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白黒ハッキリさせるのはなぜ?日本人は黄色なのに



芸能人の薬物使用とか暴力沙汰とか、連日ニュースで賑わってますが、「そこちゃうやろ」って思う事がたくさん。

どこぞの偉い大学出た人のコメントはそんなに正しい事なのかと感じます。


人間の社会ってそんなに白黒はっきり決めないといけないのでしょうか?

社会性なんて時代によって変わるわけで、今は正しいとされてることも時代の流れで「あの頃は〜」とか言ってることがザラですよね。

コンプライアンスとかは僕はミュージシャンで、大きな組織で働く事がないためわかりません。しかしコンプライアンスがないと組織的にはマズイのも理解はできます。ではなぜ2000年代以降コンプライアンスが叫ばれるようになったのか。

一つ不祥事が起こると、それについて社会的に色々と突っ込まれるので、組織としては

「こう言う事はしないようにしましょう」

と言うのが必要になってきて、、、

「この場合はこうしましょう」

以下繰り返し。

要は今まで当たり前とされていた事や慣例的になっていたことを明文化する事で、アナログ的な発想を白黒ハッキリさせるデジタルに置き換えるわけです。


暴対法で暴力団を排除するのなんかも似たようなものかな。

社会から暴力団を排除するため組員は保険に入れない、不動産取引ができない、銀行口座を作らせないなど、社会的な契約書類には一切ハンコを押せなくなっています。

「反社会的勢力でない云々」の所にサインするあれです。

そして、社会的に暴力団とされるヤクザの世界も白黒ハッキリしてきているのは一緒ではないでしょうか??

昔のヤクザは「仁義」とか「人情」がある。

日本最大のヤクザ組織、山口組も元は神戸の港湾荷役業を取り仕切っていて、荒くれ者をまとめていた団体。暴対法のない時代、当時の田岡組長が運輸会社の社長になり港の荷役業を取り扱っていましたが、これはいまではコンプライアンス的に「あり得ない」事です。

まあ、ヤクザの世界の仁義も今はほとんど形骸化していて、「ビジネス」になっていますよね。ビジネスはやっぱり白黒ハッキリしていると思います。

JASRACだって「著作者の権利を守る」と言う大義名分で「ビジネス」をやるから白黒ハッキリさせようとするんですよ。あ、いや、ここはグレーゾーンの塊か。


最近テレビを見てると白黒ハッキリさせたがる「偉い人」が喋ってたり、ラジオ番組でイエローモンキーが特集されててやたら流れてくるのでこういう話題を書いてみました。

ワレワレニホンジンハキイロイノデ、シロクロハッキリシナクテモヨイノデハナイカ カッコワライ

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