宅建独学合格までの道のり


はじめに

【前提知識】FP2級(2年前)
【実務経験】なし
【勉強時間】約700時間
【勉強期間】約7ヶ月間(3月~10月)
【点数】40点

この記事は令和4年度の宅建試験に独学で合格をした過程をお届けします。
今後独学で宅建を受験される方にも参考になる部分もあるかと思いますのでご覧頂ければ幸いです。

使用教材

使用した教材は別記事にまとめていますのでこちらをご覧ください。

時系列順勉強

時系列毎に何をしていたのか簡単に記載した記事はこちら


勉強初期(3月下旬~5月)

独学は最初から決めていたので、まずは教材や勉強法の模索から始まりました。YouTubeで宅建関連の動画を漁っていると、棚田行政書士のチャンネルが目に止まりました。

動画でオススメのテキストや勉強法も紹介されていたので、迷わずみんなが欲しかったシリーズのテキストと問題集を購入。本テキストを読みつつ、棚田行政書士の動画をひたすら見て、宅建の全体像を掴むことを重視していました。
問題集にも早速取り掛かりましたが、1周目なので最初から全ては理解出来ないと考え、とにかくまず1周することを重視し、分からなくてもバンバン飛ばしていきました。

重ねて権利関係対策で「民法がわかった」のテキストも購入。並行して読んでいました。

5月終了時点でみんほしの問題集は5周終了。分からなくても周回することを重要視していたので、正答率は低く、合格レベルには程遠かったと思います。

勉強中期(6月~7月)

6月に現状の勉強の進捗を確認したく、LECの実力診断模試を自宅受験。
34点とこの時期にしてはまずまずの点数を取れました。
ただ、この時期の模試ということもあり、難易度も易しめだと思ったので多少の危機感を覚えました。

6月中にはみんほしの問題集も周回を重ねていたので、次の問題集にしようと考え、「LEC出る順過去30年問題集」を購入。過去30年から厳選された過去問題集で、試験の形式通り50問単位で、難易度別に6試験分、計300問収録されており、試験形式に慣れようと購入したものです。
加えてTAC一問一答を購入し、細かいところの知識の確認の為に使用しました。

7月にはLEC0円模試を受験し、37点でした。
合格レベルに近い水準に至ることが出来ている実感はありましたが、どのような問題にも対応出来るような応用力が必要だと考えました。

この頃からみやざき塾の超特急講座を視聴開始しました。配信開始された科目から順番に、繰り返し視聴をしました。

勉強後期(8~9月)

この頃にはある程度過去問にも慣れてきた為、市販模試を購入して取り掛かり始めました。

各種模試の振り返りの記事はこちら

模試を解き、その点数が良くても悪くてもTwitterにアップするんだ、という気持ちがモチベーションを保つことに繋がっていました。
各種模試にはだいたい合格基準点や目標点が設定されているものですが、下回る点数だったことは一度もなかったです。
それでもこんな問題で間違えてしまった、など自分自身に対して情けなさを感じる事も多く、この辺りの感情も試験への大敵だと思いました。資格試験はメンタルも非常に大切ですね。

この頃は市販模試、吉野塾のフリー模試、ワンコイン模試を中心に問題を解きつつ、並行してみやざき塾の超特急講座を高速で周回することに専念していました。
特にみやざき塾は2倍、3倍、4倍速~と高速で視聴しており、なるべく宅建の全範囲を高速で確認することで、覚えた事を忘れないように心がけていました。

最後に受験した模試であるLECのファイナル模試は40点。かなり難しい模試だと感じたので、ここで40点取れた事は自信に繋がりました。

試験直前期(10月)

今まで解いた各種模試、過去問の苦手問題の復習をしつつ、みやざき塾超特急講座の視聴。そして前日はみやざき塾のファイナル講座に直接参戦。模試も全て自宅受験だった私にとって唯一会場で参加した講義となりました。
直前期は今までやっていたことの繰り返しに徹し、新たなものに手を出さないようにしていました。

本試験

いよいよ本試験当日。心地よい緊張感で本試験会場に向かいます。
教室は予備校の一教室で座席数は20席程度という所。
あまり大きい会場ではなかったのは気分的に落ち着けるので個人的には良かったです。

試験は業法→免除→法令→税→権利の順で解きました。
特に権利関係は物凄く難しく感じて時間を結構費やしてしまったので、この順番で回答したのは正解でした。

全体を通してかなり難しく感じました。本試験という緊張感もあってのことだったかもしれませんが、点数はあまり取れた手応えはありませんでした。

自己採点

そして試験当日の夜、各種予備校で発表された模範解答を参考に自己採点した結果は以下の通りです。

権利関係9/14
法令制限7/8
税2/3
宅建業法17/20
免除5/5
合計40/50

合格安全圏の40点ということで、この時点で合格を確信しました。


合格点数及び合格発表

合格点数は合格発表日の0時にTwitterで先行して発表されました。

合格点は36点。35~36点が予備校の予想としては多かったので、この辺りなんだろうな、とは思っていました。

翌日の9:30に不動産適正取引推進機構の公式サイト上で受験番号が発表され、自分の番号があったことを確認し、合格証も後日届きました。

Twitterのススメ

独学での勉強で、手探りから始まった宅建の勉強でしたが、勉強していた時に思ったのは楽しく勉強出来たということです。私は勉強したこと、身についた知識をTwitterで積極的に呟き、また、フォロワーさんの疑問質問に積極的に回答したりしていました。それにより自分自身の知識の整理に繋がっていきました。
このように、Twitterはモチベーションを高めるためには非常に有益だと感じます。資格に限らず、何か勉強しようと思われている方はぜひTwitterを初めて、同じ勉強をしている方を積極的にフォローしてみてください。きっとモチベーションに繋がると思います。

終わりに

ここまでご覧頂きありがとうございました。
本記事をご覧頂いた方の宅建試験の合格を心より願っております。