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今より少しだけ楽しくなる方法

対話はギフトになり得るし、文章を書くこともギフトになり得る。

何のために書いているのか。仕事のため、記録のため、思考や感情を整理するため、想いを伝えるため、物語の表現のため。観点を少しずらす。誰かに喜んでもらうため。そういう理由もあってもいい。

手紙を書く。

ことばを贈る。

普段、感じていることを伝えてみる。

自分なりの表現で。

褒めなくてもいい。賞賛しなくていい。感謝しなくてもいい。

ただただ、ことばを贈る。

紙でなくてもいい。メールでもいい。コメントでもいい。リプでもいい。記事でもいい。ツイートでもいい。何でもいい。

無理に喜ばせようとしなくてもいいけれど、喜んでもらえるための文章だってあっていい。選択肢の一つにそれがあると、世界の見え方が変わる。ことばはギフトになる。

おもねる、こびへつらう、よいしょする。それらは、あまり意味がない。それを続けてきた人は、一度止めてみてほしい。自分がいかに楽をしていたかに気付くはず。人として対等に、敬意を込めて、ことばを選ぶ。そうすると工夫して、吟味するようになる。だんだん喜んでもらえるようになってくる。それは、“自分のことば”だから。“自分のことば”を持っている人は、力がある。

対話の姿勢で考えてみると、それは至って当然のことである気がする。書くための理由を一つ増やしてみよう。今より少しだけ人生が楽しくなる。




「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。