドから外れている。

その後、再び同様のハッシュタグが現れ、直ぐに50万程度、ツイートが拡散した。

ツイッタージャパンは、一度、トレンドから外れて経緯について公表してはいないが、一般的に考えられるのは、トレンドに上がったワードや解析データをAI診断した結果、ツイッター社がスパム認定したという見方もあるが、ツイッターのトレンドはその時点での投稿数を確認できるというだけで、必ずしも、トレンド数合計で表示されているわけではない。

とは言え、一つのアカウントでハッシュタグのみ複数回にわたって投稿しているアカウントも多く、そのハッシュタグが、そのまま国民の声を反映しているとは言えないだろう。

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